山陰ショアロックフィッシュ紀行 其ノ10「デカアコウ」(バンダナ釣行記)

 2011年9月26日

バンダナです。

長い事釣りをしているとまれに「神様」が降臨する瞬間があります。
それは妙に勘が冴えてる日の事を指しまする。
9月25日はまさにそんな日でございました♪

24日、25日と連休を頂いておりました。
本来ならば24日の夕刻よりライトケンサキに行く予定だったのですが遊漁船のトラブルにより急遽キャンセルに・・・
山陰に行こうと思いながらも結局24日は海を見る事無く用事を済ませたりドライブしたりしておりました。

そして25日、AM4:00より山陰に向け出発。
狙いは当然のようにアコウをはじめとしたロックフィッシュでござる。

早朝は非常に寒く着ていく服の選択に迷いながらも陽が出たら暑くなると判断していつもの「ラッシュガード」を用意。
ポイントに着いても寒かったらレインスーツでも羽織って・・・とゆー算段でございまする。

今回は自身未到の地磯に足を踏み入れる事にしました。

そこは前々から気になっていたエリア。
アクセス方法が分からず尻込みしておりましたが、お客さんにアクセス方法を教えて頂く事が出来ました。
そんでもって空撮を見ながら「ここ多分釣れますよ」ってなカンジの話をしておりましたトコロ、実際に調査釣行され見事にアコウを2匹捕獲♪

それを聞いてワタシも行こうとしたのですが台風に阻まれ25日まで「おあずけ状態」になったワケです。

地磯までの道のりは徒歩15~20分ってトコロ。
既に周囲は明るいのでヘッドライトは必要ありませぬ。
道中はややアップダウンがあるものの迷う事無くポイントIN。
地磯の風景1/山陰ショアロックフィッシュ 
眼下に広がる地磯は予想していたよりもはるかに広大で調査のし甲斐がありますわ♪
また「いかにも」ってカンジの雰囲気がプンプン。

ポイントに到着したのが7時チョイ前でせっせと準備してキャスト開始。
手早くチェックするには「バークレーGulp!」「エコギアアクア」シリーズが基本となるんですがとにかくノイズが多い・・・
※ノイズ・・・対象としている魚以外(フグとかベラとか)からのバイトの事。

早々に別のワームにチェンジして再度チェックを開始する事に。
ノイズは激減するんですがそれを良しとするかどうかは人と状況によりますね。

ふと横を見たらちょっとですがサラしてる部分アリ。
何気にそこに向けてワームをキャスト、トレースしてみたらサラシに差し掛かる瞬間に体高のあるシーバスがサラシ部分から出てきてバイト!!
ギラっと身を翻した瞬間に強い衝撃があったもののフッキングせずスッポ抜け・・・
でも姿カタチはバッチリ確認。

「ヒラ(スズキ)ですわ・・・それも良いサイズ・・・」

少し荒れたらヒラメインで入釣するのも良いかも・・・

磯際には時折イワシらしき小魚の群れが小規模ながら泳いでおりワームもおのずとシャッド系に。
狙い方も自身のスタンダードとなりつつあるスイミング&フォールにチェンジ。
 
ワームは「まさしく小魚」の「フィッシュアロー・フラッシュJシリーズ」をチョイス。
シンカーはワタシのフェイバリットとなっている「ダミキジャパン・スリンヘッド」
15 16 17
スリンヘッドには当然のように「ブレードチューン」を施しております。
スリンヘッド・ブレードチューンVer./山陰ショアロックフィッシュ 
基本アクションはロッドを煽りながらリールを5~7回程度巻き、テンションフォール。
リーリング、フォールどちらでもアタる可能性があるので気は抜けません。
扇状にキャストして水深とボトムの状況を探りながら細かく刻むようにチェック。

実際にお客さんが捕獲された事実、予想を超えた好フィールド、それらはワタシのテンション・集中力を高い状態で維持。

「きっと釣れる」

根拠が無いにも関わらず確信してしまったのは既に「神様」が降りてきてたからか?
そしてそれは唐突に・・・

リフトからフォールに転じてボトム着底のシグナルが出る数秒前・・・

「ゴンっ!!」

重たくて大きいアタリ。
考える前に体が反応。
フッキングした瞬間に「今までと違う」とロッドを立てたままゴリ巻き開始。
「つの字」に曲がったロッドですがそこから更にリフトアップ。
リールを巻く手を緩める事はありませんでしたが一向にエモノは浮かんできません。

