広島・島根の今期の渓流トラウト最終釣行(マリーナホップ店増田釣行記)
マリホ店増田です。
28日と29日で広島・島根の渓流トラウトのラスト釣行をしてきました。
7月までは調子よく釣れていたんですが、真夏になってからは厳しい釣りを強いられ、先週の釣行でも朝イチで尺アップのアマゴを釣ってからは辛い展開でした。     
それでも今シーズンラストの釣行!     
厳しいと分かっていても気合が入ります!     
それと同時に、来年までこの川に来れないと思うと切ない気持ちになるのがこの時期ですね。 
そんな思いが入り混じる中、28日は弟と県内の川へ行ってきました。     
朝イチは、前回僕が尺アップのアマゴを釣ったポイントへ。     
今年からトラウトを始めた弟にも何とか良い魚を出してほしかったんですが、その日は水位が低く、大潮などのプラスの要素もなくノーチェイス。     
さらにそこから上流のエリアをランガンしていきましたが、あるポイントを横切ったときに大きそうな魚影が逃げていっただけでルアーへの反応はありませんでした。     
大物狙いの後は癒しの渓へ。     
と言いつつ、どこかでデカイのが出てくれないかなと思ってるんですが。笑     
でもやっぱりそう上手くはいかず、夕方いっぱいまでがんばり、手のひらサイズのアマゴたちに数尾遊んでもらい県内ラスト釣行は終了となりました。     
ラストに弟にも良い魚を釣ってほしかったですが、トラウト初年度でいきなり釣れるほど甘くないですね。    
来年がんばろう!    
と、その前に来月からの鳥取遠征も行くかい?笑    
明けて29日、前日の疲れを引きづりながら単独で島根県の川へ行ってきました。     
今シーズン何度か来ているので、目星をつけていた川を回っていくプランです。     
最初に入ったのは、6月に来て反応が良かった川です。     
朝日が木の間から差し込んで良い雰囲気です。    
入ろうと決めていた所よりも下流の流れが良さそうに見えたので、少し下から釣り上がると、小さいながらポンポンと2尾釣れてくれました。    
これはここから上も期待できるかも、と思ったんですが、全くと言っていいほど反応なし。     
鵜が淵の下流の岩の上で羽を広げていたりして、こいつのせいもあるんだろうなと思いながら次の川へ移動です。     
ここが今回の本命と思っていた支流です。     
ボサや木が生い茂り、まず人が入らなそうな感じ。     
実際、最初に来たときは、「ここにこんな魚が…!」と何度か驚かされて、シーズン終盤には良い魚が釣れてくれそうだと楽しみにしていました。     
この日も所々に蜘蛛の巣があり、しばらく人は入っていなさそうな雰囲気でした。     
なんですが、しばらく行っても魚が出てくれません。     
ようやく出てきたと思ったら、期待していたサイズではありませんでした。     
そこから先も一切何もなく退渓。     
他がダメでもここなら、と思っていた所だっただけにショックを隠しきれませんでした。     
ですが、まだあと2個所残っている川に期待して移動です!     
ここは、友達のMくんが泣尺ヤマメを釣っている川。    
僕も良いサイズをバラしているので期待を込めて入渓します!     
入渓してすぐに雰囲気のあるポイント。     
さすがに入ってすぐのここにはいないだろう、と思いながらイトウクラフト/蝦夷50Sファースト タイプⅡを何となくキャスト。     
ヒラを打つミノーが瀬尻前くらいまで来たところで、矢のような動きの影がミノーを追った。     
ヤマメだ!     
今日イチのサイズ!     
しかも、ルアーにバイトしそうな勢いのある追い方をしている!     
追うのを止めて付き場に戻ったかとおもいきや、再びすごい勢いでチェイスしてくる!     
そんなことを2~3度繰り返し、気付けばミノーは足元まで来ていて、バイトさせられないままルアーは陸上へ…。     
いきなりすぎて完全に油断してました。     
それだけやる気満々のチェイスをしてきたヤマメも次のキャスト以降は反応してくれませんでした。     
でも、この先も何箇所か良いポイントがある。     
気を持ち直して釣り上がります!    
1つ2つと期待していたポイントを何もないまま通り過ぎ、僕が良いサイズのヤマメをバラしたポイントまで来ていました。    
あのときはこの深みだったよな、と蝦夷50Sファースト タイプⅡを深みまで入れてバンバン!と強めのヒラを打たせて誘いますが反応なし。    
ここもダメか、と釣り上がる前に念のため瀬頭にミノーをキャストして、同じように強めのヒラ打ちで誘うと瀬脇のかけ上がりまで来たところで「ドスン!」    
ローリングで抵抗したかと思うと、流れの中を縦横無尽に走り回り、とにかく引きが強い!    
早くネットに入れてしまいたいけど、ここは慎重に!    
弱って頭をこちらに向けたタイミングでザバッ!とネットイン!    
デカイ!これは尺いった!    
魚はネットの中でおとなしくしてくれている。    
なので、自分を落ち着けて冷静に見てみると、あれ、尺ないかも…?    
ネットのサイズは内径約30cmだけど、それに僅かに足らない。    
メジャーをあててみても、やっぱり29cm!    
でも、いいヤマメ!    
ほんのり側線付近にピンクが入って、透き通った尾びれも綺麗!
もう少し季節が深まればもっと良い色になるんだろうな、と思いながらリリースしました。
この先ももしかしたら良い魚が出るかもと思っていたら、何やら臭う。    
そして、この出来立てホヤホヤの足跡を発見。    
正体はわかりませんが、安全第一ということでここで退渓。    
次の川へ移動します。    
砂が多く、全体的に浅い川ですが、薄暗く、雰囲気は悪くないので、少しの期待を込めて釣り上がっていきます。   
しかし、ここもほとんど反応がありません。    
ルアーを追ってきてもほんとに小さいサイズかカワムツといった状況でした。    
そんな中で、この川のなかでは水深のあるポイントに到着。    
ルアーはここでも蝦夷50Sファースト タイプⅡ。    
ほぼアップでキャストして、強めのヒラ打ちで誘ったところで「ドン!」    
この魚も引きが強い!    
水中でも側線が赤くなっているのが分かる。    
ニジマス?    
正体がわからないままネットイン!    
ヤマメだ!    
側線付近がピンクを通り越して赤くなっている。
サイズは26cmくらいでしたが、これもいい魚でした!    
このヤマメをリリース後、とりあえず同じポイントにキャストしてみたところ、釣ったヤマメより少し大きそうな魚がゆっくりチェイスしてきましたが、やる気なしといった感じでした。    
もしかしたら2尾でペアリングしていたのかもしれません。    
そして、そこから上は何もなく退渓。    
十分満足ということで、ここで終了しました。    
1つの川に1~2尾という厳しい釣りではありましたが、シーズン最後の釣行で良い魚を出せてよかったです!   
そして、まだまだ行けてない支流も多くあり、来年が楽しみでもあります。    
でも、その前に9月からの鳥取遠征が待っています。    
おそらく、辛い釣りが待っているんだと思いますが、秋色の良い魚が釣れるようにがんばってきます!











 
       
      



