山陰ショアロックフィッシュ紀行2014・其の16「根魚ガイド」(バンダナ釣行記)

 2014年10月29日

バンダナです。

26日に山陰入りしておりました。

今回は「大田方面」にてロック&グルーパーのガイドを行なっております♪
・・・「ガイド」と書くとなんだか堅苦しいカンジですが、実際はかーーなーーりユルいっす(爆)
この日は大田方面に在住の4名のアングラーさんとの団体釣行でございまする。
大人数でのロック&グルーパーゲームは初めて。
そして大田方面でのゲームは「超」が付くレベルで久し振り。
更に入釣するエリアに関してはワタシ自身もロック&グルーパー初挑戦だったりします。
そんな中、「ココなら絶対釣れるし大人数でも大丈夫!!」と確信した場所をチョイス。
それでも目の前にチラつく不安を完全に払しょくするにはキャストしてみる以外に方法はありませぬ。
要は最近得意ワザになりつつある「ぶっつけ本番」ってヤツです(爆)

この釣行は1ヵ月以上前からプランニングしてましたが、度重なる荒天とお互いの空き時間の不一致により釣行は実現せず・・・
10月26日、やっとこさ実現しております。

集合時間は入釣エリア付近の港に午前5時半。
ワタシは金曜から実家のある三次に戻っており、この日も三次からの出撃です。

大田方面は学生の頃から通っていたエリアであり、その道程は身体に染みついております。
一部大きく道が整備されたトコロもありますが、それでも半分寝たような状態でも大田入り出来るレベル(爆)
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(緑線が今回のコース)
三次から国道54号線を北上し、赤名からは県道166号線に入り浜原ダムの下流にて国道375号線に入ります。
別府という地域で県道186号線に入って農道をぬけ、県道31号線へ。
世界遺産登録された石見銀山の横を通って仁万の国道9号線に出ます。
そこから「あー行って、こー行って(笑)」で目的地に到着です♪

既にI根さんご一行は集結しておられ、初顔合わせでしたので互いに自己紹介。
事前からメールではあるものの何度もやり取りをさせて頂いていたのであまり初対面ってカンジではなかったような(笑)
今回は「I根さん」「K村さん」「M原さん」「G藤さん」とワタシの5人でロック&グルーパーゲームを展開します。
駐車スペースから釣り場までは少々山道を歩く必要がある為、明るくなるのを待ちながら準備。
午前6時を告げる音楽が周囲に鳴りはじめたのを機に進軍開始です。

暗さも残るうっそうとした山道+あちこちに「イノシシ」が掘り起こしたであろう痕跡がありますが、単独での進軍ではありませんので心強いっす♪
駐車スペースから約20分程度で目的のエリアにIN。
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海はベタ凪、そして足元には多数のベイト・・・

はやる気持ちを抑えつつセッティングを行ない、まずはエリアチェックの為のキャストを開始。
予定ではそこそこの水深がある「ハズ」だったのですが・・・

「激浅」

予想をはるかに超えるレベルでの浅さだったとゆー・・・
それでも調査キャストの段階からエモノからのシグナルあり!!
これが春の大型狙いであれば「場所替え」を即断するコトになろうかと思いますが、今は秋。
シャローエリアに大型個体が入っている可能性も十分にあるのでこのままゲームを続行する事に。

普段は単独での釣行ばかりなので一人でのんびりじっくりとゲームを展開するのですが、複数での釣行の場合はどうしても「競い合い」になりがち。
今回は「とにかく釣ってもらう」事を念頭にしていましたので自分の脳内から「競」の文字を消去。
釣れるであろうスポットの探索と皆さんのスキルの把握に専念します。


ココで大きく「脱線」します♪

「脱線コーナー」では少々生意気な言葉が続くところもありますがなにとぞご勘弁くださいませ。
「バサロ」はワタシ自身にとっては並々ならぬ情熱と釣行時間を注ぎこませて頂いた商品です。
それ故に「絶対的な自信と誇り」を持っております。
生意気な表現に関してはその自信と誇りの現れである・・・とご解釈頂ければ幸いです。
決して他者や他店を批判する意図はありませんのでその点だけは絶対に誤解無きようお願いします。
しかしながら、あからさまにバサロを意識したであろうリグやコピー品を作り、利益を上げておられる方(店)やマグバイトさんに不利益を与えるであろう行為に対しては一応でも警鐘を鳴らす必要性があるのでは?と感じ始めているのも事実です。

仲間内でのロック&グルーパーゲームで一番になりたい方は以下のコトを実践すると良いかと思います♪
(ココでの「一番」とは数釣りではなくサイズ獲りの事を指しますが、数釣りにも通じる部分は多いです)

①「水深のあるエリアを探し出す」
②「水深変化のあるスポットを探し出す」
③「誰よりも広く遠くキャスト、素早くサーチして食い気のある個体を探し出す」
④「いち早くキャストを開始する(笑)」

