闇ヲ徘徊ス・・・「山陰メバル編その3」(バンダナ釣行記)
バンダナです。
昨日・一昨日とお休みを頂いており、一昨日(9日)の夕方より「山陰」へ・・・
道中の山間部には雪が各所に残っており「冬」をイメージさせてくれましたが海に近くなるにつれ雪は無くなり気温も上昇・・・
平気で15℃越えてるし・・・
んでもって海に手をつけると水温もまだ高いですわ・・・
ここ最近、まだまだ「山陰メバル本格化」の話を聞く事が出来ず「一番乗りになれるかも?」という期待と「今回もダメなのか?」という不安が「3:7」の割合ってカンジ。
今回はこのまんま「それゆけ実家」するので浜田・三隅方面から太田方面にかけてのポイントをチェックしてみる事にしました。
んでもって「とある港」にて・・・
良いサイズですわ♪
・・・メジャーが思いっきりズレてるんですが26cmはあるかと・・・
それから何度かバイトしてくるんだけどナゼか途中でバレる・・・
フックポイントが甘くなってるのか?と思い交換してみるものの結果は同じ・・・
結構良い引きをする相手だけに何とか獲ってやろうとフッキングのタイミングを変えてみたところ・・・
ヒットしてたのはナイスサイズの「アジ君」でした♪
アジングやってると非常に嬉しいんだけど狙いはメバル・・・それも短い時合(であろう)の中でのヒットなんで少々複雑な心境ですわ・・・
立ち位置を変えたりしてチェックしてるとメバルスポット発見♪
サイズは26~27cmで統一されております。それと俗に言う「赤メバル」ってヤツですね。
これで心置きなく色んなエリアの調査できますわ♪
ヒットワームは・・・言うまでもありませんが・・・
そして
「使い分け」ですが今は「気分次第」ってのが正直なトコロ。
・・・でも「ベビーシャッド」には「アジ」が、「ファットスクリュー」には「メバル」が集中してヒットしてきたような・・・
このエリア、テトラの上を飛んだり跳ねたりして移動しながら釣りしてるんだけど「足周りの装備」を完璧にしておかなければならないのは言うまでもありませんです。
竿の感度がどうとかルアーがどうとか言う以前の問題です。
ワタシは静かに移動出来、テトラでのグリップ性能が良い「フェルトスパイクブーツ」を愛用しております。
テトラや地磯でのゲームが主体なんであまり不都合は感じないのですが、「相性の悪いフィールド」があるのも事実。
「海苔がベッタリ貼り付いた磯・テトラ」や「山越えする際に時々遭遇する赤土エリア」なんかはグリップしないので注意が必要です(この時はスパイクソールが良いですね)
それともう一つ「新しすぎるテトラ」にも注意が必要・・・
古いテトラは表面がザラザラしてるんでグリップするんですが
(↑設置から時間が経過すると波などで風化し表面がザラザラになっております)
新しすぎるテトラは当然ながらつるつるしておりますです。
(↑設置したての新しいテトラ。表面がつるつるでおまけにパウダー状のコンクリが残ってます・・・)
それだけならまだしも表面にパウダー状になったコンクリが付着しててコレが非常に厄介。
この上に乗ったら結構いいカンジでスベります。
この日、ワタシが入ったエリアにも新しいテトラが入っててしっかりと滑らせて頂きました・・・
運良く後ろのテトラに尻餅ついただけで済んだんですがあと10cmズレてたら・・・ガクブルもんですわ・・・
常に波が洗う場所であれば直ぐにとれてグリップするようになるんですが新しいテトラに限って古いテトラの上に設置されてて中々波に洗われにくい・・・オマケに乾いてるのでつい安心して飛び乗っちゃうんですね。ご注意あれ・・・
あ、あと、コンクリートで池を作って魚を入れた経験のある方は既にご存知の事と思いますが新しいコンクリートからは「アク」が出てそれが魚に対して有害みたいです。
コンクリで池を作ったらしばらく水を入れ替えして「アク」を抜く必要性があるのですが海でも同じ事が言えるかもです。
今回、新しいテトラが入ってた場所、それより潮下でもヒットは皆無でした。テトラが入る前は「1級ポイント」だったにも関わらず・・・
最初は単に「ポイントが変化した為」と思ってたんですが後で聞いた所、このテトラは「とりあえず古いテトラの上に置いてるだけ」で海中の変化はそれほど無いみたい(後ほど本格的に設置を開始するとの事でした)
・・・それを踏まえて考えるとポイント変化以外の要素が悪い方向に作用してたのかもしれません。
今後は安全面以外の面でも新しすぎるテトラには注意してみますです。
さて、話を戻します。
いきなり良い釣果に恵まれて意気揚揚と次のエリアに。
それから色々なエリアを巡ってチェックしたんだけど良いサイズにも数にも恵まれず仕舞い。
朝マズメのラッシュもチョイと期待してたけど・・・
明けてからの「磯際ピンスポット直撃」も不発・・・
山の陰から太陽が出そうになった時、納竿。
「場所」「タイミング」が非常に限定され、他のエリアでは過去に実績があった場所でも反応が著しく薄いので「本格化」という言葉はまだ早いのかも・・・と今回も感じております。
因みに捕獲したメバルは実家にて食べたんですが、卵持ちが混じっておりました。その卵もまだまだ未成熟でプリプリメバルになるのはまだまだ先。
・・・そういえばよく「山陰メバルは美味しくない」って言われるんですが、昨日食べた時には全くそんな事無かったですね。
巷では「磯臭さが際立つ」と言われる煮付けにしたんですが全然磯臭くないし・・・
「瀬戸内に比べて美味しくない」という方が大半を占めるんだけど「瀬戸内より美味しくない=マズい」と思ってる方も結構多いみたい。
ちゃんと〆てちゃんと保存してちゃんと捌いて食べたら美味しいのであまり邪見にしないでおくんなまし♪
さて、次はいつ行こうか・・・?