闇ヲ徘徊ス・・・其ノ十二「メバル獲り」(バンダナ釣行記)
バンダナです。
3月30日の夕方より山陰入りしておりました。
今回はお客様の「K木氏」との釣行。
K木氏は昨年、山陰アコウゲームにハマってしまわれた方で昨年の秋シーズンには仲間の「おきキヨ氏」達と共に結構なサイズ・数のアコウを捕獲しておられます。
いつもワタシのブログを見て下さっており、その中で紹介した山陰アジを釣りたいとのコトで今回ご一緒させて頂きました。
・・・とゆーコトで今回のメインターゲットは「あじ」でございまする♪
目標は前回の最大35cmを超える事。
・・・ただし、ブログタイトルが「アジ獲り」でなく「メバル獲り」になってるのは・・・まぁ・・そういうコトっす(汗)
先週の日曜日に38cmを頭に3ケタ釣りをやらかしたセトコージさんからエリアとタイミングはバッチリ聞いてましたので二人してテンションは非常に高いっす。
また、明るい内から釣れだした・・・との事でしたので我々も午後4時には釣りを開始しておりました。
「そしていつもの爆風」
この時期は仕方の無い事ですが、それにしても釣り辛い・・・
既にエサ釣りの方が何名かおられたのでその動向を「監視」しつつゲームスタート。
しばらくするとエサ釣りの方が魚を釣り始めた・・・
サイズは小さめでなんだかヒョロ長い・・・
遠目に見るとアジよりもサバを連想させるフォルム・・・
そして我々にも待望のアジがヒット!!
・・・ってか「まるあじ」なんですけど・・・
明るい内は20cmにも満たない可愛いサイズのマルアジがポツポツヒット。
仕方なしにテトラ際などをチェックしてると・・・
ソイ捕獲♪
ヒットワームは「モンスーン・BBイール」のテールカットVer.
ソイはカサゴ君と似た姿ゆえに「ボトムでじっとしてるイメージ」が強いのですが、意外と表層~中層にサスペンドしてるコトも多いっす。
このソイ君も水深のあるテトラ帯のテトラ際表層をトレースしてると横っ飛びでバイト。
サイズは可愛いのですが、バイトシーンがバッチリ見えるのでそれはそれで楽しめます♪
エサ釣りの方はコンスタントにマルアジを捕獲しておられます。
「暗くなればマアジに変わるハズ・・・」と思いながら早く来てしまった事を少しだけ後悔してたりして・・・
それでも陽が傾き始める頃にマルアジとはフォルムもサイズも異なる魚が上がり始めました♪
「ただしエサ釣りの方限定」
ワタシ達にはなーんもありませぬ・・・
そこでマズメのメバル狙いにシフト。
アジは暗くなってからじっくりと・・・
以前はとても良く釣れたエリアですが、昨シーズン・今シーズンはやや低調。
それでもグッドサイズのメバルはしっかり居ましたです♪
山陰メバル初挑戦に近いK木氏もグッドサイズを複数匹ゲットしておられホクホク顔です♪
我々を悩ませた強風は周囲が暗くなるにつれ収まっていきます。
んで、肝心のアジは・・・「2ぴき」
お互いに2タックルずつを持ち込んで意気揚々とポイントINしたにも関わらず・・・
エサ釣りの方はと言いますと、暗くなってからは30cmクラスのマアジを連発!!
数名おられたエサ釣り師の中でも釣れるスポットと釣れないスポットが大きく分かれていたのでアジの群れが小さいのかも?
比較的広い範囲を回遊するアジですが、この日はピンスポットにか溜まってるカンジ。
エサ師の電気ウキが頻繁に引き込まれるのを見つつ自分たちの釣りを続けましたが今回は完全にノックアウト状態でござんした。
取り敢えずグッドサイズのメバル捕獲で「よし」とさせて頂き次のエリアへ・・・
ココもアジ・メバルの実績が高い港。
・・・アングラーの入れ替わりも多い場所でもありますが・・・
因みにこの日はとても潮位の低い日でした。
普段は海に浸かってる岩も大きく露出。
「・・・こういった時はあまり良くないんだよな・・・この場所・・・」と思いながらINしたんですがまさにその通り。
なーんもありませぬ。
それでも二人で周囲を細かくチェック。
普段、ワタシは単独釣行が主ですが、複数釣行の場合は見切りがつけやすい利点があります。
その内、乾いた波止の上の足跡に気が付きます。
「もしや」と思ってK木氏に声を掛けたら嫌な予感は的中。
「ア○ロ行きます」をやらかしてしまったとのコト・・・
因みに「ア○ロ行きます」とはテトラやスロープからズルズル滑って海中にINしてしまうコト。
釣りをしてる方は多かれ少なかれ「ア○ロ行きます現象」に遭遇しておられるんじゃないかと・・・
大体は膝下、悪くとも腰まででストップするんですが運が悪いとそのままとっぷり海中INする場合がありますのでご注意を・・・
今回は最悪レベルの「腰までIN」しておられたものの着替えを持ってきておられたのでゲームは続行。
K木氏の着替えが終わると同時に別の港にポイント移動します。
K木氏のタイムリミットが近づいておりこの港がK木氏最後のポイントとなります。
んで・・・
ワタシが「アジ1ぴき・ヤリイカ1ぱい」でタイムリミット。
前回の釣行でもすぐにアジを1匹捕獲、その後の追加が一切無かったのですが今回も同じ状況でございました。
その代わりヤリイカがジグヘッド+ワームにちょっかいを出してきます。
頻繁に触ってくるもののジグヘッドのフックに引っ掛けるのは超至難の業。
偶然引っ掛かったのは1ハイのみであとは全て逃してしまうとゆー・・・
取り敢えずミニマルやらミノーやらもキャストしてみましたがそれらにちょっかいを出すほど高活性では無かった模様。
イカの活性が超高かったらミノーでも楽に捕獲できるのですが・・・
日付変更線を越える頃にK木氏は撤収。
K木氏お疲れ様でした!!
