「ライトケンサキ」と「マーライオン」(バンダナ釣行記)
バンダナです。
まず始めに・・・
ワタシが綴るブログは「趣味」であり「日記的要素」であり「自慢話(あんまりないけど・・・)」であります。     
そして「仕事」でもありその部分が一番大きな位置を占めております。     
「年甲斐もなく」多少ふざけた文面で綴っておりますが「本人も自覚して綴っております」のでその辺は一笑に付して頂ければ幸いです。
ワタシのブログは文面からも「楽しさ」が伝わるように・・・「興味」を持ってもらえるように・・・と自分の知識や表現力の及ぶ範囲でしっかり綴らせて頂いております。     
その反面、「文章が長い」などの声も聞こえてくる事がありますが「ワタシの綴るブログ」である以上どうしようもありませんし直すつもりもありません。     
対処としては「画像」で伝えられる部分は伝えるという手法を取り入れてはおりますが・・・
その写真ですが個人的には「写っていれば良い」的な考えです(それでも一応は撮った写真を確認して撮り直す事も多々あります)     
それは「適当に撮る」という意味ではなく撮影した人間が「これでよい」と思えば例え凝っていようともそうでなくとも良いではないかという考え。     
単一な撮り方もボケた写真も凝り固まったような写真も「その人らしさ」であると「良い意味で」捉えております。
でも、「写真を撮ってない」というのは自分の中で最悪。       
    
文章の長いワタシが言うのもなんですが100文字の緻密な文章よりも1枚のボケた写真の方が伝わるものが大きいかなと・・・     
だから写真を撮ってないというのはホンっっっト最悪。      
ましてや良い結果だったのに撮ってないなんて・・・       
さらにブログ作成を仕事の一環としている人間であれば尚更・・・       
    
・・・。
さーて、こっからが本題。     
迷走気味な前置きは全て今回の釣行につながっておりまする。     
・・・・。
えっと・・・つまり・・その「最悪」をやらかしているワケでして・・・
  
今回釣行したのは8月27日(土)でございまする。
メンバーは「シャチョー」「K川氏」「Y頭氏」「Y本氏」「S和田氏」と「ワタシ」の6名。
んで、今回利用させてもらった遊漁船は浜田・外ノ浦より出航する「ブルーランナーさん」        
     
山陰で船を利用したルアーゲームの際にはいつもお世話になっている船でございます。     
船長の小林氏はスッテを使用したケンサキ釣りは熟練のレベルに達しておられますがライトケンサキは初めて。     
船の予約をした時に初めてライトケンサキの話をさせてもらったのですが非常に興味深々といったカンジでして・・・♪     
27日のPM5:00より出航・・・との事で出船場所となる「浜田・外ノ浦港」に各自それぞれ集合する段取りです。     
その前に海を見てきたんだけど風が非常に強くて沖合いは白波が立ってる・・・     
一抹の不安を感じながら港に到着すると既にY本氏やS和田氏の姿が。     
そしてもう一つの遊漁船「妙丸さん」の周りには加来氏(レオン氏)、T原氏(Dr.T氏)の姿もあり。     
別船ではありますが狙いは同じケンサキ、それもライケンでのゲームがメインでございます♪     
しばらくしてシャチョー・K川氏が到着、妙丸チームもブリーデンの村井社長、ボンバー石井氏が到着され各船共にメンバーが全員集合。
・・・とそこに小林船長登場。     
第一声は「風が強いけー出れんかも」        
      
・・・・。     
沖合いでは10m近い風が吹いているらしい・・・
とりあえず出航時間を遅らせて様子見。     
そしてPM6:00に出航。     
  
妙丸さん、お先です♪     
(お互いに写真を撮り合うブリーデンチームとパゴスチーム)     
     
・・・とまあここまでは「ルンルン」であり「ワクワク」であるワケです。     
浜田川の河口を抜け、いざ外洋に出てみると風・波共に強し・・・     
     
ただ、極端に高いワケではなく何とか釣りになりそうなカンジ。     
その「何とか」が地獄の始まりだったんだけどね。
30分程度走ってポイントに到着。     
魚探には既に反応が・・・     
「でも既にキボチ悪い・・・」      
    
