瀬戸内と山陰でワインドをやってみた(バンダナ釣行記)

 2009年10月6日

バンダナです。

ガラにも無く多忙な日々を送っておりまして「それゆけアジング(早起き編Ⅴ)」の後日談ブログを書くのが遅くなりました・・・

まあ「大した釣果ではない」ので後日談はパパっと終わらせてしまいまする。

行ったのは9月30日の晩で行き先は倉橋方面。

お客さんのU田氏がこの2~3日前にタチウオをかなり釣られたとのハナシを聞いたので即行動に移した次第でござる。

結果は・・・
タチウオ

「2本が2本」

シーズン初期の安定しない状況なんでこればっかりは仕方ないですわ・・・と自分を納得させておりました。

ただ、ワインドで食ってきたので予想を超えるバイトの衝撃にはビックリ!!・・・まあそれからのファイトは「瞬殺」でしたがね。

それでもワインドで「狙って釣った」初めての太刀魚(船では何回かあるんだけど)なんで結構ホクホクなワタシ♪
ワインドでタチウオ

ワインドのアクションは「エギングのアクションと同一」と思う方が非常に多いみたいですが厳密に言えば「全くの別物」

それを意識しながらアクションをチェックしていた矢先のヒットだったんで結構自信に繋がった釣行でした。

それまで何も変化の無い水面がマナティーを何投かした途端にタチウオの「ギラッ」が始まったんでそれにも驚いた釣行でした。

まあそれでも「2本が2本」だったんだけどね(汗)

chain 

そしてハナシは10月5日まで飛んでいきます。

「ゲーリー重森君」が先日、山陰でウマヅラ君と戯れたブログに触発され、トドメに実家の釣友「Hラキ君」から「三隅の火電でサゴシが釣れとる」というハナシを聞いたので久しぶりに山陰に行ってみました。
三隅・古湊

10月5日AM6:00チョイ前、「中本渡船さん」より出港。
一路「三隅火力発電所波止」へ・・・

鉄板パターンでいけば「朝イチは青物・サゴシ狙い」でスタートして「明るくなって落ち着いたら波止際ウマヅラ攻略」が普通。

・・・でも波止際でワラワラしてるウマヅラ君の誘惑に勝てず・・・

いきなり「波止際ゲーム開始!!」
ウマヅラハゲ

それが大した事無い釣りだったらすぐにジグ・ワインドに切り替えるんだけど結構ハマってしまいまして・・・

小さいとはいえエサ取りの達人との駆け引きは結構シビア。

オキアミパックの小粒タイプを持って行ってたんだけど少しでも刺し方がアマいと即「エサだけ強奪」
イソベラ

そしてホンモノのエサ取りも多数ご来店。
サンバソウ 

サンバソウもかなり釣れます♪
最初は釣れる度にそのきれいさから感動しておりましたがしばらくしたら「慣れました」
カサゴ

ボトム付近や波止の切れ目に落とすとカサゴ君も多数。
フグ

フグは「釣れないワケがありません」です。・・・でも他のエサ盗り達に押され気味・・・。
ベラ(キュウセン)

ベラ(キュウセン)も結構ヒットします♪
カワハギ

そして本命のウマヅラ君より嬉しいカワハギ君も・・・♪

でもしかし、あまりのエサ盗られ具合にパックのオキアミはあっという間に完売。

んでもって「ハリ持ちの悪さ」にも閉口・・・。

「何か良いエサは無いのか?」
「イカの切り身みたいな・・・」

・・・・・・。

「イカ!?」

ボックス内を探って1本だけ沖波止に持ってきてた「レイン イカズチ3.0号」をセットして火電外側にキャスト。

ゲーリー君曰くここのアオリも結構スレてるとのコトでしたが・・・
アオリイカ

一撃ヒット♪
サイズも結構良いし♪♪♪

2投目にも同じ位のサイズをゲットして直ぐに「触腕切除」
5mm角にカットしてカワハギ仕掛けを持ってまた「波止際攻略開始」

ハリ持ちの良さに加え、針への付け方、釣り方が分かってきた頃から「爆」
ウマヅラ3連

2連、3連は当たり前の状況に♪

ひとしきり楽しんだ後は「解体」
ハゲ解体

ナイフ1本あれば釣り場でもあっという間にきれいに捌けるのがこの魚の嬉しいトコロ。

これで晩御飯確保や♪

そうこうしてるうちに陽はすっかり高い位置になり青物って雰囲気が無くなってきました・・・

「まあでもウマヅラ君もそれなりに釣ったしとりあえず投げてみるか・・・」と思いタックルをチェンジ。

前回(このブログ冒頭のタチウオ釣行のコトね)、ワインドのアクションが結構良いカンジだったので今回はヘビーなタックルでヘビーウエイトワインドをしてみようとキャスト開始。

