山陰ショアロックフィッシュ紀行2014・其の10「アブとゼナックと新地開拓」(バンダナ釣行記)

 2014年9月3日

バンダナです。

8月31日に山陰入りしておりました。
今回は新地開拓を目論んで島根半島最東端一歩手前でのゲームを展開しておりまする。

今回、お世話になったのは島根県松江市美保関町にある「諸喰漁港」から出港する渡船屋
「千鳥丸さん」
http://chidorimaru.jp/
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(諸喰公民館前が駐車スペース&渡船乗り場となります)
※詳細な駐車の位置については船長の指示に従って下さい。

諸喰漁港は島根半島の東側に位置しておりますです。
今回の道程は広島から三次までは下道を、三次からは松江道でひたすら北上し、そのまま山陰道に入り「松江だんだん道路」を経由して七類へ。
七類から海沿いをのんびり走って諸喰漁港に至ります。
時間的にかなり余裕を持っての出発でしたので全体的にのんびりと走っており、片道約3時間の道程となっておりまする。

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千鳥丸船長の今村さんはいかにも海の男ってカンジ。
島根半島エリアの渡船屋さんの中ではかなり若い方です♪
事前にTELして状況確認した時に「アカミズ(アコウ)は釣れるけど小さいですよ」と・・・
今回は渡船屋さん及び周辺エリアのチェックが主な目的でしたのでエモノのサイズは二の次だったんですが、正直に話してくれたので自分の中ではかなりのポイントアップになっております♪

事前に空撮やグーグルマップで「ココに行きたい!」と思ったエリアをピックアップしてましたがこの日はやや荒れ気味で渡礁NG。
そこで今回は船長オススメの離れ島に渡して頂きました♪

諸喰漁港から約5分の小さな離れ島。
船長曰く、水深は最深で10m強とのコト。
個人的にはまだまだ水深があるほうが好きなのですが、今回は素直に(笑)船長がすすめるエリアにINしております。
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七類港に近く、七類と隠岐を繋ぐ隠岐汽船のフェリーが目の前に見えております。
そしてその沖合には隠岐の島前・島後それぞれが見えております。

初めてのエリアはどうしてもテンションが高くなってしまいますね♪
せっせとタックルをセッティングしてゲームスタートです。


今回、ワタシは2つのメーカーさんのロッドを手に入釣。

一つはゼナックさん。
ワタシは現在、「ゼナックさん(http://www.zenaq.com/)」の根魚ロッドのテストさせて頂いております。
それは根魚専用ロッドである「スナイプ」の山陰仕様とでもいうべきロングディスタンススピニングロッドでございます。
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現時点では8.6フィートでリアグリップは脇に挟んで更に飛び出る位の長さ。
ガイドはティップセクションのみ既存のスナイプ(S78XX)よりワンサイズ大きいリング径をセットしてもらっております。
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ロゴも手書きです(爆)
「バサロ」でお世話になったマグバイトさんとゼナックさんは近所で仲良し。
それが今回の「ご縁」に繋がっております♪

そして今回は「ピュアフィッシングジャパンさん(http://www.purefishing.jp/)」の根魚ロッドも持ちこんでおります。
ワタクシ、ピュアさんのロッドテストも掛け持ちでさせて頂く事になりました♪
ABUブランドの「ソルティーステージシリーズ」ロックフィッシュカテゴリの追加機種のテストです。
製品に関する情報につきましてはまだココでお話しできる段階ではありません。
ロッドにはモザイクを入れておりますのでご了承ください。
ただ一つだけ・・・「来季はもっと根魚が面白くなる・・・」と断言する事は出来ます♪
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・・・取り敢えず「ボカシ気味ならブログ露出OK」ってコトでモザイクかけてみましたが・・・わけわかめやな・・・
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お借りしてるプロトロッドのガイドシステムはKRコンセプトを採用。
そしてセッティングされていたのが小口径のガイド・・・
太目(1~1.5号PEに20lbクラスのリーダー)のラインシステムを使用する自分にとっては使う前からの懸念材料でしたが・・・
実際に使ってみたら目から鱗モノでした。
その模様な後ほど・・・

