山陰ショアロックフィッシュ紀行・其ノ6「キクラゲ・カサゴ/2012年初夏」(バンダナ釣行記)

 2012年6月14日

バンダナです。

・・・またしてもネタが古くなってしまいました・・・
もったいぶらせたようなカンジになっておりますが、今回の釣行自体は「大したコト無い」ので悪しからずです。

6月10日に山陰入りしておりました。
前日まで状況がコロコロ変わる天気予報・・・それに翻弄されつつ・・・といったカンジ。
海が荒れるのかと思いきやさほど荒れる状況ではなさそうので根魚タックルを携えての浜田入りです。

釣りの前後で雨に降られる事はありませんでしたが夜に雨が降ったようで草木には水滴が。
それを掻き分けるエリアでは膝までビチャビチャ・・・
赤土のぬかるみエリアではフェルトスパイクなど全く意味をなさずズルンズルン・・・

地磯に出てみれば波っ気がややあるものの根魚NGと感じてしまうレベルではありませぬ。
せっせと準備してキャスト開始。
2

程なくしてカサゴ氏からのシグナルがあり首尾よくカサゴ氏捕獲。

・・・が、その後は超が付くほどの苦戦・・・
陽が高くなるにつれ東からの風が強くなり釣りが非常にやりにくくなっておりまする。
それに伴う風波も強くなり広い地磯をウロウロして立ち位置や狙うスポットを転々とするもカサゴ氏やその他の外道と思われるアタリばかりでフッキングまで至りませぬ・・・

10時になるかならないかでギブアップして地磯から撤退。

前日寝てなかった事もありテンションはダダ下がり。
それなりの結果を得ていればルンルンの帰り道もひたすら拷問のようなアップダウンと化しております。
そんな時にふと目に入ったモノ・・・
1
キクラゲ発見♪

因みに以前見つけた「キクラゲの城」とは別エリア。
最近カサが開いたような感じでしたが夜の雨のせいか水分を含み過ぎて寒天状態になっておりましたので今回は採取せず。

またもや釣りの後の楽しみが増えてしまいました♪
特に意識して探したワケでもないのですがどうやら自然とキクラゲを見つける「目」が出来たみたいです。
釣り人には「視力に関係なく誰よりも早く魚を見つける事が出来る目」を持つ人がおられますがそれのキクラゲバージョンと思って頂ければ・・・(笑)

一旦車まで戻り「どーするべーか?」思案した挙句、大田方面にある東の風に強いエリアに行ってみる事に。
ココは今シーズン初入釣となるエリア。
昨シーズンは何度もアコウの姿を拝ませてもらったエリアであり期待は膨らみます。

・・・が、いざ着いて地磯INしてみれば風は真北からに変化・・・
風裏になるどころか真横から風を受ける状況。
それでも2時間弱ほど試行錯誤したもののカサゴ氏1匹のみで玉砕でございました。

「今回の釣果、カサゴ氏2ぴき」

・・・今回は風のせいにしておこう・・・

尚、ワタシが綴っている「山陰ショアロックフィッシュ紀行シリーズ」は基本的にデイの磯場でゲームを展開している事が多いです。
それをご覧頂いた方の中には「山陰はデイでないとダメなのか?」とか「地磯でないと釣れないのか?」と思ってる方がおられるかもですがそうではありませぬ。

山陰ショアロックフィッシュゲームは昨年から特に気合を入れて通っておりその短い期間の中で出た結論がデイの地磯であった。それだけのコトです。
自分自身、それが完全に正解だとは思っておらず、また、結論と言いながらもまだまだ発展途上であると思っております。

根魚全般はナイトゲームに分があると思います。
ただ、山陰エリアのアコウ狙いに関してはデイが強いと思います。
波止場よりも地磯のほうが釣れるサイズが大きいと思います。
スリンヘッドはスイミングで根魚を狙うのに最適なシンカーだと思います。
根魚にブレードチューンは効くと思います。

・・・全て断定していないのがキモです♪

ブログ内では断定的な表現を使っている事も多々ありますがそれはその釣行の中で「これは確実」と思った事をそのまま素直に書き綴っている。それだけのコトです。
次回釣行時には全く別の事が起こって「やっぱ違うわ」となる事がしばしばあります。

もし、ワタシのブログを見て山陰ショアロックフィッシュに挑戦しようと思う方がおられれば「参考程度に捉えてご自身の思う釣りを存分に展開して頂ければ幸いです。

さて、次は本命と出会えるかな???