とりあえず本店テンチョーにお借りした「SWG-BG66B/Kensaki」に「エギマル過剰ディープ」をセットした単体エギングでのゲームスタート。     
 
     
因みに水深は約70m。     
     
オニのようなシンカーが付いているとはいえ、エギ単体を70m落とすのには抵抗がありました。     
「最初だけは」        
    
この日のワタシ、↑の過剰ディープ2本しか使っておりません。     
(厳密に言うと交換する余裕さえ無かった・・・)     
しかし、フォールに関するストレスはほぼ皆無。     
船長曰く、潮の流れがやや強いとの事でしたがそれでも非常にスムーズにフォールさせる事が出来ております♪     
そして当然ですが20数ハイ釣ったケンサキ全てが過剰ディープでのヒットとなりエギの大きさや独特のシンカーに対する抵抗感は全くもって皆無と相成りました。
んでファーストフォールでいきなりのヒット♪
「SWG-BG66B/Kensaki」を大きく曲げるエモノ。     
姿見ずとも良いサイズであるのは明白。     
「細長系のイカは引かない」と思う方が意外な程多いのですが実際に釣ると分かりますが「良く引きます♪」      
2キロのアオリと比較するのはナンセンスですが、サイズ相応の抵抗を見せ、上がってくるまでも非常にエキサイトさせてくれます。     
上がってきたのは胴長30cmのグッドサイズ♪
その時は写真を撮る気持ちこそあったんですが、カメラを取ろうと目線を下げた瞬間に・・・     
     
マーライオン登場・・・     
「1stマー」は何とか堪えたものの写真を撮る気力はゼロ。     
それからもコンスタントにケンサキ君がヒットするものの自分のコトはおろか、周囲の状況を把握する事もままならずひたすらにこみ上げる「ナニか」と戦う状況が続いておりました。
んで遂に到来した「1stマー」以降は手の届く範囲からミネラルウォーター入りのペットボトルが手放せなくなっております・・・
最初はシーアンカーを使用した「流し」と呼ばれる方法で船を流しながら釣りをしていたんだけど、イカの群れからあっという間に離れてしまうらしく途中から錨を下ろしての釣りに変更。
こうなると船が固定されることにより四方八方から揺さぶられるハメに・・・     
     
「マー」になった人間には拷問に近い状況ですわ・・・     
写真は撮れなくとも竿だけは離す事無くゲームは続行。     
     
・・・こんな状況でもフォールバイトやティップの微妙な動きを捉えてフッキングする動作は忘れておりませんです。
スレまくったアオリイカのゴトク、一瞬のお触り(ワンパンチ状態)が常のライトケンサキでは「モゾっ」というアタリが関知出来るかどうかが勝負の分かれ目・・・てカンジです。     
     
・・・水を飲みながらひたすらリピートしながら・・・ですが・・・
ワタシと同じ右舷に座を構えたY本氏、S和田氏もコンスタントにケンサキをゲット♪     
鉛スッテをシンカーにしたライトケンサキリグでシングル・ダブルヒットを連発!!     
(リグは以下の通りでございまする)     
     
両名とも酔われた雰囲気が無かったので「流石ですわ・・・」と思っておりましたが・・・     
     
ほどなくして「Y本マー」「S和田マー」を確認・・・
それでも竿を離さない姿は「負けられへん」という気持ちを湧き立たせてくれます!!
「それでも皆でマー」なんですけどね。
外ノ浦港から出航する遊漁船は色々な事情があり、AM0:00までには撤収を完了させなければなりません。        
その為、どんなに良く釣れていてもPM11:OOを過ぎたら納竿の事を考える必要があります。         
    
ゲームは既に終盤戦。
既に「50マー」の大台を突破したであろうワタシ(実際に数える余裕は皆無)     
水の残りも少なくなり心の余裕が全くもって無くなってまいりました・・・     
「夏の夜の        
夜空に光る         
雷を         
見つつ我が身の         
ひ弱さを知る」         
    
バンダナ     
・・・なんて辞世の句すら脳裏に浮かび、いよいよタイムリミットを待つ事無くゲーム終了となりそうです・・・
そんなワタシの操る過剰ディープにイカパンチに酷似した明確な反応アリ。     
でも、アワせてもノりません。     
その目の前でS和田氏の竿が大きく曲がる。     
ダブル?それともビッグサイズ?     
そう思って見てましたがどうも魚が掛かってるみたい。     
ケンサキゲームの最中にはサワラ(サゴシ)等がちょっかいを出す事が多々あるのでそれかと思ってみていたら     
「ハガツオ」        
    
