闇ヲ徘徊ス・・・「其ノ6・それゆけアジング」(バンダナ釣行記)
バンダナです。
3月8日(土)に山陰入りしておりました。
狙いは「メバル」、そして「アジ」
出発は8日午後2時頃。
昼メシを食べずに出てきてしまったので今回も「陽気な狩人さん」にIN。
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「うどんの今田さん」あらため「陽気な狩人さん」は3月1日から浜田市弥栄町にて営業を開始しておられます♪
うどんのラインナップは減ったものの以前と同じ自家製うどんを堪能する事が出来ます!!
場所については説明が非常に難しいので↑の地図をご覧くださいませ。
緑の矢印部分ズバリが陽気な狩人さんの位置となります。
今回は当日オススメの天ぷらうどんとおにぎりのセット♪
おにぎりには付き添えでお漬物とシシ肉が付いておりました(付き添えの内容は日によって異なります)
大将と猟師仲間の方としばし談笑した後に目的のポイントへ・・・
少し前になりますが山陰某所でアジが釣れているとの情報をゲット。
メバルと併用して狙うつもりでしたが、荒天に阻まれておりまして・・・
先週の釣行(http://pagos.jp/?p=72473)もアジ狙いが含まれてましたが荒天によりポイントに入る事すら叶わず。
今回、やっと入る事が出来ます♪
・・・が、先週末から釣果が激下がりしたらしい・・・
一抹の不安を抱えつつもこの日は適度な波気と弱い風、気温が低い事を除けば絶好の釣り日和ともいえ、期待値も高まります。
山陰エリアのアジはメバルと同様に夕マズメが一つのタイミング。
近くのテトラ帯でメバルをチェックしつつ、アジの回遊を待ちます。
そして3名ほどおられたエサ師の方がアジをポツリポツリ釣り始めた頃、メバル狙いのテトラ際トレースで「コツン」というバイトに反応!!
掛けてしばらくはエモノが動かず「久々のグッドメバルか!?」を思った次の瞬間、水面ドバドバ・・・
やはりキミなのね。
少々足場の高い場所でタモは持って来ず。
取り込みに一瞬だけ躊躇したものの「アリッサ」なら抜けると判断して一気にブチ抜いて確保。
84は特に尺メバル獲りに重点を置いたロッドであり、バットパワーが強靭!
この位(50cmクラス)のシーバスをメバルロッドで掛けた場合、出来る事ならばタモで取り込むのが理想ですが、アリッサのような強靭なロッドならば抜き上げが可能!!
(とはいえ、無理な抜き上げは禁物!!また、抜き上げ時のロッド角度が極端に鋭角になると破損に繋がりますので注意!!)
素早く取り込んで場所を荒らす事無く、すぐに次のキャストに移る事が可能。
時合は短い&釣れるスポットは狭いですしね♪
写真をサッと撮ってから素早くリリース、ラインチェックして次のキャストに移ります。
「そしてまたヒットしたとゆー・・・」
今度は更にサイズアップ。
とても抜けるサイズではありませぬ。
水面をドバドバするシーバス君に対し、「どうやって取り込むか?」を思案してたら何度目かのエラ洗いでフックアウト。
これでピンスポットが消滅。
アジ狙いにシフトします。
「これがまた釣れねーし」
自分なりに頑張って・・・
「アジ3ぴき」
一時は数・型共に良く、今回の釣況にはエサ師の方も首をかしげておられる始末。
しばらく続いた荒天の影響か?それとも気温の急激な低下のせいか?
どちらにせよ群れは小さく、群れの平均サイズも小さい状況でした。
今回の釣行で唯一景気の良かった魚は・・・
「カサゴ氏」
空白の時間が多かったアジ狙いで気分転換に足元に落としたら連発♪
腹パンで小魚を出す個体も多く(カサゴは胎生のお魚です)、慌ててリリース。
足元の波止際に落とし込むと着底する前にガッと喰ってくる状況も多々あり、楽しませて頂きました♪
(釣れない事もあり)最近はカサゴ氏に癒される状況が多くなっております(爆)
これは「アジメバ狙っとらんでさっさと根魚を狙え」と言う暗示か???
