懲りずにアコウを狙ってきた(バンダナ釣行記)

 2010年10月20日

バンダナです。

18日にお休みを頂いておりました。
17日にはチョイと早上がりさせて頂いておりそのまんま釣りに・・・

釣友のセトコージさんがアコウの祭典「ロッキン3」にてチャンピオンズクラシックに進出したとゆーのはいつぞやのブログでもお話ししておりましたがその大会期限が今日(10/20)のPM11:59迄。

そのチャンピオンズクラシックで今現在、上位につけている彼に付き添って最後の悪あがき・・・と思ってましたが残念ながら彼は秋祭りやら法事やらで身動きが取れず・・・で単独で行ってみる事に・・・

そのセトコージさん情報によると「しまなみ方面」に行った方が良いとゆー事で素直に「しまなみ方面」にIN。

「この島のこの港のこの辺・・・」というトコロまでしっかり聞き出して日付が18日に変わる頃からゲームスタート。

「まあいつものゴトク何もありませんがね」

疑心暗鬼・暗中模索しながらも探りを入れること数時間・・・

潮の流れが変わり始めた途端にバイトが連発!!

そして・・・
1 
久方ぶりのアコウ捕獲!!

2 
ヒットワームは「YUM ベビークローバグ」
http://item.rakuten.co.jp/pagos/10001039/

・・・ワタシはロッキン3の予選ともいえる「ショア・グル-パ-ステ-ジ+中国西ブロック」ってゆーステージで見事に砕け散っており「オフト製ワーム縛り(ロッキン3ではオフト製ルアーの使用が必須項目)」からすっかり抜け出してはおりますが、今回の釣行でもYUMオンリー。

その後は潮の流れが早過ぎて根掛かりが連発。
しばし車の中で仮眠を取りつつ迎えた朝。

マズメのアコウはしっかりと「スカ」を喰らってしまいましたが、その替わりと言わんばかりに目の前にナブラ!!
3 
追ってるベイトのサイズが明らかに小さくって喰わせるのにとっても苦労しましたがなんとか1本ゲット♪

それにしてもしまなみエリアも「アオリイカ」が調子良いみたいで・・・
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・・・でも波止は綺麗にしておいた方が良いかと・・・

そしてワタシはしまなみ海道を渡り四国へ・・・

世の中はすっかり明るくなっておりデイアコウ・・・とでも言いたいトコロですがワタクシ、流石に「超絶ねむねむ状態」

休憩をしながら目的のエリアに少しずつ進行。

愛媛から東に向け進行、その途中は工場が立ち並んでおりその岸際は殆どが「護岸&テトラ帯」
いくつかのエリアをチェックしてた時、「とあるエリア」の岸際でアコウを目視にて発見!!
それも40は楽にあるサイズ・・・

すぐさまタックルを持ち出して戻ってみるも姿は消えておりその周囲をしばらくチェックしたものの音沙汰無し。

「仕方が無いのでその辺にたくさんいるダツ君とお戯れ♪」

一気に時間を飛び越えて夕方、目的の「四国・香川県観音寺市・観音寺港沖一文字」に到着。
ココはポッキン氏の助力を得てワタシが初めて瀬戸内アコウを捕獲した思い出の地・・・

沖一文字へは「せと丸渡船さん」を利用して18日PM4:00に上陸。
船長の話によるとココ最近はアコウの釣果話もとんと無くなったとの事・・・

それでもさっき見た40クラスのアコウや夜に釣ったアコウの存在が強制的にテンションを上昇させていく・・・!!
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前回、初めて来た時と変わらないシチュエーション。
変わったのは「夏から秋に変わった」という事だけ。

明るい内に軽くチェックをした後、テトラに貼り付いている「とある生物」に注目。
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「ジンガサ」
・・・それもブチでかい・・・(最大85mm)

見れば非常にとってもたくさんいる事に気が付きせっせと「回収」
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あっという間に20個近く回収、そしてマズメを迎える・・・

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ココからは「セトコージさん理論」でお話しいたします。
・・・ワタシよりも数・型共に遥か上をいっちゃってる彼の理論で今回は「釣らせてもらってる」ので・・・

アコウ狙いのアクションでは「スイムキル」「クラッキング」といったポッキン氏が編み出されたアクションが超有名。
実際にポッキン氏との釣行ではその威力をまざまざと見せ付けられました・・・

でも、大きいアクションでは活性の高い小型ばかりが釣れてしまう傾向が強いらしい。
特に最近は水温の低下のせいなのか「じっくり誘う方法」に分があるというのがセト理論。

では彼はどうしてるのかって?

キャスト後、先ずはボトム着底。
そしてそこから「僅かにボトムを切って細かいシェイク」
それもワームを極力移動させないように意識をしながらラインが受ける潮流の抵抗のみでワームが移動しているイメージ。
当然ロッドは同じ位置でシェイク(ロッドワークでワームを移動させずあくまでもラインにかかる抵抗のみでドリフト)
「ボトムを取る&極力移動距離させない」をイメージすれば自ずと使用するシンカーは14g以上のヘビーウエイト。
場所によっては丸鉛の20号クラスも平気で使うらしい・・・
それを「ここぞ!!」というスポットで行う事によりアコウに口を使わせる・・・との事。

「スイムキル」と同じイメージでネーミングするならばさしずめ「ムーブキル」といった所でしょうか?
(※移動(ムーブ)を殺す(キル)というカンジなのでスイムキルとは言葉の意味合いがチョイと異なりますが)

それで釣れなければただの机上の空論に過ぎないのですが彼はしっかりそれでアコウをゲットしている・・・
そして今現在、ロッキン3で上位につけている・・・
その事実が脳内クエスチョンマークだらけのワタシにもそのアクションを長時間続けるだけのテンションを与えてくれる・・・
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「カサゴはアコウ釣りの外道」
・・・でもカサゴすらヒットしない状況ではアコウは釣れない・・・
これも彼がよく口にする台詞。
・・・でも実際釣れたらブツブツ言いながらリリースしてますが♪

前回来た時にポッキン氏から教わった事を思い出しながらセトコージさんの理論を加えて時間一杯(PM10:00)まで探り続ける・・・

んで・・・
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ワタクシは心置きなく「メバルモード」へと移行いたします♪
それが例え空のストリンガーだったとしても・・・♪

ポッキン氏をはじめ「ロッキン3」で関わった皆様ありがとうございました♪
特にセトコージさんへは「いつも美味しいトコロをカジらせてもらってスミマセンでした」と言っておきます♪

帰りは「瀬戸大橋」を渡って・・・
総走行距離は恐ろしくて見てません・・・

例年ならば11月位までは「狙って」釣れるという瀬戸内アコウ。
水温が高いといわれる今年なら楽勝でいけそうですね♪

アコウの祭典「ロッキン3」も終了を迎えアコウ狙いのアングラーが一気に減る事になるとは思いますが・・・
「逆にプレッシャーが減るという恩恵も♪」

興味のある方は是非とも狙ってみて下さいませ!!

パゴス各店でも「もうしばらくは」アコウコーナーを充実させておきますね!!

さて、次はナニを釣りにいついこうか???