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ゼナックとアブの根魚ロッドをほぼ同時にテストさせて頂く・・・

ロッドに求めるモノ・目指す先はほぼ同じベクトルにあります。
しかし、同じターゲットで同じエリアでの使用を前提としてもメーカーによってロッドのテイストはかなり異なってきます。
今回、それぞれ1本ずつプロトロッドをお借りしておりますが性格はかなり異なっております。
それぞれの「らしさ」を活かしながら、いかに自身がこだわる「山陰の根魚ゲーム」にアジャストさせていくかがこれからのテーマです。

一応言っておきますがワタシがテストしてるのはいずれも「根魚をターゲットとした山陰仕様のスピニングパワーロッド」です。
んで、ワタシがこだわっている「スイミングリグ」をテストではメインで使用しております。
ただし私自身は同じターゲットであるにもかかわらず意味不明なカテゴリ分け(例:●●リグ専用とか)がキライなので可能な限り1本で既存の根魚リグに幅広く対応できるロッドを・・・とも考えております。
それにメーカーさん個々のこだわりやテイストをプラスしたロッドを作って頂く予定です。

一人の人間が別々のメーカーの同じジャンルのロッドをテストする・・・

これについては賛否両論あろうかと思います。
ただ、ワタシは特定のメーカーさんだけのお手伝いをさせて頂くつもりは毛頭ありませぬ。
「ウチとだけ・・・」と言われた場合は「ごめんなさい」します。
何かしらのご縁があって助力を求められ、それに我々がお応えできると判断すれば等しくお手伝いをさせて頂く所存です。
パゴスに来て頂いた方ならお分かりかと思いますが、特定のメーカーさん・テスターさんの色に染まっているショップではありません。
ワタシの立ち位置も世間一般から見れば「テスター」と呼ばれるものだと思いますが、ワタシ自身にはその意識は「全く」ございませぬ。
ただし、釣り業界の人間として・ショップスタッフとして・山陰ショアロックに情熱を燃やす人間として文字通り「全力」を尽くさせて頂きます。

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今回、ピュアさんのロッドテストをさせて頂くにつきましては今年ピュアさんに入社された新入社員(爆)である安部さんの存在がかなり大きいかと。
(安部さん(安部和登志氏)は以前ファイブコアに勤務、2014年春からピュアフィッシングジャパンに入社しておられます)
以前からお世話になっている安部さんのピュアフィッシング入社を一つのきっかけとして新たな「ご縁」を結ばせて頂く事となりました。
・・・今後は月イチ・・・はムリとしても「年イチ」か「半年イチ」で安部さんとの定例釣行が復活できれば・・・と密かに期待しておりまする♪


さて、諸喰沖の離れ島に戻ります。

前日から北東の風が強く吹いております。
この風によって発生した波が今回行きたかったエリアへの進軍を阻んでおりまする。

渡してもらったエリアは楽にグルっと一周出来、風裏・波裏が常に存在するトコロ。
島は丸く、真ん中に岩山があるので風よけ・日よけも容易で中々にグーなシチュエーションです♪
後は釣るだけ・・・

その第一投でいきなりのバイト!!
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可愛いサイズですが、初っ端からバイトしてくれたので嬉しさ倍増!!
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以降もコンスタントにバイトが続いております。
ワタシが通常行なってるアクションはアコウ(キジハタ)狙いであり、カサゴ氏のバイト率はかなり低目。
それでも今回はアコウ(キジハタ)とカサゴ氏の捕獲数がほぼ同じになっております。
それは途中からボトム中心のスローな釣りを展開したというコトもありますが、カサゴ氏が抜かれていない(釣られていない)という証拠でもあります。
・・・つまりは「根魚をやる人が少ない」ってコト♪
山陰にはこういったエリアがまだ数多く眠っております・・・

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まずまずのサイズで良いファイトを見せてくれましたがランカーハンティング仕様とでもいうべきゼナック・スナイプS86XX(プロト)の敵ではありませぬ。
ロッドへの信頼感がハンパ無いので曲がってる状態から更にロッドを曲げてのパワーポンピングも遠慮なしに行なえます。
リリース前提の場合、無理なリフトアップは浮き袋を必要以上に膨張させてしまうので避けるべきですが、来たるべきランカーサイズとの対峙を想定すればパワーロッドは必須です!!

