山陰ショアロックフィッシュ紀行2013・其の8「神憑き、再び・・・」(バンダナ釣行記)

 2013年7月24日

バンダナです。

7月21日に山陰入りしておりました。
今回のターゲットですが、もちろん「根魚」です♪

今シーズンも島根県を西へ東へと根魚行脚を続けておりますが、今回入釣したエリアは初挑戦となるエリア。
「山陰の空撮」で地理的状況、磯の状況などをチェックしていた時に「ここは釣れそうだ」と思ったエリア。

具体的なエリア名などは伏せさせて頂きますが、ざっくばらんに「島根半島」とだけ言わせて頂きます。

今回も三次までは下道を走り、三次から松江道に乗っての山陰入り。
午前2時頃に広島を出発したのですが、前回よりものんびりし過ぎて到着予定時刻をかなりオーバーしてしまったとゆー・・・

ポイントINしたのは21日午前5時半頃。


「夜がうっすらと明ける頃がベストタイムでは?」と言われるし、思ってる方も多いのではないかと思うのですが、山陰での根魚(アコウ)ゲームに関しては「夜が完全に明けきってからが勝負」であると感じております。
なので少々遅刻してもあまり気にはなりませんです♪
ポイント確保の意味ならば暗い内からポイントINするのも良いかと思いますが、ワタシが展開する根魚ゲームの場合はエリア全体を広くチェックする場合が多いのでピンスポットを確保してもあまり意味がありませぬ。
山陰エリアのベストタイムや良い潮周りなどに関しては、これまでにの釣行データをまとめてみたら色々なコトがより具体的に分かると思うのですが、今はその段階ではないと感じております。
もっとがむしゃらに釣行を繰り返して、無駄なキャストをし続けて、もう数シーズンが過ぎた後にデータをまとめてみたいと考えております。
・・・今は「多分そうだろう」「きっとそうに違いない」レベルです(笑)
 


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エリアはやや鋭く深く切れ込んだワンドがあり、尚且つ開口部はかなり広いエリアをチョイス。
水深は平均で20m位「だと思います」
ワタシの場合、スリンヘッド21gの着水から着底までのカウントで浅い・深いを判断しておりますのでかなりいい加減。
今回のエリアはカウント30が平均でしたので深いエリアに属しますです。

・・・以前のブログでも書いたのですが「カウント30=30秒」の事ではありませんので誤解無きよう・・・
せっかちなワタシのカウントはかなり早めでございます♪

先ずは広くチェック。
感触としては根掛かりが多発するような荒い底質ではなく、所々に海藻がチョロ生えしてるイメージ。
足元から約2m位までは浅くて底がうっすら見えるのですが、そこからいきなりストンを落ち込んでおります。
また、そこからはやや急なカケアガリになっている事も分かりました。
カケアガリ部分はやや粗く、所々で根掛かりが発生。
ただし、今回の釣行では根掛かりによるラインブレイクは1回だったコトも補足しておきます。
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沖向きのボトムは一見変化が乏しく、根魚に不向きだと思われます。
・・・が、アコウの場合はその変化に乏しいボトムに一ヶ所だけ出っ張った岩やチョロ生えしたウィードがあればそれが立派な着き場になる事が多いようです。
見た事はありませんが、その岩の上にちょこんとアコウがステイしているらしい・・・
ウィードの場合は途中でサスペンドしてたり、その根元付近でじっとしてたりするらしい・・・
・・・なんかブラックバスに似てる・・・

今回、最重要視してるのは沖にあるであろう僅かな変化と足元約2m沖からストンと落ち込んでいる部分。
「何かしらの変化を狙う」というのはどの釣りにも共通している部分であろうかと思います。
変化を見つける為には船から魚探をかければ一発ですが、ショアからのゲームの場合はそうはいきませぬ。
キャストしたルアーが伝えてくる情報が全てとなります。

・・・で、この日は偶然にも実家のある三次にお住いの方が後から入釣しておられます。
その方はエサでの青物・イサキ狙いです。
最近の釣況や世間話をしつつ、キャストを繰り返します。

そして沖合で何かに軽く引っ掛かり、それが外れてスイミングに移行した瞬間に「ドスン!!」
その時も話をしてたんですが、反射的にフッキング動作をしておりました。
そして「潜水艦」のようにボトムを這ってくるような重量感と重い突っ込み・・・
間違いなく大型のアコウ特有のファイトです。
見られてたんで結構平静を装ってましたが心臓はバックバク(爆)

手前のカケアガリだけは注意しながらじっくりとリフトアップ。
そして浮かんできたオレンジ色の魚体・・・
フックはベストポジションに貫通しているのが分かりましたが万全を期してネットを使います。
そして小さなネットに収まった大きな魚体がそこに・・・
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(↑の写真は諸事情により釣り終了後、宇竜エリアに移動してから撮影を行なっております)
今シーズン2匹目のランカーサイズ捕獲!!