①についてはワタシ個人の見解であり、異なる見解を持っておられる方もおられるかもです。
これまで数年間ロック&グルーパーゲームをやってきて、その中で「大型はディープ」という一定の見解を得るに至りました。
尚、自分の中では0~10mは「浅い」、10~25mは「まあまあ」、25m以深は「深い」と考えております。
春は「深い」を重点的に、秋は「まあまあ」を重点的にチェックするように心がけております。

②はロック&グルーパーゲームだけでなく様々なルアーゲームの基本かなと。
狙う魚の種類によっては水深変化だけでなく「潮の変化」を注視する必要もありますよね♪
ロック&グルーパーゲームの場合は急激に落ち込んだカケアガリの始まりと終わりの部分や何もないフラットなボトムに一ヶ所だけ盛り上がった場所・・・とかがキーになります。

③については目の前に広大な海しかない山陰エリアではとても重要!!
港湾部や入りくんだ磯場等では目の前にストラクチャーがある場合も多く、その際はそのストラクチャーの際にキャストしてアクションをスタートさせるのがよろしいかと。
山陰エリアではそのストラクチャーの大多数が海の中にあり、海面から突出してる事は意外と少なく、自分の足元から先は水平線のみ・・・というシチュエーションがザラにあります。
そういった場所では広範囲を素早くサーチする事が好釣果に繋がる場合が多いです。

④は単純ですがこれもかなり重要!!
俗にいう「われ先キャスト」はナブラ撃ちの時だけでなく様々な釣りで有効だったりします♪
ロック&グルーパーゲームでも良型は一撃でヒットする場合が結構多いのでわれ先キャストはかなり有効です。
今回の釣行ではエリアの状況把握の為、われ先キャストをさせて頂きましたが「ココは釣れるスポットだ」と感じた箇所は完全に外しております。
皆さんも仲間や彼女に釣らせたい時は「自分が投げたい気持ち」をグッと抑えてお連れさんに先に「釣れるまで」投げさせてあげて下さいませ♪
途中で(最初から)我慢できずにキャストしてしまうとガイドとしては失格になりますのでご注意を♪

ワタシが展開している「スイミングの釣り」は①~④まで全てカバーします。
以前は専用リグが無かったので他の釣りで使用されてるシンカー等をチューンしながら使ってましたが、今は「専用」とも言えるリグがあります!!
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【マグバイト】エクストリームスイミングリグ 『バサロ』
ワタシが展開している「スイミングでの釣り」で必要な要素を全て詰め込んだまさに「スイミングメソッド専用」のリグ。
マグバイトさんからの打診を受け、開発に積極的に関わらせて頂いております♪
ワタシ個人としてはロック&グルーパーを最重要視しながらテストを実行、発売開始となりました。
しかし、いざ使い始めてみると他の魚種にも絶大な威力を発揮!!

今後も「バサロの可能性」「新たな捕獲魚種」を皆さんに報告させて頂くつもりです♪

バサロの使用に難色を示す方の大多数が「値段が高い」という理由から使用をためらっておられます。
それについては正直「反論の余地ナシ」ってカンジです(汗)

でも、コストを下げる為に製品のクオリティーを下げるのはマグバイトさんもワタシも「絶対反対」という意見で完全一致。
そのような中で可能な限りのコスト抑制を行なって頂いた結果、現在の「定価950円(税別)」という価格設定になっております。

「バサロ」の発売開始以降、他のシンカー等を用いた低価格の「バサロもどき(笑)」が出回っております。
某ショップさんで堂々と「もどき」を作って売っておられたのを見た時のガッカリ感は筆舌に尽くしがたく
・・・

一つだけ言わせて頂くと、皆さんが考えつくであろう「バサロもどき」についてはほぼ全て「ワタシも試してます」
これはバサロを開発・テストするにあたって当然の行動です。
「ジョ●ント●ックス」も「ソ●ティー●イト」も「遊●テン●」もその他スイミングメソッドに使えそうな製品に関しては当然ながら試してますしそれなりに釣ってます♪
ワタシのブログの中でそれらのコトに一切触れてないのは単純に「載せる必要ナシ」と判断しただけのコトっす。
「ウソつくな」って思う方がおられるかもですが、バサロを作るにあたってライバルになりうるであろう商品のリサーチを怠るなど本気でお思いになられますか?

