闇ヲ徘徊ス・・・其ノ十四「2011年3月・デカスクリュー」(バンダナ釣行記)
バンダナです。
3月5日から6日にかけて開催されました
「第10回パゴスロックフィッシュカップ」
参加して頂いた皆様本当にありがとうございました!!
少々気が早いですが来年の「第11回RFC」でお待ちしております♪
第10回RFCが終わったのが6日のAM1:00過ぎ。
ワタクシ、そのまま山陰入りしようかと目論んでおりましたがゲームの時間が少ないので一旦部屋に戻り夕マズメを狙うプランに変更。
「心配してた天気も大丈夫みたいだし」
・・・そして目が覚めると外の様子がおかしい・・・
「雨降ってるやんけ・・・」
前日の天気予報では確か降水確率は低かったのに・・・
「さてどうするべーか?」
思案しながらも車は既に北に向かって走っているのがワタシらしいと言えばワタシらしいです♪
翌日(7日)は仕事なので遅くとも日付が変わるまでには納竿しなければ。
今回は「浜田・三隅方面」に行ってみたんだけど着いてみると「小雨・微風」で十分に釣りが出来ますわ♪
前回、「Rock氏」に教えて頂いた磯。
ハプニングがあって全てをチェックしきれなかった磯。
「いかにも」ってなカンジの磯。
明るい内にチェックしたい磯。
そこに入ってみるコトに・・・
山道を歩くこと約30分、磯に到着。
岩場をのぼり一番高い場所から先ずは地形をチェック。
そしてPM5:30ゲームスタート。
前回来た時より波が高く波の間隙を狙って磯の先端に進出。
前回ヒットしたエリアを中心にキャスト開始。
今回は「オフト スモーキー・デカスクリュー」オンリーでのゲームを展開。
カラーも限定しており「18 ケイムラ/オーロラグリッター」のみでござる。
「何故デカスクリューなのか?」を少々説明いたしまする・・・
ワタクシ、今現在「ロッキン3ショアメタル」というメバルの大会に参加しております。
山陰エリアでのエントリーをしているワタシ、釣友のセトコージさんと共にファイナルに進出する事が出来、今奮闘している最中。
ファイナルは3/1~3/20までです。
ロッキン3はメバル3匹のサイズをポイントに置き換えての総ポイントで勝敗をつけるシステム。
因みにMAXポイントは30ポイントとなっており例え35cmを釣っても30ポイントとなります。
それだけなら尺を3本揃えれば90ポイントで優勝・・・と本来なるのですが、「ルアーポイント」や「プラグポイント」等のボーナスポイントが付加されるルールがあります。
「プラグで釣ったらプラグポイントとして+1ポイント」
「オフトのルアー(ワーム)で釣ったらオフトポイントとして+1ポイント」
「ファイナルのみ一定期間だけ指定されるオフトルアー(ワーム)で釣ったら期間ポイントが+1ポイント」
つまり「プラグポイント+オフトポイント+期間ポイント」でメバル1匹に付き最大3ポイントが付加されます(単純に言うとメバルが3cm長くなるワケ)
今回はその3ポイントがゲット可能なルアーとして「デカスクリュー ケイムラ/オーロラグリッター」が入ってるというワケです。
尚、他エリアよりも平均ポイントがズバ抜けて高かった山陰エリアのみハンデとしてファイナルでは最終合計ポイントから「-10ポイント」されるオマケ付き。
尺3本全てを3ポイントボーナスで揃えたら他エリアは99ポイントまで到達可能ですが、山陰エリアだけは89ポイント止まりになってしまうワケ。
ボーナスポイントを無視した釣果では先ず勝ち目が無いので意地でも3ポイント対象ルアーで釣ってやろうという魂胆でございまする。
・・・正直に言うとロッキン3での勝敗はあまり気にしておりませんです。
が、普段とは違う空気を感じながら四苦八苦するのも「これまた楽し」と思い始めているのも事実。
勝ち負けは度外視しながらも最大ポイントを取る為の釣りをしている最中でございまする。
尚、セトコージさんは現時点で尺2本をエントリーしておりまする・・・(汗)
普段であれば「シャローマジック50」「ストリームドライブ45」「ジュバリーノ」のいずれかを最初にキャストするのですが今回は終始デカスクリュー。
デカスクリューの良いトコロは「飛距離」「アクション」「フォール姿勢」の3点。
よく飛び、ゆっくり巻くと警戒させない程度の柔らかいアクションを発し、ストップモーションを入れれば弱った魚をイメージさせる姿勢でフォール・・・
それだけでも良く釣れそうなイメージですが「実際に良く釣れます♪」
弱点を挙げるとすればよくフロントフックにラインが絡むコトとサイズ割合に小さいメバルがヒットすることか?
