ワインドとメタルジグを持って山陰へ・・・(バンダナ釣行記)
バンダナです。
先日、ワインドでサワラを釣ってからというもの、ヒットした時の衝撃が忘れられずウズウズ・・・
今週の休みは久しぶりの日曜休み(11日)。
台風が過ぎた後だったのでサワラ(サゴシ)的にはかなり良い状況なのでは・・・と思っておりました。
そしていつもお世話になっている「中本渡船さん」のHPには10日の釣況で「サゴシの大群でハリスがプチプチ・・・」なんて書いてあるもんだから
「もぉ行ってまえ!!!」ってカンジ。
今回も当然ながらメインは「ワインド」
「オンスタックルデザイン ZZヘッド」
「オンスタックルデザイン マナティー90」
「オンスタックルデザイン マナティー75」
「FCOM フロートクッション(アシストフックの固定に必須)」
「デコイ トレーラーフックチェイサー #2/0(アシストフック)」
「カルティバ ST-41TN #2(メインのトリプルフック)」
そのワインドで「刃モノ(サワラ・タチウオのコト)」を狙うとして一番の心配事は「ラインブレイク」っす。
少々リーダーを太くしてもヤツ等の歯はカッターみたいなモノなんで簡単に切られてしまいます・・・
・・・なのでその対策として多くの方が「ワイヤー」を使用されている事と思います。
昔っからなんですが、どうもワイヤーにすると釣果が激減してしまうような気がするので極力使いたくない・・・というのがワタシの本音。
そしてメインラインであるPEの次にナイロン(フロロ)リーダーがきて、更にその先にワイヤーが来る・・・とゆーのが「ゴテゴテ感満載」でこれまた抵抗がありまする。
そしてトドメにリーダーとワイヤーの間にサルカンやらスリーブ(ワイヤーを留める小さな金具)があるとそこを攻撃されてせっかくのワイヤーのイミが無くなってしまう・・・なんて事も・・・
そんなワイヤー嫌いのワタクシ、今回はコレをテスト。
「NTスイベル 激釣ブラックソフトワイヤー #45」
ワイヤーっぽくないワイヤーですのでワイヤーに抵抗感バリバリの人でも「おっ?」と思う事かと・・・
ワイヤーリーダー・タチウオ仕掛を自作するお客さんの為にパゴスで販売しております。
ワイヤーっぽくなく普通のリーダーっぽいので何気に手にとって何気にFGノット組んでみたら・・・
・・・なんか良いカンジ♪
引っ張り強度もかなり実用的なレベル♪
ただ「衝撃吸収」の部分が無いのでガッチガチのショアジギロッドでなくワインド専用ロッドやライトショアジギロッドが良いかと・・・
そうすればバランスが取れてキャストブレイク・フッキングブレイクするリスクが減りそう。
このワイヤー、ルアーとの結束も「結んで」出来そうな位ナイロンっぽい感触なんだけど流石にルアーとの結束部分にはスリーブを使用。
「交換する事」「強度面」も考慮に入れてスナップでは無く「溶接リング+スプリットリング」もしくは「ボールベアリングスイベル」をセット。
スナップを使わないワケはワインドだけでなくメタルジグも投げる可能性もあり、スナップだとメタルジグのキャストの衝撃で壊れる事がある為。
交換がラクだからといってスナップ(クロスロック含む)を使ってショアジギやってると思わぬところで悔しい思いをする事になりますのでご注意を・・・
(ターゲット・タックルによっては問題なく使える場合があります。要はターゲット・タックルとのバランスです♪)
今回、初めて試してみたんですがキャスト時のブレイクは皆無(実釣8時間の内、4~5時間程度使用。途中からメタルジグメインにチェンジしたのでリーダーもその時にナイロンにチェンジしております)
因みにナイロンリーダーに替える前もメタルジグ(40~60g)のフルキャストもかなりの回数行なっておりまする。
今回はこのラインシステムで肝心の魚がヒットしなかったんですが、それが「場所・潮・タイミング」のせいなのか「ワイヤー」のせいなのか???でござる。
ただ、同じ時間に普通のラインシステムを組んでいた周りの釣友(5名)にもヒットがほぼ無かったので多分「場所・潮・タイミング」のせいだと思ってるんですが・・・
何にせよ結果が出ない事には何にもなりません・・・今後もテストしてみます!!
まあそれでも興味ある方は試してみてください。
FGノットがきれいにキまるのでビックリするハズ・・・♪
タチウオにはまずブレイクの問題は無いと思われまする(釣果のほうは???ですけど♪)
・・・さて、話を戻します。
連休で人が多そうだから早めに出発してAM4:00過ぎに渡船乗り場着。
準備して渡船開始を待ってたら実家の釣友達が続々と・・・。
聞けば仲間内で作ってる釣りクラブの大会をやるみたい。
一人で餌師に挟まれて肩身の狭い思いをするよりも皆の隣で釣りすれば面白そうなので一緒の場所に上がらせて頂く事にしました。
「中本渡船さん」より2番船に乗って三隅火力発電所波止の真ん中(5番)に上陸。
せっせと準備をしてキャスト開始。
沖波止には50~60人位いるのかな?