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大型アコウをバス持ちしたら指がキズだらけになりますがそんなコトはお構いなし!
お陰様で左の親指はキズだらけ。
それも大型アコウを獲った者に与えられる勲章のようなものだと思えば悪い気はしませんです♪

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サイズは47cm
強烈に嬉しい1匹。
大型から喰ってくるコトが多いアコウゲームですが、このサイズからスタートするとは・・・
シンカーはお馴染みの「ダミキジャパン・スリンヘッド」
(オリジナル商品開発のテストの為にチューニングを施しており、写真にはモザイクをかけさせて頂いております)
ワームは先週の釣行で一軍入りを果たした「フィッシュアロー・フラッシュJスプリット(4インチ)」
slinhead_h1 flash_j_split1
・・・いずれの商品もお陰様で完売状態となっております。
とはいえ、シーズン中に欠品している事に関しましては本当に申し訳なく思っております・・・

今回、初めてのエリアでのゲームでしたが自分の予測・推測に間違いが無かった事を確信。
次なるエモノを狙います。
しばらくは空白の時間が続きます。
ボトム変化に乏しいせいか、カサゴ氏のバイトは頻発ならぬ「貧発」
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それでもカケアガリを超タイトに攻めればこんにちは。
因みに↑のワームは「バークレイ・ヤバイシュリンプ」
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バークレイさんとバスプロである河辺裕和氏が代表をされているヤバイブランドさん(ゲーリーインターナショナル)とのコラボ商品みたいですが、ホントに「ヤバい」シュリンプでした・・・
そのハナシはまた後ほど・・・

無音(アタリ無しの状態)の時間が経過していくと共に上昇する気温。
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この日もホントに暑かった・・・(滝汗)

目先を変える為にスリンヘッドから別のシンカーにチェンジ。
コチラはスリンヘッド以上にスイミングに特化してると感じているシンカー。
先週の釣行で初めて使ったのですが、その時はカサゴ氏オンリー。
何としてもアコウのバイトが欲しい・・・

尚、こちらも申し訳ありませんが露出OKはもらっておりませんので全てモザイクをかけさせて頂いております。

やや早めのスイミングを繰り出してリアクションバイトを、あわよくば前みたくクエでもバイトしないかと・・・
そして何度目かのキャストで出来事。

ピックアップする為に早巻きをしてた際に目の前の浅い部分とカケアガリの境目で何かがバイト。
黒っぽい魚影が境目から出てきてリグにアタック、そしてグリンと反転して戻っていくのが見えた・・・
フッキングには至りませんでしたが、明らかに良いサイズでした・・・
フッキングしてバレたワケではありませんので再びバイトしてくる可能性はあります。
・・・なので、集中的にその境目付近をトレース。
そして根魚狙いでは普通考えられないスピードでのアクションに「ドーン」とバイト!!
そのままフッキング動作に移行してファイト開始!!
ボトムでのバイトではありませんので潜水艦のような重厚な質感はありませんが、とにかく強い突っ込みを繰り返します。

ワタシの脳内には「クエ」の文字が・・・(笑)

そして浮かび上がってきた魚体は・・・オレンジ色ですわ。
でもデカい!!
こちらも万全を期して最後はネットIN。
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サイズは最初のよりはひと回り小さいサイズ。
・・・でも、余裕の40アップ♪
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サイズは42cm
シンカーは「予備が無いので絶対に根掛かりロストしてはいけないスイミングに特化したプロトシンカー(笑)」
ウエイトは・・・何グラムあるのか知らないとゆー・・・
スリンヘッドより一回り大きいので1オンス位はありそうです。
ワームは先程の47cmと同じく「フィッシュアロー・フラッシュJスプリット(4インチ)」です。

因みにフラッシュJスプリットの4インチにマッチングさせてるフックは「カルティバ・岩礁メガトンロック #2/0」です。
後で活躍するバークレイ・ヤバイシュリンプには「カルティバ・岩礁カウンターロック #2/0」をマッチングさせております。
megaton counter_rock1