それぞれの製品には当然ながら「一長一短」があります。
バサロにはその「長所」のみを色々な製品から抽出、更にマグバイトさんのアイデアを組み込み、更に更に「おこがましくも」ワタシの経験と理論をも組み込んで誕生しております。
過去のワタシの山陰根魚ブログ「山陰ショアロックフィッシュ紀行シリーズ」をご覧頂ければすぐにお分かり頂けますが、数年間「スイミングのみ」でロック&グルーパーを狙っております。
俗にいう「ナニやらの一つ覚え」ですが、それで培ってきた経験とデータは他のアングラーさんを軽く凌駕出来ると思っております。
それを全てつぎ込んだのが「バサロ」です♪

「バサロ」はロック&グルーパーゲームにおいて今まで存在すらしなかったショアからのスイミング専用リグであり、現時点では唯一無二の存在です。
誰が何と言おうとも「ショアからのスイミング専用リグの原点」に位置しており、その立場は今後も変わる事はありません。
だからこそまずはバサロを使って頂きたいと思います。
原点なくして進化する事はあり得ません!!
そして使い込んでみた結果、バサロをチューニングしたり、他の商品で同じような事をされるのは大いに結構です。
更に「バサロのココがダメ」という意見をぶつけて頂いても結構です。
しかし、それすらしていないのにいきなり「もどき」を展開するのはね・・・
ワタシは基本的にライバルになるアングラーさんやショップさんであっても同じ業界・立場にいる以上は「持ちつ持たれつの関係である事が望ましい」という考えです。
ですが、同時にプライドを持った一人のアングラー&業界人でもあります。
「見て見ぬふり」を一度は決め込んだんですが・・・やっぱり一言だけ言わせて頂くのが良いと判断してこの記述をさせて頂きます。

自分が思うバサロの悪い所は「値段が高い」コトと「バーチカルゲームでは使えない」コト。
最も大事な事である「性能」に関しては自分が知る範囲では「悪い」というハナシを耳にしてませんし、当然自分も思っておりません。
更に「もどき」が次々出てくる事が逆にバサロが良いというゆるぎない証拠であると勝手にポジティブシンキングする始末です(爆)

なにはともあれ「本気で」スイミングメソッドによるロック&グルーパー捕獲をお考えの方は絶対に『バサロ』をお持ち下さい!!

尚、バサロの相棒は「フィッシュアロー・フラッシュJシリーズ」が最も適しております♪
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【フィッシュアロー】フラッシュJ・シャッド・スプリット・ハドル
コチラもバサロの反響を受けるカタチで「ソルトバージョン」の開発が着々と進行しております!!
現時点でも十分な威力を見せ付けるフラッシュJシリーズにソルトのテイストを加えたら一体どうなるのか?
既にプロトモデルでは納得の釣果を得ております。
2014シーズンは終わりに差し掛かってますのでシーズンオフの間に更なる「煮詰め」を行なってパーフェクトな状態で来季を迎えます・・・
こちらもどうぞお楽しみに!!

ロック&グルーパーゲームにおけるスイミングアクションは「ボトムに着底」⇒「スイミング」⇒「テンションフォール」⇒「ボトムに着底」⇒以後繰り返し・・・という単純な方法です。
しかし、その単純な中でも外してはいけないキモがいくつか存在します。
動かし方については「マグバイトさん」と「フィッシュアローさん」でそれぞれ動画として撮って頂きました。
言葉や文字よりも動きを見る方が100倍分かりやすいかと思いますので是非それらを「穴が空くまで」ご覧ください。

『マグバイト・バサロ説明動画』

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『フィッシュアロー ザ・ストロングパワーベイトVOL.89』
※↑の画像をクリックすると動画ページにジャンプします。
※画像クリックが出来ない方はコチラ(http://www.apstv.net/spb/spb89.html

さて、そろそろ本線に戻るか・・・


かねてからワタシのブログやマグバイトさん&フィッシュアローさんの動画で「予習」と「実践」をされていたI根氏達は一投目からアコウ(キジハタ)をヒットさせてしまう状況。
また、気を使って「バサロ」をメインに使用して下さいました。
ただ、あくまでもバサロはロック&グルーパーを狙う為の数多くあるリグの中の一つ。
その為、他のリグを使って頂いても全然問題ないし、他の魚を狙って頂いてもOKっす。
そんな事を言いつつ周囲を見てると突如ナブラ発生!!
すかさず予備タックルとして持ち込んでいた「ゼナック・スナイプS78XX」に「ブリーデン・メタルマル」をセットしてナブラ直撃!!
一撃でヒット・・・かと思いきや完全にベイト一直線になってるようでチェイスこそ何度かあったもののノーバイト・・・
目の前でかなりの規模のナブラだったのでかなり期待したんですが、残念無念。
再び「本業」に戻ります(笑)

因みに「アブプロト」はセカンドプロトを製作すべく一旦ピュアフィッシングさんにお帰り頂いております♪
その為今回は「ゼナック・スナイプS78XX」と「ゼナック・スナイプS86XX(プロト)」を持ち込んでの山陰入りとなっております。