まるで底を這いながら寄ってきているカンジ・・・
時折トルクフルな突っ込みを見せ最後まで抵抗しましたが磯際でやっと浮いてきました。

「アコウ、それもデカい・・・」

浮き袋が膨張したせいでラストは慌てる事無くスマートに波に乗せ磯際でキャッチ。
アコウ48cm/山陰ショアロックフィッシュ 
キャッチした後はしばらく放心状態でした・・・

今回で10回目を数える「山陰ショアロックフィッシュ紀行シリーズ」
その集大成ともいえるナイスなアコウでした♪
スリンヘッド+フラッシュJシャッド3インチ/山陰ショアロックフィッシュ 
スリンヘッド+フラッシュJシャッドは口の奥に入っておりリーダーはザラザラ。
浮き上がってきた魚体を目の当たりにした時の興奮は今でも忘れる事は出来ませんです。

ここまで長い道のりでした・・・

全く釣れない日・・・
カサゴオンリーの日・・・
小さいアコウで高喜びした日・・・
汗ダクダクになりながら地磯を徘徊し続けた日・・・

こえれまでの苦労は全てこの1匹が帳消しにしてくれました♪
「エリア」「タックル」「リグ」「アクション」全てにおいて最初は不安だらけでしたが今では絶大な自信を持つ事が出来ました。

本命が釣れた時点で「余は満足ぢゃ」状態にINしてしまうのですが今回も例外なく・・・
「このまま帰ってもいいや」ってゆー気分にもなっておりましたがまだ5分の1もチェック出来てないし・・・

エモノを保冷バッグに入れてゲーム再開。

尚、バークレイほどではありませんが普通のワームを使っていてもノイズはあります。
陽が高くなるとフグ系の動きが活発になりこの時期の厄介者「サバフグ」がワームを一瞬にして戦闘不能に・・・
手持ちのフラッシュJシリーズが心細くなってきた・・・

ワームのシルエットによる釣果の差異についてはまだのたまうレベルではありませんが今回は明確に違いが出たカンジです。
カサゴとMolix・ベビーカレオ1/山陰ショアロックフィッシュ 
クロー系のワームをチョイスすればカサゴ氏からのバイトが際立ち・・・
それはアクションをスイミングにしても変わることはありませんでした。
ボトムに着底した瞬間にバイト。

フラッシュJでもカサゴを多数捕獲しておりますが明らかにバイトの数や出方が違う・・・
カサゴとモリックス・ベビーカレオ2/山陰ショアロックフィッシュ 
クロー系に戻した途端にカサゴ氏。

「一応」言わせて頂きますがクロー系が悪いという意味ではありませぬ。
「この日・このタイミング」ではこういう結果になった・・・それだけのコトです。
次回同じエリアに入ったら今度はクロー系が炸裂・・・なんてコトは極普通に起こりえるコトです。

また1日に数回しかないであろう本命からのバイトを待つゲームではテンション・集中力の維持が大事。
テンションが下がった時はカサゴ氏に慰めてもらう・・・という手もアリです♪
(カサゴ氏も相手にしてくれずますますテンションダウンする場合も結構ありますが・・・)

残り少ないシャッド系ワームの中から「フラッシュJ 2インチ」をセット。
最近のお気に入りであるフック「カルティバ 岩礁メガトンロック #1/0」にはちょっと小さ過ぎるサイズですがそのままセットしてキャスト。
数匹のカサゴ氏を捕獲した後、やや隆起している・・・と判断したスポットにキャストしてリフト&フォール。

そのフォール中にまとわり付くようなバイト。
フッキングした瞬間に
「また来た!!」
と感じてしまった重量感にロッドを立てたまま応戦。

重たい突っ込みを繰り返すエモノ。
先程と同じく全く浮いてきません・・・
ロッドのトルクでリフトアップしながらリールの巻きで寄せる・・・そんなイメージです。

浮いてきた魚体はまたしてもアコウ。
さっきより小さいけどそれでも良いサイズ。
フックの位置を確認してから抜き上げてランディング。
アコウ40cm/山陰ショアロックフィッシュ
これまでの「山陰ショアロックフィッシュ紀行」をご覧頂いた方はお分かりと思いますが「1釣行1アコウ」がやっとの状態。
それを2匹、それもどっちも40アップなんて・・・