その根魚に関するネタですが、パゴスオリジナルの根魚用シンカーもようやくカタチになってきました♪
開発・テストのお手伝いをさせて頂いた「マグバイトさん」の根魚用シンカー「バサロ」と基本コンセプトは同じ。
ただし、スイミングに特化したバサロとは異なり、パゴスオリジナルはスイミングもボトムズル引きにも対応させております。
↑の写真にはブレードが2カ所装着されておりますが、実際は状況や使い方に合わせてどちらか片方にブレードを装着して頂く事になります。
回転性能の良いベアリングスイベルではなく、普通のスイベルをブレードアイに採用しているのも意図的であり、ワタシなりのこだわりです。
また、モザイク部分はこのシンカーの最大の特徴であり、もう少しオフレコにさせて頂きますのでご了承くださいませ♪
このシンカーは日本古来の漁具である「インチク」が原点。
インチクはオフショアの釣りですが、ボトム着底から10m以上巻き上げても根魚がヒットするという点に着目。
「これってショアからのキャスティング&スイミングでも根魚が釣れるのでは?」と考えました。
時を同じくしてダミキジャパンさんの「スリンヘッド」と巡り合い、それから数年間はスリンヘッドのみで多くの根魚を獲ってきました。
その過程で色々なチューニングを施し、特にブレードチューンに関しては絶対的自身を持つに至りました。
【SLINHEAD】BLADE TUNE
しかし使い続けている中で既存の製品と自身が欲するモノとのギャップが出始めたのも事実。
チューニングに関しても意外と面倒であり、どなたでも気軽に行なえるものではありませんでした。
そこでパゴスオリジナルとして根魚用シンカーを作ろうと決意した次第です。
昨年から試作品のテストを開始したのですが、丁度同じ頃にマグバイトさんから根魚用シンカー製作の話をお聞きしました。
そして開発&テストのお話をお受けしております。
【MAGBITE】VASSALLO
昨年はメーカーの製品作りのお手伝いとパゴスオリジナルのテストの二束ワラジ状態となっております。
「根魚を獲る」
「スイミングで獲る」
という基本的なコンセプトや原点となるインチクの形状はバサロもパゴスオリジナルもそれぞれ踏襲しておりますが、細かい部分に関しては違いが出ております。
・・・それは「どちらが良くてどちらが悪い」というイミではありませんで誤解されませぬよう。
それぞれのコンセプトを皆さんが見聞きして、更に直感でお選び頂ければOKです♪
マグバイト・バサロは現在生産中で4月以降の発売開始を予定。
対するパゴスオリジナルは・・・やっとこさスイムテストに持ち込める個体が出来た状況。
とはいえ、カタチはほぼ完成形となっており細かい調整をするのみ。
今シーズンには何としてもリリースさせたいと考えておりますのでお楽しみに♪
・・・まだまだ書き足りませんが本編より長くなりますのでこの辺で・・・(爆)
相も変わらずの貧果っぷりですが、アジフリャーはサイコーでした(爆)
この日は再び冬に舞い戻ったかのような寒さ。
風が痛かった・・・
翌日に用事があったので夜明けを待つことなく午前2時ごろにゲームエンド。
メバル「も」ダメダメでしたが、エリアによっては復活しつつあります♪
またこの日は特別寒かったのですが、それでも今後は徐々に気温も上昇。
プランクトン系が少なく、透明度抜群なエリアも多い日本海も少しずつ確実に春の海になって行く事でしょう。
「そうしたら釣れない病のワタシでも釣る事が出来るかも?」
そんな淡い期待を抱きつつ山陰通いを続けてまいります♪
また、4月12日は
「第13回パゴスロックフィッシュカップ」
も開催いたします!!
「この頃は流石に釣れる時期になってるでしょ?」と予想。
山陰エリアのアフター回復大型個体を獲れば上位入賞間違い無し「だと思いますので」是非ご参加くださいませ♪
さて、次はドコに出没しようか???