「壱岐」でのゲーム(バンダナ釣行記)

 2008年8月30日

バンダナです。

先日、釣友で舟入・光町で「博多ラーメン はりがね」を経営されてる「岡氏」よりTELアリ。

「壱岐で船買いました♪」

何でも壱岐で「漁」「遊漁」を始めるらしい。

物凄い決断力と行動力やな・・・と思ったワタシの目前には「3連休」が・・・

「27日にそっちに行きます♪」と言って電話を切った後、せっせと準備開始。

高速に乗って一路福岡・博多港へ行きフェリーに乗る・・・

船内は快適そのもので一番安い「2等船室」でも十分にくつろげます。

・・・そして壱岐に到着。ワタシにとっての「ヘブンズドア」が開く・・・


広島から博多港までは高速を普通に休憩しながら走って4時間位。
博多港から壱岐まではフェリーで約2時間。
気になる交通費はETC深夜割引を使う事によりグッと負担を軽減可能です。
フェリーも往復券を購入すると2割程度の割引特典があります。
・・・それでもガソリン代等含めて往復5万程度(一人で行った場合ね)かかりますが・・・
因みに今回は車と一緒に壱岐入りしておりますです。
予め宿を決めてそこに道具を宅急便で送る等して体一つで行けば当然のゴトク負担額は一気に軽減しますです。


「壱岐・郷ノ浦港」に到着後、直ぐに岡氏と合流して船が停泊してる港へ・・・

「はりがね丸(仮称)」

まだ船は完装しておらず遠出は不可。
これからじっくり時間をかけて装備を整えるとの事でした。

・・・それでも近海ゲームには十分ですわ♪

因みに↑の「潮香丸」ってゆーのは前のオーナーさんがつけてた船の名前。
岡氏曰く、「まだ正式な船の名前を決めてない」との事でしたので「はりがね丸がいいッスよ♪」って言っておきましたが多分絶対別の名前になるだろーな・・・

船の装備と天候の関係上、2日間とも壱岐本島から離れる事は出来ずでしたがそれでも「ハガツオ」のナブラに遭遇し入れ食い状態に♪

サイズは50cmクラスなんだけど「泳ぐ為に生まれた魚体」は十分すぎるほどの引きと興奮を与えてくれました。

ホント港からチョコっと出ただけなのに・・・底知れぬポテンシャルを感じます・・・

カツオの中でも特に美味いと評判の「ハガツオ」
初日に獲ったものはその晩の食卓に、2日目のはお土産に・・・♪

2日目は少しだけ沖合いに出てゲーム。

風と波が結構あり「マーライオン化」を一瞬だけ心配しましたがそれ以上に興奮しており酔うヒマなんて無し。

魚探には常にベイトの反応・・・

そんな中突然、岡氏のインチクを強烈にひったくっていった「ナニか」

その岡氏、途中でワタシにロッドを手渡してくれました。

水面まで浮かせて魚体を見た瞬間、「サメ?」「コバンザメ?」「ツムブリ?」と脳内魚辞書を開いたものの正体不明。
強烈な引きで水面から一気に数十mラインを引きずり出す事数回・・・
やっとネットIN。

何か分からんけどデカくて重い♪


地元のプロ漁師の方々に見てもらっても「分からん」・「初めて見た」と口々に言われ最後まで正体不明だったこの魚。
広島に帰ってから調べたら
「スギ」という魚だと判明。
別名「トロカンパチ」とか「コバンザメノコバンノトレタウオ」とか言われるらしいっす。
・・・確かに「コバンザメ」に似てたしね♪
食べたら結構おいしい魚らしく早速
「イタリアンシェフ ビギナー日高氏」に捌いてもらいました♪
今夜、ポン酢で頂きます♪

80cmをラクに越え、ボトムからトップまで激烈なファイトだった「スギ」
ヤツを獲った竿はワタシが愛用してる「ガレオン リーバース65」
¥3980という激リーズナブルロッドですが「良いモノは良い」という事実を改めて認識させられました。


船から降りたらその辺の港を徘徊。

地元の人達と一緒にノンビリと釣り・・・

数投で「秋サイズ」というには少しデカ過ぎるアオリ捕獲。
因みに地元の人に言わせると「・・・まあまあサイズ」らしいです。

毎日ここに来て1つ2つ釣って晩メシにするらしいですわ。

陽が傾き暗くなったら港の外灯の下で小型メタルジグをキャスト。

アジ・サバがガンガン食ってきます♪
ハイシーズンには40cmをラクに越えるサイズがガンガン食ってくるとか・・・
最近こっちで流行ってるアジングタックルの話をしたら「それじゃ直ぐ切られるのでダメ」だって。

2日とも風と波が強く躊躇する場面も。

それでも充実の2日間だった「壱岐」

「遠い」と感じていた場所ですが今回、思いつき釣行してイメージは大きく変化。

船の装備は9月一杯で完装との事。

遊漁の本格始動はもう少し先になりそうですが楽しみがまた一つ増えました♪

気軽に「是非行ってみてください!!」とはさすがに言えませんが時間を上手く使えば日帰りも可能なエリアです。

只今、広島からのアクセスする負担を少しでも軽減出来るように岡氏と話を煮詰めている最中です。

「釣り」に対する理解は十分過ぎるほどあるのでその点は安心ですね♪

あとはシーズナルパターンがある程度確率出来れば「最強」っす。

「壱岐」はまだまだ無限のポテンシャルを秘めたエリア・・・

ワタクシ、今から「壱岐預金」を開始します♪