闇ヲ徘徊ス・・・其ノ六「オリカラプロト de 朝マズメバル」(バンダナ釣行記)
バンダナです。
タイトルの「朝マズメバル」はワザとそうしてるんでツッコミは入れないように・・・
1月31日に山陰入りしておりました。
ネットショップ担当となってからは週末オンリーの釣行を重ねており平日の釣行は実に久し振り。
大阪フィッシングショー(以降FS)に行かれなかったコトもあり・・・
2週間山陰入りしていなかったコトもあり・・・
海況が非常に良い推移を見せていたコトもあり・・・
オリカラのサンプルが届いたコトもあり・・・
上記4つの理由により平日にも関わらず山陰入りを強行したというワケでござる。
今年の大阪FSは2月2日(土)と3日(日)に開催されます。
我々釣業界関係者は前日の「業者日」に会場入りして商品チェックやカタログ集めに精を出します。
昨日(2/1)がその業者日ッス。
ワタシはお留守番しておりますが、シャチョー以下スタッフ5名が大阪入りしておりまする。
因みに「2013大阪FSインプレッションブログ」は本店スタッフ「プリ島」が担当する事となっておりますのでお楽しみに♪
出発は31日の午前0時半。
山陰までの道中で「ねむ死」しそうになるかと思いきやテンションが上がっていたせいもあり予定よりも早くエリア着。
今回の狙いは「朝マズメ」で時間に若干の余裕があったのでメインポイントに入る前に近隣港湾部のチェックからスタート。
海はベッタ凪で風も弱く非常に釣りしやすい状況です。
・・・で何も無し。
因みに数日前までは結構な荒れ模様でした。
それが落ち着きを取り戻しこの日を迎えておりまする。
ホントは前日(30日)の海況が最高であると思ってたんですが準備が間に合わず断念。
1日ズレようとも「獲れる」という確信が揺らぐコトは全くありませんでしたが♪
んで、この日はヘッドライトが無くとも月明かりでテトラ帯をウロウロ出来る状況。
先にチェックした港湾部などは砂地とウィードの境目やボトムにあるストラクチャーが楽に目視できる状況でございまする。
「本命は外洋に面したテトラ帯」
午前4時になる前にその本命ポイントにIN。
はやる気持ちを抑えつつキャスト再開。
そして3投目にメバル君からのシグナルが・・・
飛び抜けたサイズではありませんがグッドサイズには間違いありませぬ♪
ヒットルアーは今年多用している「ラッキークラフト・ストリームドライブ45」
メバルプラッギングの宿命とも言える「抜き上げ直後にポチャン」を防ぐ為にサイズの大小に関わらず抜き上げたら直ぐにネットIN。
実家に「ゴールデンミーン・キャプチャーネット2」を忘れて帰ってしまい今回は手持ちのショート玉ノ柄に「ダイトウ・ファインフレームSS」をセットして持参。
オタフク形状の枠は抜き上げたメバルをそのまま入れやすく、また、網が深いのでシーバス等がヒットしても対応出来そう♪
ストリームドライブに関してはもはやいう事がありませぬ・・・(笑)
今回の釣行は単に釣るだけが目的ではなく写真撮り等も目的の一つであり時合は短いと分かりつつも獲ったら一旦波止に戻って撮影・・・をリピート。
取り敢えず必要な写真は押さえたのでお次はオリカラプロトを・・・
3月に発売を予定しているパゴスオリカラ。
遂に初公開です♪
「ラッキークラフト・ワンダー45パゴスオリジナルカラー」
※カラー名はまだ未定でこのブログ内では「夜光砂」と仮称させて頂きます。
今回は「夜光砂」と「ホロリウム」の2カラーを発売させて頂きます。
これからオリカラについてお話させて頂きますが、「ホロリウム」は既に皆さんもご存じと思いますのでここでは割愛致します。
尚、今シーズンのリッジオリカラに採用した「ホロ/ホロリウム」ではなくホロリウムオンリーのカラーとなります。
ワンダー45オリカラのメインになるのはホロリウムではなく「夜光砂」
この「夜光砂」ですがかなりキてます!!
「夜光砂」は簡単に言えばホロリウムからホロを取り除いたモノ・・・とお考え頂ければいいかと思います。
ホロを取り除く事により明るい状況では↑の写真のようにクリアボディのルアーとして機能します。
クリアはメバルプラグに欠かせない色の一つ。
このオリカラは蓄光さえさせなければいつでもクリアボディのワンダーとしてお使い頂けるシロモノです。
(ボディ表面に僅かに見える凸凹は夜光素材の粒子によるものです)
・・・で、蓄光させると・・・
ホロリウムと同じような発光パターンとなります。
ただし、発光の度合いはホロリウムの比ではなく非常に強い光を放ちます。
ホロリウムをある程度発光させようとすると「UV蓄光ライト」が必須となりますが、夜光砂の場合はヘッドライトの光でも十分。
ホロリウムの美しい発光を見ようとすれば相当暗い場所で見る必要がありますが夜光砂の場合はちょっと暗い場所でバッチリ光っているのが分かります。
尚、いつも言わせて頂いておりますが「光れば良い」というワケではありません。
ホロリウムはその微弱な発光こそが「キモ」であると考えております。
しかし、「もっと光って欲しい」という声があったのも事実。
その声にお応えするにはホロリウムの量を増やせば良だけの事。
でも、ホロリウムが密集し過ぎればただの夜光プラグと同じになってしまいますので一定量以上にホロリウムを使用する事が出来ない・・・
そこでこの夜光砂!!
