瀬戸内ショア青物+山陰ライケン=???(バンダナ釣行記)

 2012年10月31日

バンダナです。

27日に「二兎を追って」きました♪
27日は本店スタッフ「プリ島」と休みが重なっておりそれぞれ「飛沫さん」「ブルーランナーさん」でのライケン出撃予定。
ライケンは夕方なので「朝マズメに青物行ってみる?」とゆー流れになりまして・・・

【第一部:瀬戸内ショア青物】

最近、井口店スタッフ+アルバイターがやらかしてる瀬戸内青物。
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前日にゲーリー君が行ってたみたいですが残念ながら青物は撃沈。
それでもチヌがバイトしてきたりして青物が釣れなくとも楽しめるとの事でしたので期待に胸膨らませながら27日午前5時過ぎにポイント付近にIN。

・・・車ブチ多いやんけ・・・

ざっと数えて30台以上。
前日は数台。
週末だから多少は多いだろーと思ってましたがここまで多いとは・・・
すっかりテンションを削がれたカンジですが、せっかく来たんだし取り敢えず釣りはしてみようと準備をしてポイントIN。

・・・釣り堀状態やんけ・・・

人の間に入れる状況ではありませんでしたのでズラッと並んだアングラーの最後尾に
そこにおられた方がお客様に似てるな・・・と思ってたら今シーズン、山陰アコウにどっぷりハマってしまった「おきキヨ氏」「K木氏」「マサフィロ氏」の3名でした♪
知ってる方がおられるのはとても心強く、隣でキャストさせて頂く事に。

明け方はタチウオラッシュ。
プリ島君がいきなりラインカットされてワタシはライントラブル・・・
隣近所ではタチウオが次々と捕獲されており焦りながらシステムを組みます。
そうしてる内にタチウオフィーバーが終わり・・・

直後、おきキヨ氏のロッドが大きく曲がります!!
しばしの攻防の後に無事にネットインして捕獲完了♪
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ハマチ君です♪
(おきキヨ氏より画像拝借&背景は加工させて頂いております)
必殺仕事人ばりに血抜き+神経締めをキめさせて頂きました♪

これ以外にも隣のアングラーさんにもハマチがヒットするもタモ入れ直前で痛恨のフックアウト・・・
それでも周囲のテンションは一気に上昇!!
「次は俺・・・」とキャストを繰り返すもその後は「エソ」「ダツ」がポツリポツリ釣れるのみ。
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この日、プリ島は「エソ島」もしくは「ダツ島」になっておりました(笑)

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少しだけ手間をかけて練り物やかき揚げを作ると非常に美味なんですけど今日はお呼びではありませぬ。

陽が高くなるにつれ集まってたアングラーさんは徐々に撤退。
何名かお客様がおられたので話を聞いたらタチウオはそこそこ出てたようですが青物は少なかったとのコト。
大規模なイワシの群れが入ってたとの事でしたがこの日は大きな群れを見つける事が出来ませんでしたのでそれが釣果に影響してるのかもです。

9時頃にシャチョーが来られるとの事で前もって「場所取っといて♪」と言われたんですが場所確保する必要が無い位にガランガランになったポイント。
たちまちシャチョー達が来られるまでは粘ってみようとアチコチ移動しながらキャストを繰り返すも何事も無く・・・
そしてシャチョーと風神小田さんが登場。
話しをしつつ4人でキャストを再開。
プリ島・・・もとりエソ島はすっかり戦意を喪失して寝る始末。

そろそろ撤退するか・・・

そう思いながら誘い出しアクションを繰り返していたヘビーシンペンの背後でボコンっ!!
絶対青物ですわ・・・
突然のバイトから3投目、ロッドワークによるジャークに続きラインスラック回収を兼ねたポーズで「ドンっ!!」
掛けた瞬間に青物と分かり、そのサイズがハマチクラスである事も分かったのでパワーランディングに持ち込みます。
最後は一気に岸にブリ上げて捕獲完了!!
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久し振りのハマチ君です♪

プリ・・・エソ島が再活性化するもその後は青物からのシグナルはなくゲームエンド。
人が多いのはちょっと苦手ですが、それにしても楽しかったッス♪

【第二部:山陰ライケン】

27日は非常に曖昧な天候で出船決定まで非常にヤキモキさせられました。
波は急に上がる予報なんですけど風は南風。
山陰エリアでは地図を想像すると分かると思いますが南風の場合は荒れにくいとされます。
今回、ワタシは飛沫さんに乗船する予定でしたので飛沫船長・菅野氏に何度も連絡をとったのですが船長もこの天気が読めない状況。
周りの漁師さんもこの天候が読めないらしく出発ギリギリまで思案した結果、「早上がりになるかもしれないが出てみよう」という事になりました。

「寝不足+荒天=マーライオン」

広島を出発する前から既にテンションダウン気味でしたが船酔いアイテム
「アネロン」
「酔い止めリストバンド」
「水4リットル」

とタックルを積み込んでいざ山陰へ!!

