闇ヲ徘徊ス・・・其ノ九「2011年2月」(バンダナ釣行記)
バンダナです。
2月4日に大阪で開催された「フィッシングショーOSAKA 2011」(業者日)から帰ってまいりました。
5・6日は一般日となっており今年も非常に多くの来場者を記録したとのコトです。
大阪FSのブログはもうしばしお待ちを・・・
5・6日はワタクシ、お休みを頂いておりました。
当然のように5日の夕刻より山陰入りしておりました。
今回は久しぶりの凪。
・・・つか「凪過ぎ」なんですが・・・
今までの経験上から言わせて頂くと山陰では「メバル凪」とゆーのがどうも当てはまってない感がございまする。
・・・といっても「激荒れ」の時が良いってワケではありませんので・・・
「チョイ荒れ状態」の時がベストだと考えております。
今回は凪なんで前回波を喰らって敗走したテトラ帯にとりあえずIN。
・・・何もヒットしないんですが・・・(汗)
その後も音沙汰ナシの状態が続き・・・
今シーズンから通い始めた地磯に入ってみる事にしました。
この日は天気が良いもののお月さんは新月から2日後につきほんのチョコッと見えるだけ。
風も無く波の音だけが僅かに聞こえる漆黒の山道をビクビクしながら進軍・・・
チョイと横道にそれます。
ワタシがナイトゲームで使用しているライトは「ゼクサス・ZX-310(5Wヘッドライト)」及び「ZX-220(ゲームベスト対応3Wライト)」の高輝度Wライト仕様でござる。
・・・が、どんなに明るくしても
「怖いものは怖いっす」
確かに目の前はオニのゴトク明るいワケですが、そうなるとライトの照射範囲外の闇が怖くなる・・・
そんな時に限って怖い話や体験を思い出す始末・・・
それでも現時点で最強クラスの輝度を誇るゼクサスシリーズはワタシの心強い味方♪
コレとIpodがあれば片道1時間の山道程度なら暗黒であろうと突き進む事ができまする(心霊スポット除く)
釣り場での光に関してはオニのように神経質になってしまうのだけれども道中は恐怖を振り払うがゴトク「ピッカピカ」でござんす♪
・・・本線に戻ります。
ポイントを前にしてライト&IpodをOFF。
闇に目が慣れてから磯際まで降りてキャスト開始。
「山陰では凪よりチョイ荒れのほうが良い」と言いつつも地磯では凪のほうがやはり釣りやすいっス。
メバルがいる事は分かってるものの「強い釣り」が未だに展開出来ていないこの地磯。
色々なプラグをキャストするも反応が無く・・・
次に取り出したのは「ハンクル K-1Mac50」
「シンゴスクリュー」と同じくシンキングWスゥイッシャーであるこのプラグ、シンゴスクリュー(55mmのほうね)よりもやや飛距離が伸びアピール力も強め。
「広い範囲をテンポ良く引きWペラでエモノの活性を上げる・・・」というのがその時に思いついた戦法。
その戦法のベースは大阪FS・オフトブースでPockin氏とお話しさせて頂いた時に得たモノなんだけどその話はまた後ほど・・・
水面をシャラシャラ泳ぐK-1Mac50。
「もう何投かしたらミノーかシンペンに戻そう・・・」そう思った矢先に突然のバイト!!
・・・っつかその時点では「ホントにバイト?海藻ぢゃないの??」ってカンジでしたが・・・
それでも何かがアタってきたものとポジティブシンキングしたワタシ、再度同じ線をトレースしたら数投目に再びバイト!・・・でもノラねー。
フッキングに至らないのは動きのせいか色のせいか?
そこでもう一つのシンキングWスゥイッシャー「シンゴスクリュー」をセット&キャスト。
「K-1Mac50」よりは控えめに、でもエモノには確実にアピールしながら(・・・とゆーイメージ)水面を泳ぐシンゴスクリュー。
ルアーチェンジしてからの2投目で・・・♪
「バシャっ」というバイト音の直後に「ドスン!!」
メバルとは異なる重量感のある引きなので闇の中でも正体は即判明。
その正体は「外道」と呼ぶには失礼な・・・
「ヒラセイゴ様」
ヒラセイゴに対してアピール力のあるプラグではヒットする確立が下がるものと思い込んでおりましたが・・・
シンゴスクリュー55のカラーは自作のクリアチューン(ケイムラコートVer.)。
前後ろのヒートンを外してボディをカッターで根気良くガリガリ削ればクリア仕様がどなたでも作れます。
削った際の傷は「コーティング」すれば綺麗になりますので興味があれば是非トライしてみておくんなまし♪
本命のメバルではないものの「シンゴスクリューでヒラセイゴがヒットした」という事実だけで「余は満足ぢゃ♪」状態に突入。
こうなると闇磯の恐怖感はぶっ飛んでしまいます♪
ヒットしたスポット周辺での次なるバイトは期待出来ないのでスポットを大きく外して何となく海面が変化してるような場所(暗くてよく見えてない)をチェック。
そして数投したらまたもや「ガツっ!!」
・・・さっきのは偶然ぢゃねーな・・・
どういった了見でヒットしてくるのかは???ですが、明らかに反応が変わった・・・
シンゴスクリューでヒットするのはヒラセイゴのみ、ではプラグのサイズをダウンしてみたら・・・
やはりいましたね。
経験上、ヒラセイゴとほぼ一緒のスポットで釣れる事が多いメバル君。
・・・でも今回は同じスポットではヒットせずやや湾奥気味のスポットで茶色メバルがポツリポツリといった状況。
サイズも正直大きくないのですがそれでもしっかり楽しませて頂きますた♪
「ジップベイツ リッジ35SS パゴスオリカラ ケイムラ・ラメクリアー/レッド」
ぶっちゃけたハナシ、「どんなカラーでもちゃんとヒットするプラグ」であるリッジですが、敢えてカラーにこだわってみると更にゲームが楽しくなるかと・・・♪
「リール、もしくはロッドで泳がせた後は必ずポーズを入れること!!」
これさえ出来れば山陰・瀬戸内を問わず釣れちゃいます!!
「どんなカラーでも・・・」なんて言っておりますが「ケイムラレッド」はワタシの超こだわってるカラーの一つ。
是非是非お試しあれ・・・♪
群れない茶色メバル。
1匹ヒットしたら次のスポットへ・・・そしてそこでヒット、もしくはミスバイトしたら次のスポットへ・・・を繰り返すもサイズが上がる事無く・・・
そうしてるとこれ以上先に進めない場所にまで到達。
「お土産もあるしもう帰ろうか?」と思いつつもキャストしてしまうのが釣人の性。
今一度シンゴスクリューをキャスト・・・
いやはや楽し♪
クラリス+PEラインのタッグはヒラセイゴの抵抗を難なく受け止めるのだけどそれでも独特のファイトは冷え切った身体を熱くさせますわ♪
「シンゴスクリュー55 オーロラプロブルー」
スゥイッシャーがヒラセイゴに対しても効果を発揮するという発見をお土産に納竿といたしました。
サイズは「セイゴ」
でも、コンディションはすこぶる良くとても美味しそうです・・・♪
今シーズン、補欠要員だったスゥイッシャー達ですが、これからは積極的に投げてみよう♪
帰りの山道は重くなったメバルビクと先程のファイトシーンのお陰でルンルンだったのは言うまでもありませんです。
メバルも良いけどヒラセイゴを狙って動くのもいいですな・・・
さて、次はいつ行こうか???