山陰ショアロックフィッシュ紀行・其ノ18「ファントムカップ終了後」(バンダナ釣行記)
バンダナです。
9月8日に開催されたアコウの祭典「ファントムカップ2012」
ワタシは本命捕獲となりませんでしたが、根魚ゲームで自身初となるエモノを捕獲する事が出来、嬉しさと検量対象外の悔しさを同時に味わっておりまする♪
また、一緒に考動したRock氏は厳しい状況の中で見事に1本捕獲に成功され6位に入賞されました♪
いつもは大会を運営する側ですが参加者として参加する事で普段とは違う緊張感や楽しさを体感、パゴスの大会とは異なる運営・進行を見させて頂いたりと非常に有意義な時間を過ごさせて頂きました♪
ポッキンさんをはじめとした大会運営スタッフの方には深く感謝したいと思います。
「本当にお疲れ様でした!!」
大会中の出来事は後ほど別ブログにてご報告いたしますので宜しければご覧下さいませ♪
ファントムカップが終了したのは8日午後11:00過ぎ。
Rock氏と会場入りしており、二人とも9日も時間が空いておりまする。
そんな二人はファントムカップの会場(福山・横島)から中国地方を縦断して山陰へ・・・
福山から松永を経由してR184を通り三次へ、三次からはR54に乗り換えて途中(吉田町)から山陰道を使って宍道ICで降り、宍道湖の横を抜けて島根半島入りしておりまする。
大会参加で結構疲れておりましたが更に「へらちょんぺ」になっております(笑)
明るくなるまで仮眠を取ってからスタート・・・したものの風が強く、それに伴い海もザワついてる・・・
島根半島のあちこちに設置されてる風力発電の風車もグリングリン回っております。
ここまで来たらヒッコミが付かないので取り敢えずキャストを開始。
日中はまだ暑い日があるものの世の中は既に秋。
海も当然秋の様相を呈しております。
新子アオリやカマス等、秋のターゲットが各地で釣れており本命が確保出来なかったとしてもお土産には事困らない嬉しいシーズンになったと言えます♪
根魚達の動きも夏とは明らかに変化し始めており、水深の浅いエリアで比較的イージーにアコウが狙えるシーズンになりつつあります。
実際にアコウ捕獲の情報も多数出ておりこれから「山陰アコウ秋の陣」が本格化するのはほぼ間違いありませぬ。
それを証明するかのようにあっさりと本命がヒット♪
ミニアコウさん
スイミングアクションでかなり上のレンジにあったワームをガッと喰らいついてきました。
小さいサイズですが、釣れた場所やヒットパターンは昨シーズンの秋に体感した状況そのもの。
1匹だけで全てを断言するのは時期尚早ではありますが・・・
ワームは「Molix・RAシャッド3”(#07.ホワイトシャッド)」
ワタシ自身のフェイバリットは「フィッシュアロー・フラッシュJシリーズ」ですが、現在ホワイト系の在庫が一切無い状態。
山陰エリアではホワイト系の実績が高く常時BOXに入っておりましたが度重なるフグベラ攻撃により在庫が超希少状態に・・・
そしてRAシャッドのホワイトシャッドはワタシが欲っするホワイト系カラーそのもの。
比較的安定して供給されておりますので残り本数を気にする事無くガンガン使用しており、現在はフラッシュJシリーズに勝るとも劣らない使用率となっております。
因みに「カルティバ・岩礁メガトンロック」と組み合わせる際のフックサイズは「#1」が最適です♪
この日は雨が降ったり止んだりと天候が安定せず、遥か沖合では雷光も・・・
雷が近づくようであれば即ゲームは中止ですが、運が良いのか悪いのか雷が迫ってくる事は無くゲームを続行。
「へらちょんぺ」二人組はランガンを繰り返しながらチェックを続けるもののその後ヒットするのはカサゴ氏のみ。
そして立ち寄ったとある港でRock氏はエギングを、ワタシは引き続きロックフィッシュゲームを展開。
目の前に離れ岩が点在しており水深はややシャロー。
初めてチェックするスポットでしたが・・・いきなりの強いバイト!!
