秋の気配の渓流トラウト(マリホ店増田釣行記)

 2019年8月29日

マリホ店増田です!

鳥取県を除く渓流が、禁漁まで今日を含めて3日となってしまいました!

しかし、今週は雨が多く、なかなか釣行のタイミングが難しいですね…。

ぼくは週の頭が休みだったのですが、やっぱり雨予報…。

一応行くつもりで早朝に目覚ましをセットして、翌朝、目覚めてみると予報通りかなりの雨量…。

諦めて2度寝し、4時間ほど寝たところで起床すると、雨が弱くなっていて、もしかしてと釣行予定地の予報を見てみると釣りができるくらいの雨量に変わっている!

天気が不安定で変わり易そうだけど、行って釣りにならなければ仕方ない!と、急いで準備を済ませて出発です!

時間をスキップして・・・、

川に到着すると、予報通り雨は弱く問題なさそう。

昼前になっていたので、当初の予定を変更してポイントを選び直して釣り開始です!

川の水温が少し前に比べると冷たく感じられて、秋を意識した魚がいそうな雰囲気。

慎重に釣り上がります。

が、さすがに禁漁前の最終週ということで、いくつか良さそうなポイントを過ぎましたがチェイスもなし。

この先が不安になりながらも、ここまでで一番水深のあるポイントに到着。

左奥からの流れが右に向かい、左岸に当たったところが深く掘られていてそこに潜んでいそう。

ルアーをこの時期から出番の増える『ソウルズ バラッドRⅡ』に替え、その1投目、上流からミノーを底付近に流し込み、「パン! パン! パン!」とアクションとアクションの間を少し長めに取って強く誘うと「ドスン!!」

強めに締めたドラグを「ジ…ジ…」と出され、デカいと確信しながら脳裏にバラしがよぎりましたが、何とかネットイン!

尺上は間違いなさそうなヤマメ!

ところが、喜びに浸る間もなく呼吸のたびにエラから流れる血に目が止まる。

フロントフックは口横のカンヌキに掛かっていたけど、少し深く入ってしまったのかもしれない。

空気を含んだ泡を必死に口元に送りましたが、脱走を試みていた元気も次第になくなり、瞳孔が開き、体色も薄くなって、ついに動かなくなってしまった。

最悪だ…。

見た目からするとメスのヤマメ、空梅雨で渇水、酷暑という厳しい環境の中でここまで成長する優秀な個体、しかも産卵前のこの時期。

せっかく釣れてくれた尺ヤマメですが、嬉しさより罪悪感が勝るスタートになってしまいました…。

写真を撮らせてもらい、川に流すことも考えましたが、持ち帰っていただくことにしました。
中國地方 トラウト ソウルズ バラッドRⅡ ザウルス フリック (5)
Lure:ソウルズ バラッド RⅡ50mm

入渓点からそれほど進んでいなかったので一旦退渓して魚を車に置きに行き、すこし気持ちを引きずったまま再スタート。

すると間もなく、少し水深のある瀬から8寸ほどの綺麗なヤマメがヒット。
中國地方 トラウト ソウルズ バラッドRⅡ ザウルス フリック (10)

こちらもルアーは『ソウルズ バラッドRⅡ』。

強い水押しが秋の魚に効きます。

そこから少し進むと雰囲気のあるポイントに到着。

瀬頭から右岸を走る流れに乗せながらヒラを打たせていると、ものすごいスピードで黒い魚影が飛び出し、バラッドにヒット&アウェイして着き場に戻る!

次のキャストで同じコースを通しましたが反応なし。

ルアーを『ザウルス フリック50』に替え、少し違うコースを通すと水面付近のミノーに水飛沫をあげながらバイト!

まだやる気満々!

再び最初に通したコースをよりタイトにネチネチ誘うと、瀬尻の岩から出てきてヒット!

思ったよりサイズは大きくなく8尺くらいでしたが、秋を意識した良い色が出ていました!
中國地方 トラウト ソウルズ バラッドRⅡ ザウルス フリック (7)
中國地方 トラウト ソウルズ バラッドRⅡ ザウルス フリック (2)
Lure:ザウルス フリック 50

切りが良いところまで釣り上がり、車内で昼食を取りながら別の支流へ移動します。

この川でも1尾くらい良い魚が出てくれるかなと微かに期待を持っていましたが、この川では1尾も釣れず。

この時期、川とタイミングを外すと厳しいですね。
中國地方 トラウト ソウルズ バラッドRⅡ ザウルス フリック (9)

この釣行で一応一区切り。

9月からは鳥取への遠征が始まります!

今からどんな魚に出会えるか楽しみです!