山陰ショアロックフィッシュ紀行2014・其の3「ダブル40up再び」(バンダナ釣行記)
バンダナです。
5月31日に山陰入りしておりました。     
今回も島根半島は松江方面への出撃でございます。     
また、自身初となるエリアのチェックでもあります。     
出発は午前2時頃。     
今回はほぼ全て高速を使った移動です。     
午前4時半過ぎにエリア到着。     
世の中は既に明るくなっており、急いで準備をしてゲームスタート!!     
初めて足を踏み入れたエリアは予想外に狭く、そして足場が低いエリアでした。     
しかし、足元から一気に20m、もしくはそれ以上落ち込んだ場所アリ。     
潮の通りも非常に良く、ワタシが考える大型アコウ狙いに最適なエリアといえます。     
ファーストキャストからいきなりアコウ(キジハタ)がヒット♪     
サイズは30cmチョイって感じですが、いきなりのヒットでこのエリアのポテンシャルの高さを実感。     
因みにワタシ以外にエサ師の方が3名ほど釣りをしておられます。     
邪魔にならないようウキが浮いてる反対方向を中心にチェック。     
いきなりのアコウ(キジハタ)ヒットからしばらくはカサゴ氏との戯れが続きます。      
     
この日も相当数のカサゴ氏をヒット♪     
極端なサイズはいなかったものの平均サイズは先週の釣行(http://pagos.jp/?p=75960)に負けず劣らずで抜かれていない(釣られていない)事を確認。     
エサ師の方はワタシが青物を狙っていると思ってたようで、ナブラが発生する度に「あっちへ投げろ」「こっちへ投げてみろ」と指示を受ける始末(笑)     
『バサロ』とワームを見せて根魚狙ってると言ったら理解はして頂けたものの、根魚オンリーのアングラーは見た事が無いとも言っておられました。     
足元には潮目にそって小イワシの群れ。     
時にはスズメダイの大群が足元一杯に広がる状況も・・・     
大型アコウ達にとってエサの問題は皆無に等しい状況です。     
潮の流れは予想よりも強くて複雑。     
エサ師の方も仕掛けがあっという間に流れてしまう状況に苦戦を強いられておりました。     
ワタシも例外なく苦戦を強いられ、潮が強い間は足元狙いにシフト。     
アコウは・・・非常に良く釣れております♪
しかしながら、狙いのサイズには程遠い小型ばかり。     
「大型を狙って獲るにはどうすれば良いのか?」を常に考えつつリグを送り込んでいきます・・・     
狭いエリアゆえにあっという間に全方位にキャストし尽くしてしまいましたが、そこから更にピンのスポットやラインの絞り込みを行ないます。     
そして立ち位置からの横キャストで急激なカケアガリの根本付近をトレース。     
そして良型アコウ(キジハタ)を確信させる「ドンっ!!」というバイトに反応してフッキング!!     
鋭く重厚な突っ込みをかわしながら、少しずつ確実にリフトアップ。     
最後は万全を期してタモ入れでフィニッシュ!!      
     
狙ってたのはこのクラスです♪     
「根魚はヒットさせても重たいだけ」と言われがちですが、それは必ずしも正解とは言えません。     
アコウ(キジハタ)等は時に想像を絶するアグレッシブなファイトを見せ、ロックフィッシャーを魅了します♪     
ワタシも例外なく「魂をワシ掴み」されており、毎週のようにアコウ(キジハタ)達を追い求めておりまする(笑)     
因みに↑の『バサロ』のホロ部分がシルバーになってますが「その通りです♪」   
製品版も酷使してるとホロが剥がれてしまう事があります。   
今回はゴールドの部分が剥がれ落ちてシルバーホロに変化。   
・・・コレはコレで非常に良いカンジですけどね♪   
ホロ部分に関してはパゴスをはじめ各地のショップ様に置いてあるホログラムシールをカットして貼る事で簡単に修正&チューンが可能です。    
   
ホロ部分の修正&チューンの詳細はコチラ(http://pagos.jp/?p=75876)   
最近はホロのパターンやカラーも非常に多くの種類があります。   
色々試して「自分だけのバサロ」を作ってみるのも一興です!!   
そしてカサゴ氏とミニアコウさんとの対話時間が始まります。    
   
スポットを細かく細かくチェックするとカサゴ氏のバイト率が増加。   
特にカサゴ氏が抜かれていないエリアではその傾向が顕著に現れます。   
ミニアコウさんに関しても同様。   
モチベーションを保つにはありがたい存在ですが、「もしかして今やってるパターンは小型しか釣れないパターンか?」と疑心暗鬼になる事も多々ありますです。   
 
