SLJハイシーズン!良型イサキ釣れてます!!(マリホ店増田釣行記)

 2020年6月21日

マリホ店スタッフ増田です!

今が旬のイサキ! そしてほかにも美味しい根魚が釣れると聞き、シーズン真っ只中で各地で盛り上がっている
「スーパーライトジギング(以下SLJ)」に行ってきました!     
   


釣行記の前に「SLJ」について少し説明させていただきます!
(知ってるよ!という方は下の釣行記まで飛ばしてお読みください<(_ _)>)

「SLJ」とは、その名のとおりスーパーライトなタックルを使った船でのジギングのことです。
使うタックルはライトですが、大型の青物や根魚などもヒットするスリリングな釣りです!      

●ロッド
青物など不意の大物に対応するためブランクにカーボンソリッドを使った、ライトながら粘り強いものがオススメです。
キャストして広く探ることが多いためスピニングが主流となっています。
何本か例を挙げると、
・スミス オフショアースティック HSJ HSJ-S64/3L
  513UnXx7wvL._AC_

・テンリュウ ホライゾン LJ HLJ641S-FUL
horizon_lj2_main

・タカミテクノス MOZ621 ライトゼロ スピニングカスタム(画像はベイトモデルです。)
DSC_0583_thumb

・solfiesta CBソリオ SP622L パゴスSLJカスタム(岩国沖用カスタムと違い、ガイド位置はそのままで、グリップ位置を下げるカスタムです。カスタム価格¥7,000-(+税)で受付していますので、ソリオをSLJで使ってみたいという方はご相談ください!)
20191129_185431_thumb

などをパゴススタッフやお客様は使用されています。   
ソリオは各店に、タカミテクノスは本店と矢野店に在庫がありますので、ぜひ店頭でお確かめください!     

●リール
SWクラスの大型スピニングリールではなく、汎用スピニングリール3000~4000番が使われます。   
キャストして斜めに広く探ることが多いためスピニングが主流となっています。
ギア比は、SLJの場合ジグも軽く水深も浅いので、極端なローギアでなければノーマルでもハイギアでも大きな影響はなさそうですが、根魚も視野に入れるとハイギヤがいいかもしれません。

●ライン
メインのPEラインに0.8号前後を150~200m、リーダーは4号前後を1ヒロ(150cm~200cm)取ります。
キャストを多用するので、リーダーは長すぎないほうがPEラインがガイドに絡まるトラブルが少ないです。
パゴスのオススメはこちら!
PEライン:YGKよつあみ ボーンラッシュ PE WX8
103459454_3306144026136873_8741591913567605202_o

リーダー:YGKよつあみ Gソウル ハイグレード ショアリーダー FC ハード
104496511_3306428559441753_7342379443890044377_o
 

●ルアー
メタルジグ30~60gを、水深、潮の速さ、魚のいる層などによって使い分けます。
ボトムが見えるくらいの浅場でも釣れ、表層付近でバイトしてくることもあるので20gくらいの軽いジグもボックスに入れておくと良い思いができるかもしれません♪
104777309_3306142932803649_4578799539275443034_o 

イワシなどの小魚を捕食しているときのイサキや真鯛、根魚はブレードにも良く反応するので、メタルマルなどのスピンテールジグや、メタルジグのブレードチューンもオススメです!
104463113_3306143492803593_7949566036039526392_o  
 

●アシストフック
ツインタイプのものをジグの前後に付けるセッティングがフッキングも良く、口の柔らかいイサキでもバラしが少ないのでオススメです。
近年ではSLJ専用のものも発売されていますので、こちらをジグのサイズに合わせてお選びください。
104930239_3306155702802372_1189856296978555544_o

イサキメインなら細軸のものを、根魚なども狙う場合は少し太軸のものを選ぶと安心です。
前後のフックが絡まない長さがベストです。
食いが浅いときは、フラッシャーやティンセル付きのフックで吸い込みをよくするのも効果があります。
キャストして斜めに引いてくるSLJはラインがヨレやすいので、リーダーとの結束部には糸ヨレ防止のためスイベル(サイズは#6~#5)の使用がオススメです。
ジグとアシストフックの交換はスプリットリングで行い、サイズは#3~#4が使われます。
健洋丸 SLJ スーパーライトジギング イサキ (1)  
 
