闇ヲ徘徊ス・・・其ノ十五「2011年3月・再開」(バンダナ釣行記)
バンダナです。
毎週途切れさせる事の無いように綴ってきた自身の釣行記ですがしばし空白が出来てしまいました。
本日より再び綴っていこうと思いますのでよろしくお願いします。
尚、3月11日の出来事に関してここではあまり触れません。
触れるとその事だけでブログが一杯になってしまいますので。
ワタシも皆さんと同じ事を感じ、思い、動いていきますとだけ言わせてもらいます。
11日以降、しばしリールを巻く手を止めていたのだけれどもそんな間にも海の状況は大きく変化しておりました。
冬から春へ・・・
アフター直後からアフター回復へ・・・
夕マズメ・朝マズメのラッシュ。
体力が回復しつつあるメバル達の強いファイト。
震災後の初釣行は、闇の中で一人でいると色々と考えや気持ちの整理も出来るんでそれを兼ねての「様子見」だったのですがメバル達に励まされた感じ。
「シンゴスクリュー」が威力を発揮するシーズンです。
これまでは「55」がメインでしたが今は「60」オンリー。
シンペンで出ない時でも出る・・・
シンキングWスゥイッシャーの威力・魅力を再認識しております。
反応が薄くなると「リッジ35SS」の出番。
既に「ケイムラ・クリアー/レッド」のみの在庫となったパゴスオリジナルカラーですがそれだけで十分。
「プルプル」と「止め」がメバルのスイッチを再びONにしてくれます。
オリカラシリーズはほとんど自身の独断によるもので結果が出ない時は冷や汗ものでしたが今では絶大なる自信を持ってお勧めさせて頂きます。
・・・とはいえ既に在庫僅かになってしまいましたが。
自身の中で出番がやや少なくなってきたシンキングペンシル。
そんなシンペンの中にあって使用頻度が増えたのが「デカスクリュー」
自身が参加していた「ロッキン3」のイベントで一晩使い続けてみてベタ惚れ。
この日の最大がくわえ込んだのもデカスクリュー。
シンゴスクリューと投げ比べするような使い方が多いです。
まだ何となくですが使い分けのタイミングが判ってきたような・・・
因みにロッキン3は釣友のセトコージさんが最後の最後で逆転優勝。
山陰限定のハンデを逆に自身の原動力としハンデを克服。
・・・しばらく連絡をとってないのだけれども単に悔しいからです(笑)
山陰の各方面にて稚アユが確認できております。
それを狙うメバルやヒラセイゴに出会うとマズメ時のラッシュを超える状態に・・・
お土産として最適なヒラセイゴ。
ファイト自体も申し分ないので群れに遭遇するとメバルの事が一瞬頭から抜けてしまいます。
プラッギング主体のワタシですが時にはワームにも浮気。
「ファットスクリュー」は現在でもワタシのフェイバリット。
そして「メバル用ワーム」として認知されるに至った「ボビーガーランド・ベビーシャッド」もその能力をいかんなく発揮。
水中のテトラにコンタクトさせながらトレースする時はワームをチョイス。
藻のポケットに落とし込む際にもワームをセットしております。
先日は新たな出会いが。
浜田在住の「T川氏」
三次でお世話になっているお客さんのご友人でそのお客さんから連絡を受けご一緒させて頂こうと段取りを組んでいた矢先の震災。
釣行が伸ばし伸ばしになってしまいましたがやっと実現。
ご紹介頂いたのが数週間前、初めてお会いしたのが数日前。
その間は電話が数回のみでしたが失礼ながらあまり初めてお会いする感覚がありませんでした。
なんか久しぶりに会う釣友、そんな印象を与えてくれる気さくな方でした。
翌日が仕事にも関わらず遅くまでお付き合い下さり感謝です。
それに見合う結果を求めて地磯へ。
ティクトのモニターをされておられるとの事でしたのでそれらを使っての結果が最良だったのかもですがワタシ自身はプラッギングによるメバルゲームに固執しており今回はそれに同調して頂きました。
そして終盤に氏の記録更新となるBIGサイズを見事に捕獲。
プラッギングの魅力を少しでも体感して頂けたと自画自賛させて頂きます。
次回は夕マズメから朝までご一緒できればいいですね。
良いレポートが書けるようお手伝いさせて頂きます。
海では夜光虫が大発生しており「光る波」「光るサラシ」が随所で見られます。
増えすぎると水質を悪化させる厄介なヤツですが、時には潮の動きや潮目、はたまたバイトすらも光で知らせてくれる良いヤツでもあります。
考えかた一つで良い物にも悪い物にもなってしまうのは夜光虫に限った事ではありません。
海藻もまたしかり。
プラッギングではフックに引っかかりイライラする時がありますが、メバルのポイント探しで一番注目するのが海藻のはえ具合だったりします。
暗闇でいきなり海藻のベットにキャストすると閉口してしまいますが明るい内にその際をチェックして暗くなってからトレースするとパラダイスに変化することもしばしば。
釣り以外の事もしかり・・・
これからも時間のある限りは釣りに行かせて頂きます。
1000km先では今現在も予断を許さない状況が続き、日々の生活に困っている人がおられるのも承知しての事です。
現段階の釣行に関して否定的な考えを持つ方がおられるのも承知しております。
それでも釣りに行かせて頂きます。
自己弁護的発言になりますがワタシの生活・活動の全てには多かれ少なかれ釣りが関わっておりますので・・・
さて、次はいつ行こうか?