夜光砂であればホロリウムと同じ密度でもホロリウム以上の発光を得る事が可能となっております。
「更に蓄光しなければただのクリアボディ」
・・・夜光砂の「ヤバさ」がお分かり頂けたでしょうか?
このオリカラに関しては色々な紆余曲折バナシがあるんですが語り出すと「ご飯が何杯もおかわり出来る位に長く」なってしまいますのでまた別ブログにて・・・
販売開始までに裏話を含めたブログを作成しますのでお楽しみに♪
今回、ファイブコアの社員でありラッキークラフトテスターでもある「安部氏」に仲介をお願いする形でラッキーオリカラ作成が実現しております。
ワンダー45でオリカラを作るに至った理由は「単にワンダーが良く釣れるから」です♪
シンキングペンシルの先駆けと言っても過言ではないワンダー。
サイズやタイプも多数リリースされております。
発売開始から非常に長い年月が経過しているにも関わらず現在に至るまで各地で結果を出し続けており、愛用しておられる方も非常に多いルアー。
「でも中国地方のメバルシーンではあまり登場しない」
中国地方でも愛用しておられる方も少なからずおられるとは思うのですが、セールス状況を見る限りは「売れてます!!」とは言い難い・・・
申し訳ない事にパゴスでもあまり取り扱いをしてませんでしたし・・・(汗)
置いているショップさんもあまり多くないのでは・・・
そんな状況がかえって「オリカラ作ってやろう」という気持ちを生み出す結果となりました。
先ずは候補のカラーをいくつか作って頂き、実釣テストを繰り返して今日に至っております。
そしてこの日が「オリカラ作成GOサイン」を出すかどうかの最後のテスト。
・・・ってもGOサインを出すのはほぼ決定してるんですが(笑)
「最後の一押し」をこの釣行で得ようかなと・・・
キャスト前にまずはヘッドライトで軽く蓄光、それでもホロリウム以上に光ってます。
そしてそれをキャスト。
小難しい操作は一切必要ありません。
ただゆっくり巻くだけ・・・
あとはワンダー自体が勝手にメバルを誘ってくれます。
そして「ドンっ」とバイト!!
背中の大きな傷跡が厳しい環境を生き抜いてきた事を証明しております・・・
ワンダー45は圧倒的な飛距離は有しておりませんが、流石にシンペンだけあって十分な飛距離は楽に出せます。
ネットINさせる必要が無い位にガッツリいってます♪
・・・一応ネットINしますけどね(笑)
今回、「本命のテトラ帯」に入ってからは殆ど一定のスポットでメバルを捕獲。
プリとアフターが混じる状況でしたが、アフター君は全てワンダーで捕獲。
オリカラ作成GOサインに至る「最後の一押し」は十分に押されまくりました♪
メバル君はお土産用をキープした後はリリース。
それでもメバル袋に入ったメバル達のズシンとした重量が左肩にかかり、心地よい肩コリ状態になる事が出来ました♪
因みに明るくなってからは「クリアボディのワンダー」として威力を発揮しておりまする。
そしてこの日は6時半に最後のメバルを捕獲してゲームエンド。
9時には仕事なので急いで撤収。
チョイと無理した釣行でしたがそれに見合うだけの結果を得る事が出来ておりホクホクです♪
産卵直後のメバルは俗にいう「アフター個体」となってルアーへの反応が鈍くなります。
それが過ぎればお待ちかねの「アフター回復個体」が活発にプラグに反応するシーズンを迎えます♪
その頃にはワンダーオリカラがリリースされてると「思います」ので興味がおありでしたら是非ゲットして下さい。
ワンダーオリカラの販売価格は¥1575(税込)を予定しております。
ちょっと高いですがそれに見合う結果は出してくれると思いますので是非っ!!
・・・因みに生産数は少な目となっておりますのでご了承下さい・・・
パゴスでは別のメーカーさんのオリカラ展開も予定しております!!
コチラも頃合いを見てお知らせさせて頂きますのでお楽しみに♪
・・・土曜日はのんびりして日曜の朝マズメ狙いで再び山陰へ・・・が次の釣行プラン。
朝マズメはもちろんメバル狙いですが、その後は「新たなターゲット」に挑戦するつもり。
それがナニか?については「釣れたら報告します♪」
釣れなかったらそのままフェードアウト・・・
さて、「ナニか」は釣れるのか???