闇ヲ徘徊ショアロックフィッシュ紀行「山陰アジ乱舞」(バンダナ釣行記)

 2013年11月7日

バンダナです。

先ずは11月2日(土)に開催させて頂きました
「第7回パゴスアジングカップ」
が無事終了を迎える事が出来ました事をご報告させて頂きます♪

「参加者の皆様、本当にお疲れ様でした&ありがとうございました!!」
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只今、アジングカップブログを作成中でございます。
写真がオニのようにあり、尚且つ画像加工やデータ修正等を行ないながらの作業となっており文字通りの「てんてこ舞い」でございまする・・・

・・・そこで息抜きに11月3日釣行のブログを作ってみました♪


アジングカップでは皆さんが釣って来られた良型アジを多数見させて頂いており活性は上がりっぱなし!
時を同じくして山陰エリアでのアジ好調バナシを耳にしております・・・

「こりゃ行くしかない!!」ってコトで3日の昼過ぎに広島を出発。
時間が惜しいので今回は浜田道をフルに使っての浜田入りです。

そして狙いのポイントへ・・・

既に夕暮れを迎えております。
「メバル」も気になるのですが、それよりも目の前に発生してるライズが超気になっております!!
焦る気持ちを抑えつつタックルをセッティングしてキャスト。

「プチっ」

獲物がデカすぎてラインブレイク・・・なら良いのですが、それとは違う理由でのラインブレイクでございます。
「まさか」と思いつつ再びリグってキャストしたら直ぐに

「サクっ」

・・・絶対カマスですわ・・・
目の前に広がるライズの大半はどうやらカマスっぽいっす。
ジグヘッド+ワームでは切られまくるのでプラグにチェンジ。
イレギュラーアクションではラインブレイクの原因になりますのでタダ巻き+ストップでカマス捕獲♪
サイズは最大で35cm位か?
直径は「バナナの王様・甘熟王」クラスでコロンコロンした「干物サイコーなサイズ」でございます♪

・・・で、暗くなったらカマスはどっかに行ったようで本命のアジにエモノが変化します・・・
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・・・釣りに夢中になり過ぎて写真撮りしてませんでした(汗)
実家に戻って解体する前にパチリ。

暗くなってからタイムリミットの午後9時まで終始途切れることなく釣れ続け、すっかり「余は満足ぢゃ♪」状態に。
ワタシ以外にお2人ほど「サビキdeアジ」の方がおられましたが皆アジを大量捕獲してホクホクです。

因みにサイズはMAXで28cm位。
数日前に釣行していた釣友の「セトコージさん改めキジ太郎さん」は娘さんと一緒に尺以上のアジを多数捕獲したらしい・・・
タイミング次第では大型アジの回遊があるようですので山陰入りの際はアジングタックルをお忘れなく!!

そして実家に帰省しようかと思いつつ、メバルの事も気になるので近くの地磯をチェックしてみる事に・・・

「音沙汰ナシ」

まだシーズン初期中の初期とも言える状況であり、マズメ時等のベストタイムは完全に外しております。
そんな状況で釣れてくれるメバルが居ようハズも無く数カ所程チェックしてギブアップ。

そして浜田の長浜まで戻って車の中で仮眠・・・してたら雨音で目が覚めます。
2日のアジングカップで寝不足気味のワタシ、ついつい寝過ごしてしまい既に午前3時・・・
雨はかなりの強さで車のボディをバチバチ叩きつけております。
ただ、通り雨のようで降ったり止んだりしております。
そんな雨音を子守唄代わりに再び・・・ZZZZ。

次に目が覚めたのが午前5時前。
雨は上がっており、海は非常に穏やか。

「根魚タックルはしっかり搭載しております(笑)」

ただし、地磯まで歩いて出るだけのテンションは無し・・・
しばし思案した挙句、「沖波止に行ってみようか」と思い立ち「加宝丸渡船さん」「伍八波止」に向かいます。
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(↑は帰りに撮っております)

青物が好調な浜田の各沖波止。
その中でも伍八波止は特に人気の波止であり、この日も多くの釣り人が上がっておられました。
外向き(北向き)で釣りしたいのですが、既に人で一杯でしたし、ルアータックルではお互いにやり難くなりますので今回は人が少ない内側をチェックしてみる事に。