   
そして正午を迎えます。   
本来ならばスパッと切り上げて蕎麦を食べに行く・・・のですが、今回は延長戦に突入です♪   
正午前から西からの風が強まっております。   
その風がもたらす風波が根魚の活性を上げる要因となったのか、状況が好転。   
元々良く釣れるのですが、更に釣れてしまうとゆー。   
今回捕獲したアコウ(キジハタ)は12匹。   
そのほとんどが風が出た直後から釣れ始めております。   
「潮流が変化するタイミング」    
「風が出るタイミング」     
今回、この2つの要因による釣況の変化が際立っております。   
正午で納竿するつもりだったので食料はナシ。   
水分関係はしっかり用意してましたが、超腹ペコです。   
「いつ終了するべーか」と算段しておりましたトコロ、エサ師の方全員が午後4時で終了するとのコト。   
「ならば」とワタシも便乗して4時で釣りをストップする事にしました。   
・・・で、いつもの「往生際の悪さ」が発揮されます・・・(爆)   
午後3時半を過ぎた頃、皆さんが後片付けを始めておられますが、ワタシは身軽な装備故にその時間もキャスト。   
海面にはちぎれた海草が大量に漂い始め、ロングキャストは出来ませぬ。   
足元を中心にしたゲーム展開となります。   
ピックアップ中、『バサロ』が見えたと思った瞬間にカケアガリの際からナニかが「グワンっ」と出てUターン。   
一瞬の出来事でしたが、明らかに良型の「ナニか」   
横キャストしてカケアガリの際をトレース。   
先ずは表層から・・・   
そして少しずつレンジを下げて・・・   
リーリングだけによる文字通り完全な「スイミング」でのゲーム展開です。   
そして4~5度目のスイミングでドッカンバイト!!   
「ドッカンバイト」はエモノがエサを求めてグワッと浮上、喰った直後にグルンっと反転する事で発生いたしまする。    
メバルゲームでも良くありますよね♪   
それが上位互換されたものと解釈して下さい。   
運が良ければバイト&フッキングシーンも見えるハズ・・・ですが、これまではミスバイトしか見た事がありません。   
それでもアドレナリンが噴き出すような衝撃を与えてくれます・・・!!   
ドラグを引き出す強烈なファイトに耐え、スキあらばロッドパワーでリフティング。   
そしてカケアガリの際に浮き上がったのは今日一番のアコウ(キジハタ)!!   
最後はきっちりタモ入れでフィニッシュです♪    
   
測ってませんが楽勝40upです♪   
写真だと朝釣った方がデカいように見えますが、実際はこっちの方がデカいっす♪  
ランカー一歩手前・・・になるのかもですが、それでも十分にグーなアコウ(キジハタ)である事は間違いありませぬ♪    
   
『バサロ(28g)』と『フラッシュJ(3インチ)』の最強コンビが最後の最後にドラマをもたらしてくれました!!    
 
  
ラストバトルの一部始終を隣で見ていたエサ師の方もルアーでこれだけ根魚が獲れた事を驚いておられました。   
狙い方がマッチしていたコトもありますが、なによりエリアのポテンシャルが素晴らしい!!   
エサ師の方がおられた部分は未チェック。   
前回、入釣したエリアも半分未チェック。   
ヤバそうな場所がまだまだ残っている・・・それが島根半島です♪   
広島からは行き帰りに時間がかかるけど、それに見合うだけの結果を出す事が出来るので今後も精力的に・・・   
そして全員で仲良く車まで戻り、解散となったワケですが、車に乗り込もうとしたらお客さんの「Y岡氏」と息子さんに偶然遭遇♪   
しばし談笑した後に釣ったアコウの一部を進呈、帰路につきました。   
・・・がまっすぐ帰らないのがワタシ・・・   
・・・着替えついでに車を止め周囲を散策・・・   
・・・たしかこの時期から・・・   
・・・あった。    
   
「クサイチゴ」  
人によって「ノイチゴ」だったり「キイチゴ」だったり・・・でしたが、コレはクサイチゴでFA。  
海を臨む高台の道脇に群生しており、腹ペコなのも手伝ってお椀一杯分程を確保。  
そして一気に口に放り込む・・・うむ、美味し♪  
そして情報提供がてらに釣友の「セトコージさん改めキジ太郎さん」にTELしたら、彼も出雲方面にいるとのコト。  
もうじき釣りを終了するとも言っておりましたので一緒に蕎麦を食べようと松江から出雲に向け車を走らせます。  
大社港(大社築港)で待ち合わせをして出雲大社近くのオススメ「荒木屋さん」に行くも既に閉店・・・  
ならば出雲市内の「献上そば・羽根屋さん」に行くとまだ営業されていたので迷わずIN。    

 
    
定番の割子蕎麦に舌鼓を打ちます♪    
因みに「出雲そば」と「奥出雲そば」はそれぞれ風味や触感などの違いがありますです。     
半島方面に釣行されたら帰りにその違いを確かめてみるのも個人的には「超」オススメです♪    
腹ペコで行けば「割子そば3段×2回」は楽勝でお腹に入るハズですしね(笑)    
個人的意見ですが、どちらかがアタリでどちらかがハズレ・・・という事はありませんのでご安心を♪    
出雲&奥出雲どちらの蕎麦も非常に美味しいです。    
セトコージさん改めキジ太郎さんは出雲エリアで良型アコウとラスボス的存在のクエを捕獲!!    
・・・昨年自分が釣ったクエとあまり変わらないサイズでしたので内心ホッとしたのはココだけの話っす(爆)    
蕎麦をすすりつつ、情報交換や今後の釣行プランの話をして現地解散。    
彼は高速を使って一気に帰るみたいですが、ワタシは途中でお亡くなりになりそうなので三刀屋まで下道を通るプランでそれぞれ帰三。    
・・・ワタシも結局寝ずに三次まで一気に帰ってましたけど。    
普段は正午までのゲームが主体ですが、たまには夕方まで頑張ってみるのもいいかなと。    
遅くから神様が降臨する事もあるよーですし(笑)    
気になるエリアはまだまだあれど、取り敢えず目を付けたエリアには全て足を運ぶことが出来ました。    
そしてほぼ全てのエリアでグッドサイズのアコウを捕獲する事が出来ております♪    
この良い流れを保ちつつ6月も釣行を繰り返したいと思います。    
さて、次はドコをチェックしようかな???

 
       
      