パゴスオススメのSLJ用ラインと小物をまとめてみました!(サイズ、号数は欠品しているものがありましたので上記の各項目をご確認ください<(_ _)>スミマセン)
健洋丸 SLJ スーパーライトジギング イサキ (12)

自作される方にオススメのフックは、
・がまかつ ワーム 329 ハンガーHD
・シャウト SLJタリズマン

IMG_1747_thumb
「がまかつ ワーム 329 ハンガーHD」はブラックバス用ですが、線径、強度ともにSLJにもバッチリです!

アシストラインにオススメなのは、
・YGKよつあみ スクラム16 8号
991fa456cc68d7a06bfdb81bd08c802a24

店頭には他にもいろいろございますので、釣り場やお好みに合わせてお選びください!

●釣り方
イサキは群れで泳いでいることが多く、その群れの中を効率良く通すために、キャストして斜めに広く探ることが多くなるのでスピニングタックルの使用が主流となっています。
いろんなパターンの誘い方がありますが、青物などに追われて傷ついて落ちてきたイワシなどを捕食していることも多いため、ジャークの合間にフォールを入れて落ちてくる小魚を演出することが非常に効果的です!
イサキ自らベイトフィッシュを追っている状況では、スローなワンピッチジャークでもヒットします。 
 


さて、お待たせしました!
ここから釣行記となります!
  
今回お世話になったのは、パゴススタッフがSLJで何度か利用させていただいている山口県長門市川尻から出船の遊漁船「健洋丸」さん
(健洋丸さんのホームページはこちら⇒http://www.gotjp.com/ken_you_maru/

広島から約3時間の道のり、4時半集合で、お客様のEさんと池内店長も一緒に、社長の運転で出船場所へと向かいます。

釣行前日に出勤だった池内さんは、釣りに備えてすぐに夢の中へ。  
健洋丸 SLJ スーパーライトジギング イサキ (27)

そう言うぼくもいつの間にか寝てしまい、気付けば車は順調に進み出船場所に到着していました!

同船のお客様のNさんとUさん、そして風神小田さんは先に到着しすでに準備OKということで、ぼくたちも船にタックルを積み込みいざ出船です!

前々日まで強く降っていた雨と、午前中に強く吹く風の予報が気になるところ…、と思っていると、港から10分するかしないかのポイントで船が止まり、さっそく釣り開始です!

船長から、「浅いポイントなので着水して5秒くらいでシャクリ始めて!」と指示が出ます!

するとすぐにEさんからヒットの声が!

開始早々に良型イサキゲットです!
104358214_678282189684633_5675597209364935766_o

続けて社長にもヒット!
ルアーはSLJの定番「クレイジーオーシャン オーシャンフラッシュ」、カラーはイサキに良く効くピンク系でした!
健洋丸 SLJ スーパーライトジギング イサキ (23)

開始から船中は忙しく、船の後方ではUさん、Nさん、小田さんの3人同時キャッチも!!
イサキは3匹ともお腹パンパンです!!(美味しそう!!)
健洋丸 SLJ
 スーパーライトジギング イサキ (36)

池内さんもこれに続きます!
健洋丸 SLJ スーパーライトジギング イサキ (37)

そんな中釣れずに焦るぼくは、なんとトップガイドにラインを通さず釣りしてました!笑
健洋丸 SLJ スーパーライトジギング イサキ (7)

慌てて直して、ヒットしている人たちのアクションを見よう見まねしてみると、
ようやくぼくにもヒット!
シャクってからのフォール中に気持ちいいアタリがきました!
ファイトも予想以上に強く、時折ドラグが出るくらい良く引いて楽しませてくれます!!
ジグは、「マルシン ペンタトニック 40g」でした!
健洋丸 SLJ スーパーライトジギング イサキ (19)

アタリが遠くなると小まめにポイントを移動してイサキの群れを探します!
健洋丸 SLJ スーパーライトジギング イサキ (35)