「まさしく神様降臨状態」

また「デイ」で釣れるのも嬉しい点ですね。
瀬戸内ではナイトゲームが基本となっており山陰でも同様なのでは・・・と思う時もありましたが・・・
デイでこのサイズが獲れた以上、その考え方にも多少の修正が必要になってきました。

尚、ナイトの山陰アコウ狙いは来シーズン以降になりそうですがいずれはやってみたいと思っておりまする。

スリンヘッド+フラッシュJ2インチ/山陰ショアロックフィッシュ 
今回はフラッシュJシリーズのリアルフォルムとリアルスイムに軍配。
こちらも再補充しておかなければ・・・

エモノを入れている保冷バッグは海水をかけてその気化熱で温度の上昇を防ぐタイプ。
日陰において時折海水をかけているとはいえちょっと不安・・・
また、昼過ぎまでこの地磯におりましたがその後はカサゴ氏からのシグナルのみで昼頃からはサバフグの猛攻に悩まされ持って来たフラッシュJシリーズは全滅・・・
更にカサゴ氏からのシグナルも遠くなりペットボトルも空になりお腹も減ったので撤収を決意。

そして「ラスト5投」でモゾモゾしたアタリ。
アワセたらフッキングしたもののさしたる抵抗も無く寄って来るエモノ。
「アナハゼ氏か?」と思ったら見えた魚体が平べったい・・・

「???」になりながらも抜き上げたら
カワハギ氏/山陰ショアロックフィッシュ 
美味しそうなカワハギでした♪

オマケに・・・
がっつりフッキング/山陰ショアロックフィッシュ 
ガッツリ針掛かりしてる・・・

このカワハギを最後に納竿。

テンションと集中力は終始途切れる事無く非常に良い結果も出せたので言う事はありませぬ。
地磯の風景2/山陰ショアロックフィッシュ
またココに戻ってこなければ・・・♪

日中は非常に暑く良いカンジに日焼けしてしまいましたがやはり秋ですね。
セミの抜け殻
セミ達の合唱コンクールは既に閉幕しており鳴いているものまばら。
木につかまっていたセミの抜け殻達も大多数が地面に落ちて土に戻ろうとしておりました。

アケビ
ふと上を見上げたら「アケビ」
まだ割れておりませんでしたが次回釣行の時に食べれるかな?

ヤマノイモ(自然薯)のムカゴ
ヤマノイモの「ムカゴ」も大きくなりつつあります。
ヤマノイモやムカゴと言うよりも「自然薯」の方が分かりやすいか・・・
個人的にはムカゴを炒ったものも好きなんですがね。

車に戻った後は実家の釣友達が三隅の火電波止でジグの大会をやっておられましたので覗きに行ってみました。
到着とほぼ同時のタイミングで帰って来られたので状況を聞きましたが青物はヒラマサ60cmが1本。
それを釣ったN田氏が優勝とのコト。
その他にもサゴシ・カマス・アオリなど皆しっかりとお土産は確保されてました。
ワタシの状況が悪くともタダでは転ばない精神はこういった方達との釣りの中で培われております♪

火電波止の状況ですが青物のみの釣果を言えば「良くない」というコトになりますがノンビリ釣りをするには非常に良いかと思います。
お土産になるターゲットは青物以外にも沢山いますしね♪

釣友達とは渡船乗り場で別れ、しばし周囲の港等を徘徊。
週末だけあってどこの港にも人がおられます。
エギングタックルを持った方も非常に多かったですね。

ワタシも最後の最後でお土産用のアオリを5ハイ程確保して帰広しましたとさ。

尚、今回入った地磯では「ナブラ」を多数目撃しております。
何度か目の前で湧いたのでワームをキャストしたらヒット♪
正体はサゴシで抜き上げる前にバレてしまったのですが秋の山陰デイ地磯ではこういった状況にも多々出くわします。

・・・確立から言えばジグキャストして青物等を狙うほうが良いかもですね。
ワタシは「どっちつかず」になるので今現在はどちらか片方のタックルのみで行っておりますが。

最後に本文中に「集大成」という言葉を使っておりますが山陰メバルシーズンが始まるまでは引き続き釣行・検証を続けていきます。
山陰メバルがいつ始まってもスムーズにシフトチェンジ出切る心構えになれたという意味での「集大成」です♪

さて、次はドコにいこうか???

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