しばしキャストするもアタリが無く、サラシ部分や海面に漂う泡の下などを細かくチェック。
「でもアタリません・・・」
そしてワンドの奥にキャスト。
「カツン」
一瞬ですが明らかにバイト。
フッキングには至らないバイトでしたがフッキングミスでは無いので食い気があればもう一度喰ってくるハズ・・・
そう思いながら同じスポットへキャスト。
んで・・・
一安心♪
アフターで痩せておりファイト自体はさほど激しくありませんが非常に嬉しい1匹♪
「近くにまだいるはず・・・」と思いながらキャストを続行。
それ以降は大苦戦でした・・・
内訳は
「バイト多数」
「フッキングまで至ったのが↑のメバルを含めて6本」
「内1本(↑のメバルね)だけキャッチ」
残りは全て抜き上げ直前でバラシという散々たる結果・・・
手前までは楽に寄せて来れるのに水を切るかどうかの段階で全てフックオフ。
修行が足りませんわ・・・
もう一段下に降りて・・・と思ってたら波がザー。
少しずつ・・・ですが波が強くなってきており時計を見たらPM10:00過ぎ。
「ラスト1投を10回程度繰り返して」納竿。
デカスクリューオンリーで多数のバイトを得、1本だけでもメバルの姿を拝めたのでそれでヨシとしてその場を後にしました。
【帰りの山中にて】
・・・・・。
「道に迷った(焦)」
ROCK氏と来た時も途中で道が分かれている場所が数箇所あり方向オンチながらも覚えていた「つもり」だったのにいつの間にか違うルートを辿っていたみたい。
戻るとしてもドコで間違ったのかが不明。
本人的には極めて冷静なつもりだったんですが持って来てるアイフォンの「地図アプリを起動させて位置確認」とかそういった考えが一切出てない時点で超あわててます。
漆黒の山道で頼りになるのはゼクサスのライト2個とアイフォンから流れる音楽のみ。
磯では沖合いにいる漁船からの漁火が月明かりレベルでしたが行き帰りの山道は海沿いから大きく外れるので漁火すら見えない状況。
このエリアには集落こそないものの所々に民家が点在しておりいつかはたどり着けるハズ。
そう思いながら山道を歩き続ける事約40分・・・
「古い墓地に出た・・・」
もうね、「恐怖」の一言ですわ。
それでもROCK氏が初めてこのエリアを散策された時に「古い墓地に出て・・・」という話を聞いてたのでそのまま真っ直ぐ進んで行くと畑が出現。
その先には青い外灯(電柱についてる外灯ね)が・・・♪
そのまま進むと民家がありアスファルトの道路が見えた・・・
やれ一安心・・・と言いたいのですが・・・
「車はドコ???」
幾度となく車で通っているハズの道路。
車からの目線と実際に立っている目線からの地理イメージが違いすぎて「ココはドコ?」状態。
立ち止まってるのも怖いので取りあえず進んでみる事に。
民家と民家との距離があるこのエリアではその民家専用の道路がありそれが更に迷わす事に・・・
アスファルト道路に出てから歩くこと20分・・・
んで何度も民家で行き止まり&戻りを繰り返すこと20分・・・
やっと見慣れた車が見えた♪
ヘトヘトになって時計をみたら日付変更直前。
もう1箇所チェックしたい場所があったんだけど軽くチェックしただけで即撤収。
あー疲れた・・・
広島に戻ってからメジャーをあてた写真を撮ってない事に気が付きサイズを測ったら27cm・・・
硬直する前に測って写真撮っとけばよかった・・・
でも無事に帰れたんだし、まぁいいか♪
多少面白おかしく書いてますが実際は恐怖と不安の中で山中をさまよっておりました。
事前のルート確認の徹底と携帯の電波状況の確認、ライトの電池残量確認等の最低限の準備はしなければと今回強く感じました。
特にワタシのように単独でウロウロする人間にはね。
こう書いてると必要以上に怖がる方がおられますが必要以上に怖がる必要はありません。
・・・が常に注意・準備する事は必要だと思います。
次回は拾えなかったバイトを「拾う事」と足元でバレたメバルを「拾いに」行かねば・・・(全く懲りてない)
さて、次はいつ行こうか???