伍八波止には2年以上前に根魚狙いで上がったコトがあるのですが、その時はカサゴ氏オンリー。
まだまだ根魚レベルが低い時の釣行でしたが、あの頃と比較すれば相当にレベルアップ。
アプローチも「あの時」はベイトタックルを用いたテキサスリグでしたが、今はスピニングタックル&スイミング系シンカーによるアプローチに変化。
全てが「完全アコウ(キジハタ)仕様」であり、絶大な自信と信頼を獲得しております。
更に水深がかなりあるので1オンス以上あるオリジナルシンカープロトにとって絶好のテストエリアと言えます。

せっせとセッティングしてキャスト。
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そして程なくして本命のアコウさん(キジハタさん)ゲッツ!!

・・・一昔前なら飛び上がる程嬉しい魚体なのに・・・人間の「欲深さ」は本当に恐ろしい・・・

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オリジナルシンカーの感触は非常に良い・・・のですが、形状は大きく変更する予定。
ついでにブレード装着用のアイも大きく位置変更するつもり。
既にカタチがほぼ完成している「マグバイトさん」のアコウ用シンカーと比較してパゴスオリジナルはまだまだカタチが決定しておらず、ちょっと焦ってたりして(汗)
それでも妥協はせず納得のカタチに仕上げたいと思っております!!

天気は曇りで時折雨がパラつくものの直ぐに止み、9時までは釣りしやすい状況でした。
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「9時までは」

9時過ぎからいきなり北東の突風が吹き始め・・・
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外向き(北向き)は波ザブザブ&風ビュービュー。
たまらず内向きに場所移動される方多数・・・
内向きでも風が回り込むので超釣りがし難いんスけどね。

とてもボトム着底やバイトを感知できるような状況ではなく・・・
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伍八波止をウロウロ。
時間が経てば風も収まるかと思って10時までまったものの風が収まる気配はなく、ここでギブアップ。

超久し振りの伍八波止はミニアコウと超ミニマハタという内容でございました。
しかし、あらためて考えると浜田エリアも非常に有望な根魚エリアである事は間違いありません。
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今シーズンは島根半島をメインに釣行を重ねておりました。
・・・が、来季は浜田沖波止・沖磯エリアも「山陰ショアロックフィッシュ紀行」の舞台の一つになりそうです。
(ワタシ個人としましては渡船を利用した沖波止や沖磯も「ショアゲーム」の一環であると考えておりますです)

少し前は「ポイントの絞り込み」「ルアーのチョイス」「ターゲット別の動かし方」等の全てが手探りであり、半信半疑・疑心暗鬼で釣りを展開しておりました。
釣行を繰り返す内にそれら全てが少しずつ、でも確実に解り始め・・・
それを実証するかのように驚異的な釣果に恵まれるようになっております。
来季は浜田沖波止・沖磯エリアにてランカーアコウ捕獲のご報告をさせて頂く事になるでしょう。
しかしまだまだ発展途上。
今後も精力的に釣行を重ねていきたいと思います。

・・・取り敢えずこれからは「山陰メバアジヒラセイゴ」ですが(笑)


港に戻ってからは「うどんの今田さん」にIN。
(うどんの今田さんは11月末で閉店されます・・・)

閉店まで残り1ヵ月。
名残を惜しむかのようにうどんをすすります。
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今回は鍋焼きうどん♪

閉店について大将と話をさせて頂きましたが決して経営難とかいうモノではない事だけは強調させて頂きます。
「男の決断」であり、大将の新たな門出を心の底から祝いたいと思います。
因みに大将は猟師の側面をもっておられ、浜田市弥栄町に「陽気な狩人」という田舎カフェ&キッチンを経営されております。
うどん屋閉店後はこちらの店に専念されるそうです。
ワタシは「釣は海、住は山」と考えてる人間であり、弥栄のお店に興味津々。
「陽気な狩人」に完全移行されたら遊びに行かせて頂くつもりです♪

尚、大量捕獲したアジの一部は大将に進呈させて頂きました♪

山陰は冬の海に変貌しつつあります。
それに伴ってワタシが狙うターゲットも徐々に変化していきます。
「山陰ショアロックフィッシュ紀行」から「闇ヲ徘徊ス・・・」へ・・・
年内はどっちつかずになりそうですが(笑)

さて、次は「山ショア?」それとも「闇徘徊?」