道中の食事も軽めで油っこい物を避けて乗船30分前に酔い止めを服用、トイレに行って・・・と出来る限り体調を整え午後5時過ぎに浜田港を出港。
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今回は「K升氏」「Y岡氏」「T崎氏」「T田氏」が本店から、井口店からは「A川氏」「N尾氏」「Y本氏」がそれぞれ参戦。
ワタシを含めて8名でのライトケンサキでございます。
(プリ島はシャチョー達と共にブルーランナーさんに乗船しております)
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出港直後の浜田沖は瀬戸内を思わせるような状況。
・・・でも、豹変するのか気が気ではありませぬ・・・((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

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今回も酔い止めバンド「ミヤ・シックオフ」は完璧にセッティング!!
これがない時は攻撃力・防御力・精神力全てが激下がりしてしまいます(笑) 
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ミヨシ(船の前側)のK升氏達は船酔いの心配など皆無だと言わんばかりにリラックスモード。
・・・写真撮ってるワタシはビクビクしながら出来るだけ画像を見ないように撮影。
確認も一瞬だけチラ見するだけッス・・・
 
てっきり島周り(港近海)でやるものだと思ってましたが意外と沖に出るのね・・・
出港から約20分でポイントに到着。
「流し」かと思ってたらアンカーをドボン。

アンカーを打つと船が固定され揺れが四方八方からやってきます。
流しの場合は一定方向からの波に揺られるだけなので比較的酔い難いのですが・・・
会場では船長の判断は絶対なので「ままよ」と腹をくくってゲーム開始。

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船中ファーストフィッシュはワタシ。
小さいケンサキ君ですが、これを機に納竿まで絶え間ないイカラッシュが始まります!!

ヒットレンジさえ掴めれば確実にバイトしてくる状況。
平均レンジは50m以深とやや深めでしたが船中常にロッドが曲がってる状況でした。
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飛び抜けた大型はあまり釣れて無かったですが平均サイズが良く独特の重量感を堪能させて頂きました♪
ワタシは終始ルアー単体でのゲームでしたが鉛スッテ+エギの方はWヒットを何度も連発しておられロッドをより大きく曲げておられます。

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この日のワタシのメインルアーは「ランブルベイト・真烏賊はおり」

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終盤にサゴシにラインカットされ無念の殉職となってしまいましたが手返しの良さと動きの良さでワタシが釣った7割以上はこの真烏賊はおりで捕獲しております。

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いい曲がりしてますね~♪
パゴスで好評発売中の「エムオン・ロイヤルターゲットライトケンサキ」も船中で大活躍!!
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価格帯が手頃でライトケンサキにこだわった仕様となっており特に入門者の方にオススメ!!
値段の高いロッドは言うまでも無く「良い」のですがリーズナブルロッドも負けてませんです♪

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暗くなってから雨・風共に強くなり海も荒れ気味に。

・・・あれ?それでも気持ち悪くない・・・

連発してるせい?それとも酔い止めアイテムがそれぞれ効力を発揮してるのか?
酔う前には「前兆」があるんですけどそれすら感じる事無くイカを捕獲してゆきます。
また、船中あちこちからイカジェット水が飛んで来てますがそんなモノも一切気になりませぬ♪

イカジェット水は基本的に海水がメインですが、イカ故にスミ成分が含まれている場合がございます。
出来るだけ他の人に被害を出さないようにランディングするのが望ましいのですが、爆釣モードに入っている場合は気を使うヒマが無くなります。
また釣りをしてたら分かりますがブッかけられるだけでなく、ブッかける側にもなりますので船中では「お互い様」の気持ちを。
ライケンの際に着るウェアは「ブッかけ上等」な物を着て行って下さい!!
スミを引っ掛けられたからと怒ってたり気にしてたりしたらキリがありませんので・・・

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エギ単体でのゲームも展開しておりますが、バイト多発にも関わらずフッキングまで至らない状況が非常に多かったですね。
ライケンは絶対エギ単体のほうが強いと思ってましたが・・・中々奥が深いです。
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ワタシ個人としては数釣りよりも「楽しむ釣り」がメインですのでエギ単体を操って掛ける・・・という行為もしっかり楽しませて頂いておりまする♪

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ワタシの隣におられたT崎氏とT田氏は終始ヒットレンジを把握しておられコンスタントにイカを捕獲。

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最初苦戦気味だった対面のK升氏とY岡氏もコツを掴んだら怒涛の追い上げ!!

