闇ヲ「少しだけ」徘徊ス・・・「初メバル」(バンダナ釣行記)

 2013年12月24日

バンダナです。

12月22日に山陰入りしておりました。
今回は中学時代からの友人であり、広島に出てきてから再開した「中森君」との釣行。
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・・・クリスマスの着ぐるみをしておりますが、彼は安佐北区落合にあるサロン「美容室Arden(アーデン)さん」に勤務している美容師。
一昨年の春にアオリイカ狙いで釣行して以来のお久し釣行です♪

彼の仕事が終わってからの出撃となり、暗い内はメバルやアジ、明るくなってからは海の状況を見つつエリアとターゲットを決定するとゆープラン。
出発は22日の午後11時半頃。

大朝ICまで下道を通り、そこからは高速を使っての山陰入り。
冬らしく「強風・荒れ模様」の山陰エリア。
さて、ドコからチェックするべーか?と浜田湾内で最近お世話になりっぱなしのアジングポイントが空いてたのでそこにIN。

数日前に激荒れしてた事を物語るニゴリと浮遊ゴミが漂う中でゲームスタート。
「・・・でアジ1ぴきだけだったとゆー・・・」
ニゴリのせいか?荒れたせいか?水温低下のせいか?「わけわかめ」のまま場所移動・・・

お次も浜田港内。
外洋に面した波止に入るも目の前にグワーッと押し寄せる大きなウネリにビビって即撤収。
その近くの内湾をチェックします。
ボトムには所々海藻が生えており、尚且つ過去に良型メバルの実績がある場所なので気合いを入れてチェック。

「・・・でまともなバイトも得られないまま時間だけ経過」

テトラ帯や地磯が気になるもののスニーカースタイルで狙えるエリアである事が今回の必要項目であり、それに該当し、尚且つ釣れるエリアを求めて転戦。
そして朝マズメを意識する時間帯に差し掛かります。
あまりにも反応に乏しいので少しだけ「厳しいエリア」に入る事を提言、即了承となり移動。

そこはスニーカースタイルでの入釣限界エリア。
全域にわたり足元の岩はザラザラした岩質、常に海水がかかる場所以外は滑る可能性は非常に低くなっております。
(どんな場所であろうとも決してスニーカースタイルを提唱している訳ではありませんのでその点は誤解無きよう)
外洋に面していながらウネリをしっかり受け止めてくれる地形になってて毎年海藻が繁茂する・・・そんな場所です。
この時は海藻が非常に少なかったものの確実に生えており「いかにも」ってカンジ。

夜が明けるまではココで頑張るつもり。

過去の実績も十分であり、時間帯はマズメ絡み。
海況も「非常に良い」と感じる事が出来る状況ですが、大きな不安が一つ。
それは「今シーズン、まだメバルを釣っていない」事。
1匹でも捕獲しているのであれば話は別。
皆さんも体感されてると思いますが「0」と「1」の間にはとてつもなく大きな溝が広がっているのであります。

そんな不安を振り払うかのようにキャスト開始。

少しずつスポットをずらしながらキャストを繰り返す二人。
相変わらず反応ナシ・・・ですが、気配らしきモノは感じる・・・

そして足元の白泡を意識した並行キャストに久し振りの感触!!
考えるよりも早く身体が反応するのはワタシがアングラーの端くれである何よりの証拠です♪
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そして今季初のメバルゲット♪
小さくもないが特にデカいワケでもない・・・それでも強烈に嬉しい1匹である事には間違いありません!!

ヒットワームは「エコギア・グラスミノーSS」
カラーは既に廃番となっているパンプキン系カラーであり、仲間内では「ブラック」と共に未だに探し求めている人間が多いカラー。
パゴスではグラスミノーシリーズそのものを置いてませんがワタシにとっては絶対に外せないワーム。
「バンダナ超推奨ワーム」として置いてもらおうかな?(笑)

連発しそうな雰囲気をよそにその後の反応が無くエリア内を小移動。
現在の我々はマズメラッシュに遭遇できるだけの条件・状況・レベルに達していない模様。
それでも山陰メバルと呼べるサイズを釣ってほしい・・・

そんな事を思ってると彼が闇の中で慌ただしく動きだし・・・
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見事に初山陰メバルを捕獲♪
因みにヒットルアーは「自分でカットして作った元スクイッド系ワーム」
ハサミを持たせたらヘアーカット以外でも一流の仕事をする・・・とゆーコトですな。
自作系ワーム使用に加え、初25cmオーバーと彼にとって深く記憶に刻まれるであろうメモリアルフィッシュ。