初エリアでいきなり40アップ2本ですか・・・
早くもこのエリアの底知れぬポテンシャルを垣間見ております。
・・・が、まだこれで終わらないんですけどね♪

落ち込みの境目付近でフィーディング(エサを待ってる)してると判断し、再び集中砲火を浴びせます。
完全にスイミング主体の展開。
ボトム着底するであろう直前に次のアクションに移行するハイスピードパターン。

そして「ドーン!!」
強いツッコミと重量感を一瞬感じて・・・痛恨のフックアウト・・・
今のもきっとデカかった・・・

そんなフックアウトを2回やらかしてしまった(汗)後に「ドン!」とバイト。
サイズは先程よりも小型・・・
ラストはブチ抜きでランディング。
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この日の一番ミニマムなアコウさん。
「キャッチ&イート」が身上であるワタシの釣りですが、最近は小さいと判断したサイズはオールリリース。
本来ならば大型こそリリースすべきであると思うですが・・・メチャクチャ美味しいのでね・・・(笑)

どうやらファストスイミングでのアタックの場合、フックアウト率が高まるので今後は何か対策を練らなければ・・・
因みに一度フックアウトしたらそこを中心としたかなり広い範囲が完全に沈黙してしまいます。
後でリリースするにしても確実に獲る必要があるかなと思ってたり。

ひとしきり落ち込みの境目付近を打った後に再び無音の時がやってきます。
陽がジリジリと照りつける中での修行のような釣り・・・

今まで通りリアクションの釣りを展開するか、大きく方向転換するか・・・悩むトコロです。
そんなワタシの目に止まったのは「ヤバイシュリンプ」
シンカーをスリンヘッド(改)にチェンジしてスローな釣りを試みます。
そして1投目で・・・
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カサゴ氏。
それもミニカサゴだったんですが、これまで無反応だったのにワームを変えた瞬間にバイトしてくるとは・・・
何となく、それでも確信めいたナニかを感じてキャストを繰り返します。

移動距離は短く・・・動きもスローに・・・そしてボトム着底後数秒はポーズをとり・・・

そして小さなバイト。
バイトを感知した時は「カサゴ氏やな」と思ってましたがフッキングさせてみたら独特の重量感と突っ込みがあるではありませぬか!!
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キャッチしたのはこの日4本目のアコウさん♪

「ヤバイシュリンプがヤバいです!!」
先日のフラッシュJスプリットと同様にいきなりお気に入り登録されてしまいました♪

尚、このアコウさんは↓のモノをゲロりんちょ。
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「セミエビ」ですね。
小魚から軟体系、甲殻類に至るまでアコウは本当に色々なモノを捕食しております。


今回、ツボってしまった「バークレイ・ヤバイシュリンプ」
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根魚ゲームの鉄板と言えるクロー系ワームですが、ワタシ自身は使用率がとても低くなっております。
目先を変える為にシャッド系からクロー系に替えるコトは多々あるのですが、直ぐにシャッド系に戻ってしまう始末。

「それはほとんどのクロー系が後向きにセッティングするタイプだから」

確かにエビ類は逃げる際に後向きにダッシュするんですけど、ワタシが演出したいのは「無防備・無警戒なエビ」
普段のエビはお腹にある「腹肢(ふくし)」と呼ばれる部分をパタパタさせながらフラーっと泳いでおります。

「それも前に向かって」

ヤバイシュリンプを初めて目にした時に注目したのがフックを前向きにセットする点。
yabai
そして実際に泳がせてみたら、ワタシが欲する「無防備・無警戒なエビ」を見事に再現してくれるワームでした。

そしてそのフォルムとサイズもワタシ好み♪
見た目は・・・ホントにエビそのものです。
実際に魚にどう見えているのかは知る由もありませんが、シルエットは非常に重要であると考えております。
サイズは3.2インチなんですが、現在多用しているフラッシュJシリーズの平均サイズが3インチとなっておりワタシ自身、違和感なく使えるサイズとなっております。
また、触角や足もしっかり再現されているのもニクい点です(笑)
更にボディ内部にインサートされた反射板もグーです♪

バークレイとくれば「ニオイ」が連想されがちですが正直なハナシ、ワタシはあまり重視しておりませぬ。
因みにヤバイシュリンプはバークレイ製品としてはニオイが弱めだと思います。
ニオイが強いのは集魚性能に優れる反面、雑音(フグやベラ等のアタック)も圧倒的に増えてしまいますので良し悪しです。
なので「控えめなバークレイ臭」もお気に入りになっております♪

