ロッドメイキング 其の1

 2006年9月27日

バンダナです。

ロッドメイキングパーツが揃ったので組み合わせてみました。

先ずは「コアテープ」や「ハイブリッドアーバー」で各パーツの径と合わせる&位置の決定。

こんなカンジ・・・

後でロッドメイキングの達人「U氏」が一目見られて「ダメ出し」喰らいました・・・。
なので実際はちょっと変更してます。(写真取るの忘れてました)

それに対して各パーツの組み合わせ。

こんなカンジ・・・

後は接着するだけ。
先程(AM0:00)、接着作業が終了。

ねむねむなので今回はココまで・・・。

細かい説明は後日、【追記】にて♪



【追記】

達人に「ダメ出し」喰らったのはブランクスにコアテープを巻き過ぎたことでデス。
ワタシの作成してるのは「ショアジギ」・・・失敗したら「ボートキャスティングロッド」。
どちらにせよ「パワーフィッシング」対応なので「コアテープ」を巻くことでのグリップ構成だとすぐに「ヘタリ」が出るので「ダメ!!」って言われました。
「アーバー」ではブランクス径が大き過ぎてNG。でも、「コアテープ」だと巻き過ぎになる・・・。そんな時はカーボンパイプで嵩上げをするのがGOODです。
ワタシの場合も巻きすぎた「コアテープ」を一旦はがしてそこに合う「カーボンパイプ」を探して接着。それに対してグリップの取り付けを行いました。
・・・って文章では???ですね・・・詳しく知りたい方は「パゴス本店」まで♪現物を交えながらお教えいたします。

今回出てきた名詞「コアテープ」と「アーバー」ですが、また後日説明します。
大まかに言えばどちらも「嵩上げ」する用品です。それぞれ「長所」「短所」がありますのでその辺をご説明いたします。少々お待ちを・・・。(9/28 14:00追記)



「コアテープ」は「ガムテープ」みたいなカンジと思ってもらえれば分りやすいかと・・・。ただ、通常のガムテープは「重ね巻き」してもお互いがくっつくことがありませんが、コイツは「重ね巻き」が可能です。ブランクスの外径と取り付けるグリップやリールシートの内径に差がある場合にコイツを巻いて差を無くすのが目的のアイテムっス。利点は「微調整が容易」「作業がラク」ってコトですね。逆に弱点は「強度面に難アリ」ってコトですね。ワタシが今回の作業で「ダメ出し」喰らったのも巻き過ぎた事による強度低下の部分です。
「ブランクス外径」と「取り付けパーツ内径」の差があまり無い状況の微調整で使用するのがグーです。
・・・因みにテープとテープの間に隙間を開けてるのはソコに接着剤を入り込ませてより強固に固着させる為のモノです。
接着剤をつける際にはテープとブランクスの「段差」にもキチンと接着剤をつけようにするとテープがズレる事を防ぐことが出来ます。
・・・テープとテープの間を狭くして細かく巻いていくと強度が出ますが、「重たく」なります。重量にこだわる場合はご注意を!!
テープを巻く量は「多目」に巻く事。接着剤をつけてない状態でかなり力を入れないとパーツが入らない位がグーです。(実際には接着剤が「潤滑剤」代わりになって意外とスムーズに取り付けが可能です)
・・・「アーバー」についてですがまた次回・・・(9/29 10:00追記)


「アーバー」についてですがやる事は「コアテープ」と全く同じです。
違う点は「固形」なので徐々に巻いてサイズ調整・・・は出来ません。あらかじめ規格が決まってますので自分が使いたい部分の「径」を計ってそれに合う「アーバー」を探す事になります。
「固形」なので「テープ」と違ってズレたりヤセたりすることはありません。
・・・モチロン接着不良ならズレますが・・・。
従来は「カーボンアーバー」といって文字通り素材がカーボンのものが主流でしたが、現在は「ハイブリッドアーバー」といって「カーボンアーバー」の「1/3の重量」「カーボンアーバー以上の高感度」「高耐久性」「好作業性」を備えたモノが主流になりました。
「好作業性」ってのはヤスリで削って微調整がしやすくなったという意デス。
「コアテープ」ほど楽に調整は出来ませんが、ソレを補って余りある程の高機能アーバーです♪
「アーバー」にはこの他に「集積コルクアーバー」ってのもあります。やる事は一緒デス。

あ、あと「ブランク保護アーバー」といって特定のリールシート内部に取り付けが可能でリールの取り付けや取り外し時の衝撃からブランクスを守る・・・ってゆー機能を持った「特殊アーバー」もあります。

・・・やはり文章では???です・・・。
実物を見たら十分に理解ができる事と思います。
「パゴス本店」では常時陳列しておりますので、興味がある方は「見に来てください♪」
(9/30 23:56追記)