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この日の最大は30チョイ。
数だけでいえばアコウ(キジハタ)、カサゴ氏それぞれ余裕で2ケタを超える事が出来ました♪
あくまでも今回は「様子見」
これを足掛かりにこのエリアの大型アコウ(キジハタ)スポットをこれから探索していきます。

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これまでの前半戦では「フィッシュアロー・フラッシュJシリーズ」「マグバイト・バサロ」の黄金コンビでゲームを展開。
ロッドは「ゼナック・スナイプS86XX(プロト)」です。
どちらかと言えば早い釣りを展開して素早く広範囲をチェックしておりまする。

そしてそれが一段落した時点で展開を大きく変更。

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後半戦は「バークレイ・ヤバイシュリンプ」「パゴスオリジナル・アコウシンカー(仮称&プロト)」によるスローなゲームにシフトです。
ロッドは「アブ・ソルティーステージ ロックフィッシュカテゴリ(プロト)」

ロッド使い分けの理由は・・・まぁ何となくです(爆)
ヤバイシュリンプだからアブロッド使うか・・・ってゆーノリです♪

先にも述べましたが、お借りしてるソルティーステージ・プロトのガイドは小口径。
PEとショックリーダーの結束は抵抗が小さいとされるFGノットで結束しておりますがキャスト時にノットとガイドが干渉する事を心配しておりました。
単純にノットがガイドを抜ける際に発する異音や軽い衝撃程度なら許容するのですが、それに由来するラインのガイド絡みやティップへの絡みはNG。
慎重にキャスト・・・したらテストの意味がないので普段通りのフルキャスト!!

「・・・あれ?」

異音も衝撃も無くスコーンと飛んで行く・・・
この日は午前6時前から午後1時前までのゲームで前半3時間強はゼナック・プロト、後半3時間強はアブ・プロトを使っておりました。
その間、小口径ガイドに由来するであろう様々なストレスは皆無。
・・・一度だけティップにラインが絡んだけどその位は許容範囲内。
これには正直ビックリでまた一つ勉強になりました♪

釣りのほうは後半戦も絶好調!!
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一通り叩いたエリアでも展開を少し変えることで居残り組に口を使わせる事が可能です。

今シーズン、ワタシは「バサロ」「パゴスオリジナルアコウシンカー」以外のリグは一切使わず山陰の根魚達と相対してきました。
そんな中でスイミングという狙い方一つでも実に様々な誘い方・獲り方がある事に気づかされております。

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ほんでもって「マハタ」の幼魚もヒット♪
アコウ(キジハタ)も綺麗ですが、マハタの模様もすごく好きです♪
・・・でもこの模様が曖昧になるレベルの個体がホントは釣りたいですけどね(笑)
(マハタは大きくなればなるほどに模様が曖昧になってゆきまする)

小魚(フラッシュJシリーズ)からエビ(ヤバイシュリンプ)に変更した事で意識がスロー展開に移行しております。
バサロからパゴスオリジナルへの変更はスイミングに特化したバサロよりも様々な使い方を想定したパゴスオリジナルの方が有利と判断した為。
バサロとパゴスオリジナルの違いは
「着底ポーズさせた時にシンカーとワームが一直線になるかどうか」
皆さんがコレをどのようにお考えになるかは分かりませんが個人的にはかなり重要視しております。

ボトムステイの時間が増えたせいか前半戦に比べてカサゴ氏のバイトが大幅増。
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サイズもまずまずです♪

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最近は釣った半分も持ち帰る事はありませんが、お土産レベルになる程度は確保させて頂いております。
また、未だにエアー抜きの技術が進歩しておらず(汗)、エアー抜きに失敗してしまった個体は大小を問わず全てキープしておりまする。