現在は逃げる様や威嚇する様を模したクロー系ワームが主流であり、多くの方が違和感なく使っておられるかと思います。
そして実際に良く釣れます。
その点に関しては否定するつもりは一切ありませぬ。
ワタシも「常吉・底でズルズル引っ張るテナガエビ」とか大好きですしね♪

・・・が、これまでの「当たり前」に敢えて対抗、反するような商品も必要だと強く感じております。
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・・・ここまで書いててナンですが、ヤバイシュリンプは現在パゴスでは取り扱いをしておりません。
ですが、今後はパゴスでも取り扱いを考えております。

ただし、結構高価なワームに属しますのでもう少し使ってみて「パゴス的に超オススメ!!」のレベルに達してからでも遅くは無いかなと。
取り扱いが決定しましたらまたご報告させて頂きますのでヨロシクです♪

 


正午を迎えました。

お隣で釣りをしていた三次の方は2時頃まで釣りをされる予定だと聞いていたのですが、あまりの暑さでギブアップして正午に撤収。
ワタシも一緒に・・・と一瞬思ったのですが釣りする前に「午後1時まで!!」と決めており、ココでお別れです。

「暑い中本当にお疲れ様でした!!」

残り1時間、ワタシは空いた部分を中心にチェックを再開。
目の前にはアジやネンブツダイやら何やらが沢山ウロウロしております。

1袋6本しか入ってないヤバイシュリンプ。
残りは2本・・・
別な意味でヤバいカンジ・・・
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海面からの照り返し&背後の岩が熱を持つ事で発生するモワっとした熱波を受けながらのゲームです。
が、時折吹く風が天国のような心地よさをもたらしてくれます♪

そしてファイナルバトル。
スローでショートなスイミング、そしてボトムでポーズさせた数秒後に明確なバイト!!

フッキング後の抵抗は間違いなくアコウ。
前半のような飛び抜けた重量感ではありませんがそれでも良いサイズである事には違いありませぬ。
そしてブチ抜きでフィニッシュ。
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うむ納得!!

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ラストフィッシュもヤバイシュリンプでの捕獲でございました。
今回のゲームではシャッド系でひとしきり打って獲った後の無音タイムにヤバイシュリンプをキャストしてフォローするという流れが作られております。

・・・ヤバイシュリンプは既に「パゴス的に超オススメ」の域に達してるような・・・(笑)

納竿は予定通りの午後1時。
汗ダクダクになりましたが予想をはるかに超える素晴らしい内容となりました♪ 
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(↑の写真は諸事情により釣り終了後、宇竜エリアに移動してから撮影を行なっております)

またしても「神憑き」ですわ・・・


島根半島エリアでは根魚を狙ったアングラーが少しずつですが確実に増えているようです。
そしてこのエリアでも前の週にロックフィッシャー達が入っておられたとか。
それでもこのポテンシャルを維持してるのですから今回チェックしたエリアは魚のストック量がハンパ無いと判断しております。
今後も楽しみです・・・♪

しかしながら、根魚は基本的に居着きの魚ですので抜いて(釣って)しまうと次の魚が入ってくるまでとても時間が掛かってしまう場合が多いです。
アングラーが集中して抜かれまくるとそのエリアが死んでしまうコトも・・・
ワタシもそれは十分に理解しており、出来るだけ同じエリア・スポットに集中しないように・・・と考えながら釣りを展開しております。

山陰を西へ東へと走り回ってるのもそういった意味があるワケです♪


今回、チェックしたのはワタシが目を付けている広大なエリアのほんの一部。
まだまだチェックしてみたいエリアが満載です♪
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オニのように暑いシーズンが続きますが、こんな結果が待ってると考えたら・・・行くしかありませんよね♪
次回は思いっきりスカるかもしれませんけど(笑)

昨年は「暑い・釣れない」で大苦戦しておりましたが今シーズンは絶好調!!
この流れを維持しつつ、自身がまだ足を踏み入れていないエリアをチェックし続けたいと思います。

・・・ただ、一人でチェックするには限界があるので同行してくれる方がおられればいいのだけれども。

さて、次は目の前にあった磯をチェックしてみようかな???

・・・で、捕獲したアコウは実家へのお土産となりました。
実家では親父が包丁をふるってアコウの薄造り完成♪
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フグ刺しよろしく箸でガッとすくってネギ+もみじおろし+ポン酢醤油をからめて口の中へ・・・
「激美味し♪」
オススメです!是非お試しあれ・・・

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