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今回、ワタシはスピニングタックル、それもメバルロッド1本でライケンを楽しんでおります。
以前、ご一緒させて頂いた「レオン氏」「Dr.T氏」「ボンバー石井氏」が非常に楽しそうに使っておられたのを見て触発されたのがきっかけ。
ロッドは「ブリーデン・グラマーロックフィッシュGRF-TR74エレクトロ」だったんですけど「ブチ面白い」ですわ・・・♪
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少しでも良いサイズのイカが掛かればロッドは大きく曲がり釣りごたえは抜群!!
特にライトケンサキでバイトを感知して掛ける動作を最重要視する場合はアジメバロッドが最強でなないかと・・・

自身が今までやっていたライケンの中でもワンランク上の「感じる」「ノせる」が実現出来た感じです。
バイトは手に来る感触+ロッドティップの動きで簡単に把握出来、素早いフッキング動作に移る事が可能。
弱点と言えばリフトアップに時間が掛かる点と腕が疲れる点ですね。
「数釣り命」の方にはオススメ出来ないかもですが一つ一つじっくり楽しんで獲りたい方は是非お試しを!!
アジングロッドの中には極端な「取り扱い注意」なロッドもあり、それは不向きかもしれませんが殆どのアジメバロッドが流用出来そうです。
この日、ブルーランナーさんに乗船していたシャチョーもアジ・メバルロッドを使用しておられライケンに対する高い効果を
体感されたそうです。
もし、パゴスブランドでライケンロッドをリリースする事があればアジメバロッドがベースのライケンロッドが生まれるかもしれません・・・

ゲーム終盤に「稼ぎ頭」の真烏賊はおりをサゴシに強奪されてからは「ブリーデン・メタルエギ」が活躍。
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使い方は狙いのレンジまでラインのマーカーを見ながらフォール(今回は60mラインがメイン)
底からロッドをやや大きめに2~3度煽ってからテンションを保ったままロッドを寝かせつつゆっくりフォールさせます。
バイトのほぼ全てがテンションフォール中です。
バイトを感知したら即掛け!!
その後はドスーンとした重量感を味わいながらリフトアップしてゆきます・・・♪

T崎氏は途中からイカをクーラーに入れずのイカバケツに放り込んでおられました。
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見たらイカまみれ!!
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聞いたら数えてはないけど楽勝3ケタ超えは達成したとのコト。
的確なレンジ把握とバイト感知&フッキングに集中、電動リール使用で効率のよい手返しを実現しておられどう考えてもこの日の竿頭でした。
この日、T崎氏以外にT田氏とK升氏が3ケタ超えを達成しておられます。
Y岡氏も3ケタまであと数ハイ・・・。
また楽しみましょう!!

「数を獲る」も「1つ1つ楽しむ」もそれぞれの楽しみ方ですのでどちらが良い・悪いという事は一切ありません!!
最終的に「楽しかった♪」と思える釣りをそれぞれ展開して下さい♪

釣行前、ワタシは「15~20ハイいればOK」と言ってましたが・・・
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最終的に75ハイ捕獲しておりました。
恐らく船中で一番少なかったのではないかと思いますがメバルロッド1本でライケンを心の底から堪能させて頂いたので「余は満足ぢゃ!!」になっておりまする♪
翌日、腕が筋肉痛になっておりましたがそれもいい思い出になっております。

マーライオンさんも降臨しなかったし♪

皆さん、雨風の中本当にお疲れ様でした!!
今シーズン最終釣行の方はいい思い出が出来ましたし、次回釣行予定のある方はハイテンションで乗船できますね(笑)
また機会がありましたらご一緒させて下さい!!

山陰はこれから北からの風が吹き始め、それと共に荒れる日が多くなります。
ライケンで出港できる日は少なくなるかとは思いますが11月末位までは釣行する予定となっております。
基本的に出港プランはパゴス本店で管理しておりますので興味がある方はお気軽にお問い合わせ下さい!!

「専用タックルが無い・・・」と言う方もアジメバロッドを持っておられる方は結構多いハズ。
それで狙えると分かればライケンは意外と身近な釣りだと感じませんか?
低活性時は専用ロッドよりもアジメバロッドのほうが良い場合もありますし。

パゴスでは今後も山陰エリアにおけるライトケンサキを推進してまいりますのでどうぞヨロシクです!!

ワタシは再びショアに戻り根魚を・・・
そしてこれから始まるメバルを・・・

先に告知しておきますと次回のブログは「山陰ショアロックフィッシュ紀行・番外編」です♪
エコギアプロスタッフ「折本隆由氏」とエコギアスタッフ「セトコージさん」と激荒れの浜田で根魚を狙っております。

「過度の期待をせず」お楽しみに!!(笑)