クスサンルームへようこそ・・・

 1900年6月23日

バンダナです。

今回の釣行後に出会った「チャートリュース毛虫」
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ね、チャートでしょ?

正体は「クスサン」と呼ばれる大型の蛾の幼虫。
栗の葉っぱが好物で時折大発生して栗の木を丸裸にしてしまうコトもみたい。
「毛虫=刺される」とお考えの方も多いカモですが、意外と無害な毛虫の方が多いっす。

・・・でもこんな大きさ(7~8センチはあります・・・)がボトッと落ちてきたら流石にビビるだろーなー・・・

ナイロンラインが無かった時代の釣りはこのクスサンの幼虫からテグスを取り出して釣りに使っていたみたい。
クスサン幼虫のお腹を割って「絹糸線」という臓器を取りだし酢に浸してしごくとテグスが出来、それを繋ぎ合わせて釣りに使ったようです。
そのあたりからもお分かりの通り無毒の毛虫です。
・・・とはいえ、小学生の時に「チャドクガ」にやられてひどい目にあった経験を持つワタシとしてはあまり気持ちのいい虫ではありませんです(笑)

以後はウィキペディアからの抜粋です。


クスサン(樟蚕/楠蚕、Caligula japonica)はチョウ目・ヤママユガ科のガの一種。身近に生息する大型の蛾であり、幼虫、蛹に別名がある。
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【特徴】
成虫は開張100mm以上、褐色の大きな翅をもつ。
幼虫はクリ、クヌギ、コナラ、サクラ、ウメ、イチョウ、クスノキなど様々な樹木の葉を食べる。年1回の発生。卵で越冬し、幼虫は4-7月に出現する。幼虫は体長80mmにも及ぶ青白色の大型のケムシで、白色の長毛を生やしているためにシラガタロウと呼ばれる。
7月前半頃に楕円形の固い網目の繭を作って蛹になり、9月から10月にかけて羽化する。繭は糸を寄り合わせた楕円形のものだが、壁面は網目状に穴が開いているので、スカシダワラ(透かし俵)と呼ばれる。
日本全土の他、中国、台湾にも分布する。

(ウィキペディアから抜粋)


・・・ん?白色の体毛をはやしてるためにシラガタロウと呼ばれる?
いやいや、どう見ても「チャートリュース毛虫」なんスけど・・・

ま、いっか。