反射的にフッキング動作を起こしたものの次の瞬間に一気に突っ込まれてスタック。
ラインを緩めたらスタックからは外れましたが魚はその前に外れておりました・・・
「それが2回」
飛びっきり大きいサイズではないと思うんですが「姿見ず」ですので悔しい・・・
その後まとまった雨になりRock氏は車に撤退、ワタシはテトラの陰に隠れながらゲームを続行。
残念ながらその後はミニカサゴ君がポツリと釣れただけで沈黙。
雨は通り雨だったようでいつの間にか止んでおりました。
スポットに見切りを付け、波止の先端部でチェック開始。
その1投目で・・・
本日2匹目のミニアコウさんです♪
ヒットワームは「イマカツ・フラッシュニードルシャッド」
ハドルスイマー同様、イマカツワームはワタシの根魚ゲームでは欠かせなくなってきております。
・・・もっと安定供給できればパゴスでも取り扱ってもらうんだけど・・・
このミニアコウさんを最後にロックフィッシュゲームは終了。
最後にお土産用としてアオリでも狙ってみようというハナシになりまして。
「しかし釣れねー」
既に本気モードからは程遠い精神状態にある二人をあざ笑うかのように見えアオリに翻弄されております・・・(汗)
結局まともに釣る事が出来ぬまま場所移動。
そこではメタルジグをキャストしてるアングラーさんがカマスを捕獲しておられました。
「ならば」とエギからメタルマルにルアーをチェンジ。
キャストしたら一撃でヒット♪
ワタシもRock氏も1個ずつメタルマルを持っておりましたのでそれをキャストしてカマスを捕獲してゆきます。
もう一声欲しいサイズのカマス君ですが、反応はすこぶる良く、Wヒットする事も・・・
メタルジグでカマスを狙った事のある方ならお分かりの通り、カマスの刃によるラインブレイク、ルアーロストが多々発生します。
それはメタルジグがイレギュラーアクションを起こすが為にメタルジグを狙ってバイトしてきたカマスが偶然ラインにバイトしてしまう為。
ロストのダメージを軽減させる為、多くの方がロストしても痛くないリーズナブルなメタルジグをチョイスしておられると思います。
今現在も入手が困難とされるメタルマルをカマス狙いでキャストするとは・・・と思う方も多いかと。
しかし、この時はルアーロスト皆無どころかリーダーにキズさえ入っておりませんでした。
何故かと思ってたんですが、どうやら本体はイレギュラーアクションを発生させる事無くスイミング&フォールをする為。
カマスが勢い余ってラインにバイトしてしまう事が無いのでは・・・と推測しております。
また、テールのブレードがキラめく事によりブレードバイトが激増、当然リーダーからは離れておりますので刃によるリーダーダメージが極限まで軽減できるのではないのかと。
今回は短時間でしたがワンキャスト数バイトがザラでボディは当然キズだらけになりますが、リーダーにダメージが無く、本当に驚きました。
尚、メタルマルにつきましてはパゴス各店でも次回入荷は未定となっております。
誤解の無いように言っておきますが、ワタシは初回入荷分だけ無理を言って購入させて頂き、30分もしない内にシーバスに奪われております・・・
その後も何度かパゴスに入荷しておりますが入荷量が極少量につき購入は当然NG。
偶然、他のショップさんに遊びに行った時に売ってたのでそれをゲットした・・・といういきさつで現在所持しておりまする。
メーカーさんもせっせと生産されておられるようですが供給よりも需要のほうがはるかに上回っており現在の状況が続いております。
ご迷惑をお掛けしますがどうぞ宜しくお願い致します。
気合を入れれば入れる程、カマスの漁獲高は高まってゆくワケですが帰ってからの処理の事を考えると20匹もいれば十分過ぎ。
「へらちょんぺ」というコトもあり、カマスゲー開始から1時間もしない内に自主的に打ち止め。
時間は正午をちょっと過ぎた頃、現在居るのは出雲・・・とくれば・・・
お昼は出雲そばです♪
今回は「八雲さん」で割子そばを堪能♪
Rock氏はつゆがツボったらしく帰りにつゆを購入しておられました。
今回はファントムカップから島根半島攻略まで全行程をRock氏の車でRock氏の運転で行なっております。
本当にお疲れ様でした。
・・・また、帰りの道中で何度も「落ちて」しまってスミマセン・・・
次回からは再びワタシが「拉致・監禁・連れ回し」しますのでヨロシクです♪
広島に戻ってからは睡魔と闘いながらBHK(バンダナ干物工房)を展開。
美味い干物作りはいかに鮮度を保ったまま処理するかがキモ。
釣ったら氷でキンキンに冷やして持ち帰り、その日の内に干物処理する事を強く推奨いたします!!
(釣場で干物化させても良いですね♪)
独特のニオイとすぐに剥がれるウロコで嫌われるカマス君も干物になれば評価が180度変わります♪
しばらくは毎朝「ご飯と干物とみそ汁と納豆」という日本の朝食らしい朝食が堪能できますわ♪
これからの山陰根魚ゲームは日中のオニのような灼熱地獄からは程遠い状況になり1日中釣りが楽しめるシーズンになります。
昨シーズンは11月でもショアからアコウを爆釣させており今シーズンも同様に冬の訪れまで狙えるのではないかと思われます。
※昨シーズン11月の爆釣劇の模様はコチラ⇒ http://pagos.jp/?p=46944
・・・ダメだったらアオリとかカマスとか狙っても良いですし♪
皆さんも是非挑戦してみて下さい!!
次回山陰釣行はご無沙汰になりつつある島根半島での渡船利用による根魚ゲームを予定。
ただ、浜田エリアの地磯も気になる・・・
両エリア共にそろそろヤバい事が起こりそうなんだけど・・・
さて、次はどの磯に上がろうか???