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・・・んで、こんなかわいいサイズも果敢にバイトしてきます!!
小型に限って強くバイトしてくるのでバイト時とファイト時の落差が激しいとゆー(爆)
でも、これもロックフィッシュゲームの楽しさです♪

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時々、アコウ(キジハタ)の身体の表面に黒い棒みたいなのが刺さっている場合があります。
コレはイカリムシ系(正式名称不明)の寄生虫。
人間に例えるとダニみたいな感じです。
間違って食しても害はないのですが、見た目が良くありませぬ。
大量に付くと魚を弱らせる原因にもなるようですのでリリースする際も極力除去してやっておくんなまし。

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このアコウ(キジハタ)はこの日の釣果の中では良いサイズになりますね♪

エリアをしっかりチェック・・・
ロッドもそれぞれしっかりチェック・・・
しかしいずれもまだ始めたばかり・・・
少しずつでも確実に前に進む事にしましょう。

納竿は午後1時。
別エリアにおられた方も一緒に帰港。
釣果を見せてもらったらナイスサイズのグレ(メジナ)を多数捕獲しておられました。
今年は水温が低い・・・と言われておりますがグレの好調ぶりがそれを証明しているかのようです。

しばし港で船長と談笑。
普段は数回の釣行、もしくはワンシーズン通ってから自らの身分を明かすのですが、諸喰方面となると距離があり過ぎて頻繁に釣行するは難しい・・・
そこでこの日に自分の身分を明かしてエリアと千鳥丸さんHPをパゴスブログへ掲載する許可を頂きました。
いずれも快諾して頂き感謝です♪

船長、ありがとうございました!!
また必ず行くのでヨロシクです!!

帰りは久しぶりに境水道大橋を渡ってみる事に。
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境港方面に行くのは・・・安部さんとの「月一定例釣行」のファイナルの時以来ですな。
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何気に橋の上から見える町の風景が好きだったりします♪

橋を渡った後は「エサ一番・つりぐ家さん」に立ち寄ってみました。
http://ameblo.jp/turiguya-sakaiminato/
店長の天野さんは広島の方でワタシが過去にお世話になった方でもあります。
残念ながら店長はお昼休憩で不在でしたが奥さんとしばし話をさせて頂いております。
店内はエサ・ルアー共に取り扱っておられ、ワタシの目から見てもルアーの品揃えは素晴らしいと思います♪
「マグバイト・バサロ」もしっかりおいておられましたし(爆)
島根半島東部や境港周辺に釣行される際は是非お立ち寄りくださいませ♪

そして米子から山越えして今度は「奥出雲」へ・・・
目的は言うまでもありませんが「割子そば」でございます♪

途中で何度か「行き倒れ」になりつつ、いつもの「山県そばさん」へ・・・
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いつもの割子そば5段に舌鼓を打ち・・・
そして一緒に出てくる「そばがき」、そば湯で入れたコーヒーを飲みつつ至福の時間を過ごします。
・・・と言いつつも眠すぎて死にそーでしたけど(爆)

今回確保したお土産は実家に持って帰るつもりでしたが、急遽山県そばさんにおすそ分け。
そして私はトウモロコシを頂いております♪
こういった物々交換も良いものですな。

今回の釣行では自身が思うエリアに行けなかったのが唯一の心残り。
でも、今回渡してもらったエリアのポテンシャルを考えると「激ヤバエリア」があるのは間違いないかと。
恐らく目をつけてる「あのエリア」だとおもうんだけどな~。
波の状況を見つつ、スキあらば突撃です!!

ワタシはサンデーアングラーの立場ですのでそれを考えると今シーズンの山陰ショアロックフィッシュ紀行も残りわずかとなります。
春から現在まで10数回しか行けてないのが悲しいトコロ・・・
しかし年を追うごとに確実にレベルアップしているのも事実。
釣行回数が少ない分は内容を濃くしていく事とします。

さて、次はドコに行こうかな???

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