タチウオの時とは比較にならない疲労が襲ってくる中、ひたすらロッドの構えやロッドワークの修正を加え自分に適合するアクションやフォームをひたすら模索・・・。

ワタシ的に「タックルバランス」ってゆーのは自分にとってそれほど重要な位置にあるものでは無いんですがこのゲームに関しては「タックルバランス」がとっても重要と実感。

バランスが悪かったら「マジ拷問」になりかねませんわ・・・

持ってきてるロッドは既に体の一部になりそうな位使い込んだロッドですので何とかかんとかワインドのカタチになってきましたがちとツライ・・・。

ロッドポジションやリズムがそれなりに決まって来た頃、目の前を何かに追われたであろうベイトの群れが!!

そしてそのベイトの背後にはワカナと明らかにヒラマサであろうサイズのイエローラインの魚体が高速でチェイス!!

「なんで目の前のチェイスなのにルアーは沖にあるのさセニョリータ・・・」

と毒つきながら高速回収してキャストするも時既に遅し。

それでもまだ近くに・・・とキャスト、ワインドアクションに移行したマナティーに何かが「ドッカン!!」

ワインドアクションとバイトの相乗効果でアタリ自体はホントに強烈!!

そしてその後のファイト、重量感から脳内では「ヒラマサ」の4文字が・・・

しばらくヤリトリをして目視できる位置に現れた魚体は「サゴシ・・・」

・・・ではなく「サワラ」

抜き上げはとても出来ないのでギリギリまで寄せて片手はロッド、もう片手はタモというスタイルで一撃ネットイン。

「我ながら見事なり」と自分で自分を褒め称えながら波止の上へ・・・
サワラ 

波止に上がってからはドッタンバッタン大暴れするので先に〆てからパチリ。
サイズは・・・まあ75cmという事にしてくれたまへ。
サワラとマナティー

明らかに時合を逃したタイミングでジグではなくマナティーで獲ったというのはかなり出来すぎか?

脳内では「ワインドのアクションは遠くからでもターゲットを呼び寄せる・・・」というオンスタックル社長の言葉がエンドレスリピート。

血抜きをしてクーラーに押し込んでからしばらくは平穏な海に戻りましたが今度ははるか沖合いがザワザワしてるようなカンジが・・・(実はよく分かってない)

マナティー&ZZヘッド(1oz)ではまったく勝負になりそうもないエリアだったので今度はジグをキャスト。

そして・・・
サゴシ

今度は「サゴシ」でした。
余裕のよっちゃんで寄せてブチ抜きランディングでシメ。

そして血抜き用の海水を汲みに波止裏に行ったら「いかにも良いサイズのカワハギ」を発見!!

「波止際攻略部隊」が発動!!

ミニウマヅラやサンバソウ達の猛攻を掻い潜って・・・
カワハギ本日最大♪

本日最大ゲット♪

それ以外のヤツ等も釣り上げて・・・
ハゲ解体その2  

解体

波止上がりは昼過ぎ。

それから近くの港に行ってアオリのチェック。

「良くない」が先行する今シーズンの秋アオリ・・・ですが・・・
アオリイカ2

1投目で釣れてくると「別に悪くないのではないか・・・」と思えてしまいまする。

個人的にサイトでのゲームよりも沖合いにキャストしてラインの動きでアタリを捉えるのが好きなのでその辺も違うのかなと・・・

「沖合いから寄せる」でなく「沖合いで掛ける」がバンダナ流。
レイン・イカズチ

んで何故か「レイン イカズチ」だけがアタリエギでした。

アクションが良いのかカラーが良いのかフォール姿勢が良いのか???ですが今回釣った14ハイは全てこのエギ。

車には2.5号やそれ以下のエギも載せてましたが「全くもって必要ナシ」

3号以上のエギで十分に勝負できると確信を持ち「イカズチを根掛かりロスト」した時点で終了。

まあそれでもお土産には十分なイカを確保出来たのでま、いっか。

三隅・火電周りの春アオリでは超メジャーな港でも十分に釣れますので是非行ってみてください。

「イカズチ」をお忘れなく!!

ワタシは機会があればまたワインドをしに・・・

因みにサワラ・サゴシ狙いならちょっと荒れた日が良いです♪
(ライフジャケット着用は常識ですがそれ以外の安全対策も抜かりなく!!)

バンダナバンバンバン