行く先々でイサキからの反応があり、いいテンポで釣れ続きます!
「オーシャンフラッシュ」ほんとに強いです!!
健洋丸 SLJ スーパーライトジギング イサキ (14)

SLJ初体験のNさんも良いペースで釣り上げます!!
色が綺麗で良いサイズです!
健洋丸 SLJ スーパーライトジギング イサキ (20)

社長もポイントに合わせてジグをローテーションして「ウロコ チビウロコ」で40cmオーバーのグッドサイズをキャッチ!!
健洋丸 SLJ スーパーライトジギング イサキ (16)

ぼくも要領を掴んで良型をゲットです!
前後のフックががっちり掛かってこれならバレません!
健洋丸 SLJ スーパーライトジギング イサキ (9)

池内さんは泣き尺メバルをキャッチ!
このあとメバルのパターンを掴んで連発してました!
健洋丸 SLJ スーパーライトジギング イサキ (28)

好調のイサキに加え、ボトムで根魚を狙っていたEさんは良型のアコウをゲットしていました!
いろんな魚がヒットするのもSLJの魅力です!
103980124_678282123017973_3212349136464884340_o

そんな中、底が見えるくらいのシャローポイントに到着!

社長がパターンを見つけて連発します!
健洋丸 SLJ スーパーライトジギング イサキ (26)

シャローでのヒットパターンは、30g以下の軽いジグを使っての表層攻略でした!
健洋丸 SLJ スーパーライトジギング イサキ (11)

潮上にキャストして、着水後すぐのタダ巻きやリフト&フォールでガツン!とヒットする感じは渓流トラウトやアジングみたいな感覚もありか
なり面白いです!!

健洋丸 SLJ スーパーライトジギング イサキ (3)

この日絶好調のEさんはジグの前後のフックにダブルヒット!!
青物とかでたまにありますが、イサキでもあることに驚きです!!
健洋丸 SLJ スーパーライトジギング イサキ (6)

そしてUさんが船中最大サイズをキャッチ!!
46.5cmのビッグイサキでした!!
104495220_3306591642758778_1532576907852793481_o

ぼくのこの日のヒットルアーは、「マルシン ペンタトニック」でした!
スロー系のジグですが、フォールが遅くじっくり誘えるので、潮が動かない時間やシャローポイントでは最強でした!!
値段も¥360-(+税)からとかなりコスパが良いのでぜひ使ってみてください!!
健洋丸 SLJ スーパーライトジギング イサキ (32)

そしてぼくが使用したロッドは、「エバーグリーン コンバットスティック インスパイア スーパーエアリアル 【パゴスSLJカスタム】」でした!
往年のバスフィッシング用の名竿ですが、ガイドを換え、グリップを伸ばして、社長の手によりSLJ用としてよみがえりました!!
これがまたキャストがしやすくて感度も良く使いやすかったです!
もし使っていないロッドがありましたら、こういったカスタムもお受けできますのでぜひご相談ください!!
健洋丸 SLJ スーパーライトジギング イサキ (4)
健洋丸 SLJ スーパーライトジギング イサキ (34)

良く釣れたので予定時間より早上がり!

雨の影響か根魚は少し不調ぎみでした。
ぼくも釣りたかったです…。
健洋丸 SLJ スーパーライトジギング イサキ (33)

港に帰ってからは船長さんが使用したタックルを洗ってくれます!
帰ってからメンテナンスしなくていいのは嬉しいですね!
健洋丸 SLJ スーパーライトジギング イサキ (31)

最後は釣ったイサキをズラっと並べて記念撮影♪
トータルで90匹超えの大漁でした!!
竿頭は、19匹釣ったEさんと社長の2人でした!!
たくさん釣れたのでみんな満面の笑みです♪
104831444_678282263017959_5476401197151313625_o

そして帰ってからのお楽しみ、イサキの炙り、刺身、塩焼き、白子はさっと茹でてネギとぽん酢、卵は煮付けにしましたが、旬なので脂も乗っていてどれも最高でした…!!

これからお盆くらいまで釣れるイサキ狙いのSLJ!!
とても面白い釣りで、食べても最高でハマること間違いなしなのでぜひチャレンジしてみてください!!