今回は気まぐれ山陰アジに翻弄されてしまいましたがお土産は何とか確保出来たのでホッとしております。
またタイミングが合えばリベンジしましょう!!
・・・結局釣果写真を撮り忘れたままでした・・・すみません・・・。
一人残ったワタシも別のエリアを目指して移動を開始。
実家に戻るのでルート的に大田方面に行くつもりでしたが車を走らせてすぐの地磯がとても気になりだした・・・
何度か入った事のある地磯、さほど良い思いをした事はありませんが地磯がそのまま港と連結するカタチとなっており実力ポイントと目される場所。
海はかなり穏やかな状況で釣れそうな雰囲気♪
「ダメなら即移動」と思いつつチェック開始。
そして・・・
グッドメバル再び・・・です♪
単発傾向の強い茶色系メバル。
捕獲直後に数投だけしてすぐにスポット変更。
その後も単発ではあるもののグッドサイズのメバルを捕獲♪
ワーム(BBイール・テールカットVer.)ばかり使ってたのでプラグに変更。
そして・・・
これも良いサイズ!!
メバルの口に収まってるのは「ラッキークラフト・ワンダー45パゴスオリカラ(夜光砂仕様)」
夜光虫が増え始めた山陰エリアでは「ナチュラル系カラー」として威力を発揮しそうです!!
現在「ワンダー45オリカラ」は完売しております。
・・・が、「クリア/夜光砂」の再販が決定しております!!
再販時期は1~2ヶ月先になる予定ですのでシーズンを抜けてしまう公算が大ではありますが再販の折には是非入手して下さい!!
(再販直前にブログ等での告知を予定しております)
足場の悪い地磯を移動しながらのゲームですが、午前1時を超える頃には頭上にお月様。
月明かりのお陰で快適な釣りが展開出来ております。
単発とはいえ色々と試行錯誤しながらの釣りはワタシの志向にマッチするものであり一人地磯で楽しませて頂いております(笑)
隣接する港にほど近くなった場所でまたしてもヤリイカ登場!!
まとまった群れなのかフッキングミスしてもそのままフォールさせてたら次が触ってくる状況。
例のゴトク、ジグヘッドでは全くフッキングしないのでプラグのトレブルフックをセットしたりとその場しのぎの試行錯誤をするのですが、ヤリイカに見事なまでに見切られる始末・・・
エギを持ってきてなかった事を深く深く後悔しております(涙)
何らかの反応があるとその場所に留まってしまう傾向の強いワタシですが、この時もそうでした。
気が付くと既に4時を過ぎており、このタイミングでの移動は非常によろしくないと判断、この場所で夜明けを迎えるコトに。
まだチェックしていない港周辺をラストポイントと定めたのですが、見事なまでの大スカ。
周囲は既に明るくなり始めているにも関わらず全くの無反応。
そこで一か八かテトラに登って最後の悪あがき。
・・・でこの日最大を捕獲してしまうとゆー(笑)
足場の高い位置からのキャストでテトラ際を泳ぐBBイールがモロ見え。
そしてそのBBイールにバイトしたメバルもモロ見え。
最後の最後で良い思いをさせて頂きました♪
夕マズメ~日付変更線突破までの釣果は全てK木氏にお持ち帰り頂いております。
その後の釣果がしばらく無かったのでちょっとアセりましたが何とか実家へのお土産も確保♪
今回もホクホクで納竿する事が出来ました。
朝ご飯を食べてからしばらく機能停止。
午前10時頃に再起動して下道を通っての実家帰省です。
春は帰りにもお楽しみが・・・
「タラの芽」
山間部は↑のような状況でまだ採る気になれませんでしたが、海沿いのタラポイントは既に獲り頃。
・・・っつか開き過ぎてたり、他の人が採った後だったり・・・
それでもお土産になるレベルはしっかり確保♪
次回釣行の際は山間部のタラの芽が採り頃かと・・・♪
そんなこんなでこの日もしっかりと遊ばせて頂きましたとさ。
次回も前半はアジ、後半はメバルのプランで山陰入りする予定です。
週末は天気が悪いとのコトですが、「天気が悪い」⇒「釣り人少ない」⇒「自分に釣れる魚が残ってる♪」とポジティブシンキングしつつ・・・(笑)
対ヤリイカ用のエギも忘れないようにしなければ・・・
さて、次はアジフリャーが食べれるかな???