非常に厳しい内容でしたが最後の最後で大どんでん返しを見せてくれました♪

結局メバルはお互いに1匹ずつ捕獲したのみで夜明けを迎えストップフィッシング。
海は相変わらずの荒れ模様につき、「サゴシでも狙ってみるべーか?」と移動してみる事に。
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浜田港内でサゴシが良く釣れるエリアに入ってみたものの反応ナシ。
その代わり、先に釣りをされていたショアジガーの方が釣っておられました。

そして三隅方面に移動。
車横づけで釣りが出来、足場は最高・・・の岸壁でございます。

「なんちゃって」とはいえ、ショアジギ初挑戦となる中森君、寝不足もたたってキャストもアクションも見ててぎこちないコトこの上なし(爆)
基本的にタダ巻きでOKな「ブリーデン・メタルマル」をキャストし続けるのですが何もありませぬ。
ナブラでもあればな~。
そんな我々の期待に応えてか、それともあざ笑う為か「メッチャ遠い場所」で超単発&超小規模ながらサゴシのナブラ・ライズが発生。

最初の数ナブラは活性急上昇させてましたが、いつしかナブラが見えても反応が乏しくなる二人・・・
そして中森君は途中で脱落、一人「孤高のサゴシハンター」となりキャストを繰り返します・・・
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そして超単発ですがサゴシ君ゲット♪

今まで小さいフィッシュグリップしか持ってませんでしたが最近「ワニグリップ」を入手。
使ってみたら掴む力の強さと使い勝手の良さを体感、非常に重宝しております♪

wanigr1 wanigrip-holster
早くから買っとけば良かった・・・
携帯性やコンパクトさを重視されるなら「ワニグリップ・ミニ」等の小型フィッシュグリップをチョイスすべきですが、そうでなければワニグリップをオススメさせて頂きます♪

ナブラこそキャスト範囲を超えた場所ばかりでしたが、サゴシ自体は近くも回遊してるみたいでヒットするのはかなり手前にルアーが戻ってきてから。
それらを含めパターンらしきものが見えてきたので中森君を起こそう・・・かと思いましたが「口を開けて気持ちよさそうに」寝てるのでそっとしておくコトに・・・
因みに「口開け睡眠写真」は彼の希望により未掲載・データ消去させて頂きました(爆)

いつぞやの釣行で「サゴシキラー」になりつつあったメタルマルですが、この日は完全沈黙。
レンジやアクションが合ってなければ流石のメタルマルさんでも手も足も出ない・・・ってコトがよく分かりましたです。

この日は40~60gのメタルジグによるハイピッチショートジャーク&セミロングフォールがキモでした。
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雨がパラつく中、頑張って昼までに5本を確保。
お土産としては十分です♪

最終的に雨風が強まり、お腹も減ったので昼過ぎにゲームエンド。

そのまま益田市に入り「三洋軒さん」で昼ごはん。
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(写真がボケてたので「食べログ」から画像を拝借)

三洋軒さんは去年、店舗と場所を一新。

大きな地図で見る
(食べログの地図は場所が微妙に違ってるので注意です。お陰で周囲を2周する羽目に・・・)

少し前に旧店舗に行き、店の看板が無くなってたのに唖然としたまま店の前を素通りしてしまったのですが後で移転されてると知り一安心です。
また、「店が新しくなってから云々・・・」とも聞いていたもののワタシは全然気になりませんでしたが何か?(笑)
ただし「古き良きモノ好き」としてお店のたたずまいだけは前の方が良かったなと素直に思いました。
何にせよ今後も益田エリア釣行の折には立ち寄らせて頂きたく思っておりますです♪

食後はR191を通っての帰広と相成りました。
帰りは超睡魔に襲われ途中で休憩を交えながら加計の「鯛焼き・よしおさん」で鯛焼きを頬張りつつ無事に帰り着いております。

中森君、不慣れ・・・とゆーよりも人生初に近い山陰ナイトゲームで心身ともに疲れたと思いますが念願の山陰メバル捕獲が出来たので良しとして下さいませ♪
そして親しい人にしかしないワタシの毒舌トークにキれずにお付き合い頂きました事、深くお礼申し上げまする(爆)
次回山陰メバルを狙う際はもっと厳しい場所にお連れしますので足回り装備を完璧にしておいておくんなまし。
なにはともあれ「お疲れ様でした!!」

中森君と一緒に「0から1」になったワタシの今季山陰メバルゲーム。
今後は他の事もしつつ・・・ですが、じんわり確実にレベルアップしていきます♪

さて、次回のバンダナ釣行記は「2013年ラスト」となる総集編です。
今年も色々なドラマがありました。
来年はどんな年になるのだろーか???