ラインが体に巻きついておりバレる事無くランディング成功!!     
どうやらワタシのエギにちょっかいを出してくるのも彼等っぽいです。     
(妙丸の加来氏はミニマル65でハガツオを捕獲されておられたようです)     
しかし、それに対処する気力はこれっぽっちもありません・・・
そして水の終了と共にワタシの釣りも終了。
後はタイムリミットまでキャビンでのた打ち回っておりました・・・
ゲーム終了後、船は一路外ノ浦を目指し疾走。
外洋から内湾に入り波が無くなると共にあれ程苦しかったのがウソのように回復。     
そして港に到着して撤収作業をする頃には     
「お腹空いた」        
とか     
「次はいつ行こうか???」        
    
なんて状態に・・・     
全くもって懲りておりません♪     
結局、一番数多く釣った方で50~60ハイ位。     
(ブリーデンチームが乗っておられた妙丸さん側も同じ位の釣果だったと聞いております)     
小林船長が中盤から電動二刀流で50数ハイと熟練の技を見せつけこの日のゲームは終了と相成りました。     
皆さんの釣果写真が無いのが非常に悔やまれる所ですが、船に強いシャチョーでさえ「写真を撮る余裕が無かった」と言っておられましたのでワタシには100%無理だったってコトにしておくんなまし。
次は「完全マー化」する前に撮っておきます♪
皆さん本当にお疲れ様でした!!        
また企画しますので是非参加して下さい♪         
    
帰りは小林船長と共に実家方面に進路を取り船長を自宅までお送りした後に実家にIN。     
イカのお土産は久しぶりですわ。     
帰りに船長と今後の事を話させてもらいましたがライケンに関しても非常に良い印象を持って頂け、今後もライケンオンリーでの乗船を快く了承して頂きました♪
山陰エリアでももっと「ライケン」を流行らせましょうという意見で一致しております♪
     
パゴス本店ではライケン希望の方に遊漁船の手配をさせて頂きます。
今回、ブルーランナーさんでの釣行では6名乗船でお一人¥7000でした。         
(ポイントの遠近、実釣時間など状況により料金は変動する場合がございます)         
尚、小林船長は遊漁専門ではなく他のお仕事もしておられますので天候が良くとも出船不可の場合がございます。         
その辺の段取りはパゴス本店にて承りますので宜しければお気軽にご相談下さい。         
(遅くとも1週間程度余裕を持ってお問い合わせ下さい)         
先ずは「希望日」と「人数」をお知らせ下さい。         
仲間内でライケンオンリー、又は普通のスッテ仕掛オンリーであれば最大8名様までな何とかなります(6名以内が最良)         
レンタルタックルはありません。         
氷は希望があれば段取りする事も可能です。         
基本的な出航時間はPM6:00頃で終了はPM11:00頃となります。         
港に戻ってからは静かに素早く片づけを行い撤収して頂きます。        
例年ですと10月末まではケンサキゲームが楽しめます(11月に入っても良いコトも♪)         
その他詳細につきましてはパゴス本店まで・・・
     
帰ってからタックルの片付けをしてたら主役の過剰ディープが     
     
かなり良いカンジにカジられておりました。     
この日は「赤緑」と「青白」が良かったようです。     
過剰ディープの赤緑を確保しておかなければ・・・     
そしてシンカーの部分には・・・     
     
「刃モノ」のキズ多数。     
あの時のノらないアタリはハガツオやサゴシのバイトだったんだと再認識させられました。     
次回はライトケンサキと平行して「バーチカルワインド」「ミニマル65」の用意もして参戦します。     
エギであれほどバイトが頻発するのだからワインドやミニマルで狙えばかなり面白いコトになりそうな予感がします♪     
「酔わなければ」ですが・・・(笑)
人によっては天国と地獄が紙一重(・・・っつか両立する)のライトケンサキですが、今回「マー化」したワタシを含む全てのアングラーが「また次も行きたい」と思っております。     
それだけ魅力的なゲームですので興味のある方は是非チャレンジしてみて下さい。     
ロッド等は専用に勝るものはありませんが、「鯛ラバ」「タチジギ」のタックルでも十分に楽しむことが可能です。     
そう考えると意外と身近に感じれる方も多いのでは?     
パゴス船部隊はもうしばらく「ライケン!!」
9月も台風が過ぎたら毎週のように出航予定です!!


