山陰ショアロックフィッシュ紀行・其ノ14「底でズルズル引っ張るテナガエビ」(バンダナ釣行記)
バンダナです。
お盆は11日~14日まで「しっかりと」お休みを頂戴しておりました。
・・・とはいえ、お盆なので釣りは12日に行っただけで後は実家でのんびりしておりまする。
12日午前1時に広島を出発。
今回「も」島根半島でのゲームでござる。
最初は実家(三次)からスタートするつもりでしたが「広島市内から直接島根半島にアクセスしてみよーか?」と急に思い立ったワケでして。
大朝ICまで高速を使い、そこから川本→石見銀山を経由して大田市内へ・・・
国道9号線で「道の駅・キララ多伎」まで行き、そこから海沿いを走って出雲入り。
深夜という事もあり非常にスムーズな移動が出来、所要時間は途中でコンビニ寄ったり休憩したりで約3時間。
個人的には非常に楽だと感じたので今後は広島市内からの直接釣行の機会が増えそう・・・♪
今回も渡船利用による地磯ゲームで、午前4時半出船。
一番船にはワタシを含め10名の釣り人がおられましたがワタシ以外は石鯛や上物等を狙うエサ師の方ばかり。
そして15分後には目的の地磯に立っておりました。
今回は先週とは違う磯を選択しており今回も「場所見&地形把握」を主な目的としておりまする。
因みに現在の山陰エリアではサイズはともかくとして比較的簡単にアコウが獲れる状況になっております。
ワタシのようにムリヤリ地磯に行かなくとも港湾部でも狙う事が出来ますので興味のある方はトライしてみて下さい♪
・・・小さいサイズは極力逃がしてやって下さいね♪
今回の立役者はブログタイトル通りの「底をズルズル引っ張るテナガエビ」
・・・長いのでココでは「底ズルテナガー」と略させて頂きます♪
「常吉さん」と「魚矢さん」のコラボによるワームでその名の通りテナガエビがモチーフ。
使い方も「その名の通り」です♪
「フィッシュアロー・フラッシュJシリーズ」をはじめとしたシャッド系ワームによるスイミングを主体としているワタシの根魚ゲーム。
・・・ですが、クロー系のワームを使用したボトム攻撃もしっかり行なっております。
先日、魚矢の営業であるW氏からこのワームのサンプルを見せてもらった時に「何か感じるモノ」が・・・
そしてパゴスに入荷したと同時に山陰根魚ゲームへ投入。
リグは鉄板の「ダミキジャパン・スリンヘッド」+「カルティバ・岩礁メガトンロック」のコンビ。
※底ズルテナガーにはメガトンロックの「#1/0」が良い感じです♪
「ブレードチューン」は例えクロー系ワームによるボトムネチネチでも絶対に外す事は出来ませぬ。
一見すると意味ナシな感じですが、リフト&フォールの際や、ピックアップの際に「キラっ」とする事でリアクションバイトを誘発する事が可能。
特にフォール中のアピール力に注目です!!
今回、2袋(14本)の「底ズルテナガー」を持って行きましたが、午後12時の終了時刻までに品切れに・・・
フィッシュ系ソフトワームを全くと言っていいほど使わなかった根魚ゲームはホント久しぶりですわ。
釣り方はスリンヘッドの卓越した根掛かり回避能力をフル活用したボトム一瞬ズル引き&リフト&フォール。
根掛かり回避能力に長けていても終始ボトムズルズルすると根掛かる確率が高くなる一方なので極短い距離をズル引くのがキモ。
その後、ポーズを取って軽くリフト&フォール。
その繰り返しがバンダナ流。
底ズルと言っても極力点でボトムコンタクトさせるような意識で動かしております。
ただし、根掛かりが少ない地形であればかなりの距離をズルズルしますけど。
今回は捕獲したカサゴ氏のアベレージサイズが良く結構ホクホク♪
「底ズルテナガー」をガッツリいっております!
そして更にサイズアップ!!
今回、「ウォーターメロンブラックレッドグリッター」と「ヌマエビ」の2色を持参しておりましたが心なしか「ウォーターメロン」が強かったような・・・
そして、ワタシが山陰釣行において本命と位置付ける・・・
「アコウさん」も底ズルテナガーの餌食に・・・♪
先週よりもサイズは格段に良くなっておりますがまだまだのサイズとも言えます。
・・・でも嬉しい・・・♪
このアコウさんは足元から急激に落ち込むブレイクの途中でバイト。
因みにスリンヘッドのウエイトは14g。
飛距離を優先する為に21gの使用率が異常に高いワタシですが、今回「底ズルテナガー」を使用するにあたり14gを補充。
飛距離を犠牲にしてまでウエイトを落としたその意図はこれからの釣行で少しずつご報告するとして(確認出来てない部分がまだあるので・・・)、読み的にはバチっとハマったカンジ。
前回よりも格段に良い内容となっておりますが陽が高くなると共にバイトは減少の一途を辿ります。
また、小型化とフグベラ進軍に拍車がかかりワームが次々と殉職。
そこでウエイトを上げ、より沖合の、よりディープなエリアをチェックする事に。
「困ったちゃん」からのシグナルが激減するのですが欲しいシグナルも激減・・・
それでもじっくりボトムを意識しながら底ズルテナガーをアクションさせます。
そして何度もトレースしたラインを再びトレース。
頻繁にスポット・エリア移動を繰り返しながらのランガンをイメージしてしまう根魚ゲームですが、何度も同じコースをトレースした後に「ドンっ!!」な事も意外と多いです。
特にアコウに関しては。
実際に昨年のアコウ連発の際はほとんど同じスポットから引きずり出したものでしたし。
お客さんに「アコウはブラックバスに似てる」と言う事が時々ありますがこの状況なんかはバスに似てるなとつくづく思いまする。
ボトム着底、僅かなポーズの間で「ゴンっ」
フッキングと同時の重量感とツッコミで「本日2本目」を確信したのですが・・・
捕獲したのは今シーズン最大のカサゴ氏。
さっき釣ったアコウさんよりもデカい・・・
「底ズルテナガー」をがっぷり喰ってます♪
楽勝で尺を超えるカサゴ氏をショアから狙うのはアコウさんを獲るより難しい気がします・・・
今回も午後12時でゲームエンド。
本命の捕獲&今シーズン最大クラスのカサゴ氏捕獲&魅力的なエリアを心行くまで調査、で今回も楽しませて頂きました♪
尚、このエリア一帯はアオリイカが非常に多いです。
まだ小さいので捕獲する気にもなれませんがベイトも非常に多いのでこの調子でいけば9月までに余裕でコロッケサイズになりそう。
なので、お土産用のエギングタックルをもう少ししたら登場させる予定っす。
根魚に関しても魅惑&自身未到のエリアはまだまだ広がっており次回も「ココに戻ります♪」
帰りは県道39号線→国道54号線を通って実家入り。
途中の渓流域で眠気を取りつつ・・・ですが。
堰堤のたまりには鮎が群れておりました。
今回のエモノの一部は実家のお土産としてキープ。
親父がカサゴとアコウの刺身を作って食べておりましたが「カサゴのほうが断然美味しい」だって。
ワタシは唐揚げで骨までバリバリ頂いておりまする♪
そして休日最終日に長らくご無沙汰していた師と食事。
その師からスイカのお土産。
ありがとうございました♪
スタッフの皆で分ける予定でしたが・・・「全部一人で食べちゃいました♪」
そんなこんなで連休を堪能させて頂いております。
さて、次は・・・つか次も島根半島ですが別の地磯で調査してきます♪