大半は餌師。ルアー部隊は10%いるのかいないのか・・・
因みにこの日のワインドでの釣果はゼロ・・・
ワタシはメタルジグでサワラとサゴシを1匹ずつ捕獲しております。
前日はかなりサワラ(サゴシ)の大群が廻ってみたいですが1日にして解散。
そして一番釣れない(と言われている)5番でのゲーム。
中々に厳しい釣りを展開しておりました・・・
今時期の山陰・沖波止、基本的に夜明けからしばらくは背後から風が吹き(もしくは無風状態)、陽が高くなると真横、前から吹き始める・・・というパターンがメイン(天候や波止によって若干違いはありますが)
そしてワインドの泣き所は「飛距離」
沖波止では1ozのZZヘッドを使っておりますが追い風を受けてもメタルジグの3/4も飛べば良いほうでございます。
陽が高くなるにつれ風が横・前から吹き始めると飛ばないストレスが際立ってしまうので追い風時限定でワインドしておりまする。
・・・つか体力的にもその位で十分に「ごちそうさま」になるんですが・・・
実家の釣友達のやってる大会って「優勝目指してガツガツ」してなくって非常に和気藹々と行ったカンジ。
ジグの反応が乏しかったら足元のカマスを狙ってみたり・・・
ある程度カマスを釣ったらせっせと解体して干物作りに励んだり・・・
お腹減ったら湯を沸かしてカップラーメンで舌鼓を打ったり・・・
とってもいい感じで進行しておりました♪
ただ、肝心のターゲット達は昨日とは大きく異なりとっても渋い状況・・・
時々サゴシのプチナブラが沸いて活気づくんだけどそれも一瞬。
それでもその一瞬で何とかサゴシを確保して一安心のワタシ♪
そして沈黙の時間が再来・・・
アクションやサイズ、カラーをローテーションしてチェックするもとっても厳しい時間だけが経過・・・
そんな中、5番から8番に歩いて行った「K藤氏」が魚をブラ下げて戻ってきた!
ヒラマサ捕獲!!
向こうに行って3投でヒットしたとの事。
「マメヒラですわ」って言っておられました十分に良いサイズです♪
そして一緒に歩いて行った「T中君(弟)」には大型がヒット!!
実家の釣友達は皆ヘビーなタックルを持っておりますが、それをもってしても抜き上げ出来ないみたい・・・
近くの人にタモを貸してもらって・・・
サワラ捕獲!!
80cmあるか無いかのとっても良いサイズでした!!うらやましい・・・。
・・・ワタシデスカ?
・・・・・。
陽はすっかり高くなり、波止の上も太陽がギラギラ照り付けて風が無かったらかなり暑い状況。
解体されたカマス君もすっかり良いカンジになって・・・
製作者の「K迫君(弟)」が寝てる間に「トンビに全て盗られた」事にして「自分達が持って帰る案」が出たんだけど未遂。
この日は「1番」でデカいヒラマサ(86cm)が釣れて、「8番」方面もコンスタントにヒラマサやサゴシがヒットしてたみたい。
そして我々の陣取っている場所は「5番・・・」
大会はPM1:00に終了との事でワタシもそれに合わせて納竿する事にしており残り時間は約1時間。
前回、サワラを釣ったのは「8番」
そして今日も「8番でサワラもヒラも釣れてる・・・」
風向きがすっかり変わってワインドを投げる状況で無いのでジグだけ持ってイチかバチか8番に向けて出発。
丁度、帰り身支度を始めた方がおられたので声を掛けて入らせてもらいました。
そしてキャスト。
しばらく音沙汰ないので不安に駆られ始めた頃に「ドスン!!」
前回と同じファイト、そして前回と同じランディング。
そして前回とほぼ同じサイズのサワラ捕獲。
違うのはヒット時の衝撃とヒットルアーだけか・・・
結構手前でヒットしたんでもしかしたらワインドでもヒットしてたかも?と考えたら嬉しい中にも僅かながら後悔の念アリ。
そして程なくして迎えた納竿タイム。
釣友達の大会のほうは唯一ヒラマサをゲットした「K藤氏」が優勝されました♪
おめでとうございます&お疲れ様でした♪
沖波止から戻ってからは釣友達は帰路につき、ワタシはチョイと近くの港へ行き、「フラットフィッシュ」のチェックを少々・・・
「早よ釣りんさいや」
・・・とでも言わんばかりの猫の視線を感じながら小一時間程港をチェックしましたが音沙汰ナシ・・・
違う港でも少々チェックしましたがここも反応無く完全納竿して今回は実家でなく広島に戻りましたとさ。
そして今日は腕・肩から背中にかけて結構強烈な筋肉痛・・・
でも「2日後」の筋肉痛で無くって良かった♪