闇ヲ徘徊ス・・・其ノ七「雨のち晴れ」(バンダナ釣行記)
バンダナです。
2月3日の早朝に山陰入りしておりました。
今回も朝マズメ狙いでの釣行。
「前回」良い思いをしたエリアを大きく外してのチェックを兼ねた釣行でござる。
多少魚影が薄くとも「マズメパワーで何とかなるだろー」とポジティブシンキングしながら山陰入りです。
出発は午前0時過ぎで到着は午前2時をちょっと過ぎた頃。
ポイント移動に時間をかけるとあっという間にマズメ時を逃してしまう事になりますのでその点には注意。
本命+サブのポイントは予め設定済みでござる。
期待に胸を膨らませながら海を見たら・・・
「思ったより波が高いやんけ・・・」
時折、波止よりも高い波飛沫が見える状況。
ただ、「危険」というよりも「飛沫で濡れるだけ」という状況でしたので波の間隙をすり抜けてそのままポイントIN。
「そして30分しない内に撤収」
何投げてもどうやっても音沙汰無し・・・
山陰では荒れ気味の方が良いと思ってますがここ最近は凪いでる方がいいような気がしたりしなかったり。
気を取り直してサブのポイントに行ってみる事に。
外洋に面した波止の外側はウネリが強過ぎて海を見ただけで断念。
港内をチェックしてみる事に。
ジグヘッド+ワームで波止際についてる小メバル君をキャッチ&リリースしながら港内をウロウロ。
そして「いかにも滑りそうな石」に足を乗せた瞬間、何の前触れもなく「すってんころりん」
・・・運よく尻もちをついただけでしたが、持ってた竿のティップをしこたま石にぶつけてしまい「パチッ!!」っといい音が・・・
Sicリングが割れた位ならまだしも、ティップからぷらーんとぶら下がってるモノが見えた瞬間にテンションダダ下がり。
PEスペシャルのティップが・・・(涙)
応急処置として2番ガイドまでブランクをカットしてゲーム再開。
そして朝マズメを迎え大型メバルのラッシュ!!
・・・とくればテンションも一気に回復するんですが現実はそう甘くございませぬ。
ポイントを思いっきりハズしてしまったようでバイトしてくるのは小メバル君オンリー。
普段であればそれすらも楽しめるのですが、ティップを折ってしまったメンタルダメージがデカ過ぎてまして・・・
単発の場合が多い茶メバル。
今回も例外なく広範囲を探ってポッツリポッツリ獲っていく状況のまま夜明けを迎えておりまする。
夜が明けてからは浜田港内に戻り別タックルをキャストしてたんですがこちらも平穏無事。
テンション超低空飛行のままながら10時過ぎまではキャストを続けておりましたがギブアップ。
「ならば喰ってやる!!」
と11時に開店した「うどんの今田さん」に駆け込んで「肉うどん+おむすび」
うどんの今田さんはワタシが浜田に行った時はいつも立ち寄らせて頂いているうどん屋さんです♪
いつもながらの美味しいうどんでホッコリ♪
いくぶんか気持ちも晴れてきて店を出たらマスターが出てきてお土産をくれました♪
「どぶろく+干し柿」
どうやらワタシがこのブログで時々紹介してるのをどなたかが見られてマスターに話をされたようです。
「いつも紹介してくれてありがとう」という意味合いらしいのですが、テンションが下がってたワタシの方こそ「ありがとうございました♪」でございます。
・・・因みにワタシはお酒が全く飲めない人なんですけど、贅沢に料理酒として使わせて頂きます♪
干し柿は・・・その日の内に一人で全部食べちゃいました♪
この干し柿はドコで買えるんだろうか?
今度行った時に聞いてみよ♪
因みにどぶろくは「どぶろく工房清成」さんが製造されている「里山桜」というどぶろくです。
弥栄村(現在は浜田市弥栄町)は中国地方初のどぶろく特区となっておりどぶろくが製造されております。
どぶろく工房清成さんはうどんの今田さんとは姉妹店の間柄のようで購入する事も可能なようです。
因みにこの里山桜について調べてたらマスターがイノシシの猟師である事が判明。
初めて店に入った時に親近感に似た感覚がありましたが猟師さんだったと分かって納得しました。
猟師と釣り人はどこか感覚的に似てる部分があると思っておりまする。
美味しいうどん+思わぬお土産で気分もすっかり晴れて帰路に。
帰りは芸北から加計に抜ける下道ルート。
・・・となれば当然「鯛焼きよしお」さんに立ち寄るのは言うまでもありませぬ♪
すっかり顔馴染みとなっており、いつものようにお持ち帰り用5個と直ぐに食べる用の1個を注文。
そしたら「ちょっと小さくなってしまったけど良かったら食べて」と1個サービスしてくれました♪
ありがとうございます!!
釣りはダメダメで竿も折ってしまう最低な釣行でしたが広島に戻る頃にはすっかり気持ちは「晴れ」
「竿は直せばいいだけの話だし」と次の釣行の算段をしておりまする。
ワタシは基本的にフェルトスパイクソールの磯シューズを履いて釣りをしております。
不必要にガリガリ音がしないし、自分が釣りをするエリアの殆どをカバーするソールなので愛用しておりますが、表面がツルツルの石や海苔で覆われた石等はいきなり滑る事もありますので注意が必要です。
また、濡れた赤土(泥土)なども超苦手。
釣り用フットウェアのソールにはそれぞれ一長一短・得手不得手がありますのでそれぞれの特徴をよくご理解の上で安全な釣りをお楽しみ下さい。
・・・あの時、石に足を乗せる直前も一瞬躊躇してしまったのですが後の祭り。
まあ海に落ちたりケガをしたワケではありませんでしたので不幸中の幸いってコトで♪
次回は最初から最後まで「快晴」である事を祈りつつ・・・
さて、次はどこをチェックしようか???