「クダコ」(バンダナ釣行記)

 2008年10月9日

バンダナです。

ついに初のクダコに行ってきました。

朝6時30分、「怒和島マリンさん」の船で「倉橋・室尾」より出船。
1

鹿島大橋を抜けて怒和島方面へ・・・
2

「雨男」としての不安要素は「天気」
3

だけど今日に限ってはその心配は必要無いみたい。

「日本でも有数の難所」と比喩されるコトのあるこの場所。

不幸・・・なのか幸いなのかこの日は誰もが「珍しい」と言う位に穏やかな顔を見せていました。
4

「不幸」なのは潮の動きが悪い事でエモノの活性が低くなってしまうこと。
「幸」なのは激流に翻弄されること無くゲームが出来たこと。

それでも非常に荒い底質、急激なカケアガリ、「今日は緩い」とはいえ他の場所から比較すれば早いと判断される位の潮流・・・

そういった状況なんで一瞬でも気を抜いたら速攻根掛り。

フォール中の緊張感は他の場所を遥かに凌駕しております。

それに「激流」が加わったら・・・ガクブルもんですわ・・・

午前の部はワタシ達を含め周囲にいたエサ釣り船にもバイト無し。

早々に切り上げて船長さんの自宅にて昼食。
5

クダコでのゲームの楽しみの一つがこの「昼食」
ここの「鯛メシ」は評判どおり「絶品」です♪
6

もう一つの楽しみは船長さんとの談笑。
内容は「クダコの釣り方」の話から「日常の話題」に至るまで。
「午前の部」の反省会も同時に行なわれてこれから「午後の部」に挑むにあたってのアドバイスも頂戴できます。
7

そして3つ目の楽しみは日本を代表するジギングアングラー達の足跡を辿れること・・・

8

細い路地を抜けた先にある船長さんの自宅。

この路地も多くのアングラーが通り抜けていったハズ・・・。

未だ釣果に恵まれない我々・・・
9

ねこさん、ねこさん、どうかおさかなをおめぐみくださいませ・・・

午後からは船長さんに用意していただいた「イカ」を使った「ノマセ釣り」を試してみることに。
10

11

「ハマチ」「真鯛」がヒット!!

エサでのゲームも楽しいけどやはりジグで釣りたい・・・

そういった気持ちが生まれ始め誰からともなくジグを落とし始める・・・

そして・・・
12
時合いが到来!!

13
空白の時間が長かった分、充実感もひとしお♪

14

時合いは本当に一瞬・・・

でもその「一瞬」を捕らえる為に来たワケで・・・

15

瀬戸内では「異形」とも言えるヘビーなタックル達。

「なぜこのようなタックルが必要なのか?」を身体でしっかり感じることが出来ました。

今回のワタシのタックル
「リール シマノ・オシアジガー2000」
「ロッド MCワークス・HAYASHIDA改」
「ジグ ブリス・アスナロ300g」
「ライン PE5号」
「ショックリーダー 80LB」

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

16

この日のパターンは俗に言う「タチウオパターン」

クダコでは最もスタンダードはパターンで当然ワタシもクダコに行く前は色々な媒体を使ったり、アングラーさんの話を聞いて「タチウオパターン対策」を考えてきました。

そんな「言葉・文字」の中で一番「重かった」のは「やはり・・・」というか「当然・・・」というか船長の言葉でした。

多くのアングラーの姿を見てきた船長が導き出したアクションパターンを信じてこなす事でヒットに持ち込めたと思っております。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

ゲーム終了はPM5:00過ぎ
17

心配してたルアーのロストは最後の最後に気を抜いた一瞬に引っかかった1個のみ。

色々と勉強になり非常に有意義な1日となりました。

18

クダコでのゲームは非常に人気がある為、1年間の予約が毎年2月の予約開始と同時にいっぱいになるとか・・・

お客さんの「H田氏」の予約に入れさせてもらう事で実現した今回のクダコ釣行。

次回はいつになるのか・・・と思っていましたところ「H田氏」が今月の下旬にもう1回予約を入れておられる様子。

「行く?」と聞かれたので「行きます♪」と即答。

脳ミソからクダコが溢れる状況は今しばらく続きそうです・・・