終始安定した釣果を出しておられたのはI根さん。
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全体的に浅いエリアでありながらもその中で水深のあるスポットをいち早く見つけられた結果です♪

この日一番のサイズをヒットさせたのは「K村さん」
シャローエリアで掛けた個体は姿見ずの状態でスタック&ロックしてしまい残念ながらバラシ・・・
ついでI根さんの横に移動してヒットさせたのは文句なしの40アップでワタシもその魚体をしっかり確認させて頂きました。
ところがどっこい、使用されていたシンカーのスナップ型アイが破損してフックが外れてしまったとゆー・・・
I村さん・G藤さん・ワタシが見てる目の前で反転して海に戻っていく良型アコウ(キジハタ)・・・
嗚呼・・・残念無念也・・・
・・・因みにバサロなら間違いなく獲れてましたよね(爆)

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※手前がM原さんで奥がI根さん

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※左がG藤さんで右がK村さん

「M原さん」は自分のスタイルを貫きながら安定した釣果を出しておられました。
先程も言いましたが「ワタシと行くからバサロが絶対必要」という事は断じてありませぬ。
逆に地元アングラーさん独自のスタイルを見せて頂く事がワタシにとってプラスに働く事が多々ありますです。
今回はテキサスリグを多用してロストゼロ。
シャロー+荒い底質だったにも関わらずテキサスリグの強さを改めて認識する事が出来ております♪

「G藤さん」は4名の中で最も釣り歴が浅いとお見受けした方。
なので序盤はつきっきりでレクチャー。
専門用語ばかり口走ってしまいチンプンカンプンだったと思いますが、その点はご容赦下され(笑)
エギングタックルをそのまま持って来られており、メインのPEラインが細くて少しの根掛かりでも簡単にブレイクしてしまう状況。
その為、海面からかなり高い位置に移動してもらい、可能な限りラインがブレイクに当たるのを回避。
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正直に言わせて頂くとキャストから「要修行」です。
それでもこの日の目標であるアコウ(キジハタ)の捕獲に何度も成功!!
今回の釣行で数段レベルアップされたのは間違いないかと。
タックルに関してはもう少しだけパワーアップさせるとよりゲームが楽しくなると思います♪

・・・何にせよ全員であれだけ釣ったのに写真が少なすぎました・・・すみません・・・。

「ワタシですか?」
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レクチャータイムの後にしっかり釣らせて頂いております♪

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今回はガイド&レクチャーをしながらも要所要所で「アワせない釣り」を展開。
実は「フック」の開発にも手を出しております♪
今回は「向こうアワセ」や「巻きアワセ」でもきちんとフッキングするかどうかを中心にチェック。

最近のプライベート釣行は「サイズ狙い」に突っ走っております。
ロッドのテストに関してはそれでも十分なデータを集める事が出来ております。
ですが、フックになると「数釣り」がある程度必要であり、今後の釣行エリアが少し変化しそう。
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メッキ等の加工が一切施されていないフック・・・
ロック&グルーパーに特化しつつも他の魚種でも使えるフック・・・
「バサロ」や今後追従してくるであろうスイミングリグにマッチするフック・・・

最低でも20~30匹は釣らないとデータが得られませぬ。
シーズン的には完全に終盤戦であり「全力でテスト中」です!!
フックに関する詳細はあらためてご報告させて頂きますのでどうぞお楽しみに♪

唯一の40アップは残念ながら目の前でバラシ・・・でしたが、それでも全員安打を達成し、更に全員が複数匹のアコウ(キジハタ)捕獲に成功しており内容としては十分すぎです!!
今回も「ぶっつけ本番釣行」大成功です♪

広大なエリアとはいえ、大人数でキャストを繰り返し、更に陽が高くなるにつれ状況は悪化の一途を辿ります。
時計は10時に差し掛かろうとしております。
タイムリミットは正午に設定。
移動時間を考えるとこの場に留まるのも一つの方法ですが、一度下がってしまったテンションを戻すだけの余力をこのエリアが持っているとは思えませぬ。
そこで意を決して移動を決意。

再び長い山道をひた歩いて車まで戻ります。

ココでM原さんとG藤さんが撤収される事に。
本当にお疲れ様でした!!
また機会がありましたら是非!!

3人になった我々は次なるエリアを求めて移動を開始。
数分の後に磯に繋がる山道の入り口に到着。
ココは「10年以上前」にカサゴ狙いで行ったきりの場所。
その時は小さいながらもその当時は超がつく程にレアだったアコウ(キジハタ)を捕獲した思い出深い場所でもあります。
今では一切の躊躇なくリリースしてしまう・・・偉くなったもんやな(爆)

過去の記憶では「砂かけばばあ」が出そうなうっそうとしたスギ林を少し歩けばすぐに磯に出れる・・・とゆーものでしたが・・・
「メッチャ歩かされました(滝汗)」
オマケに最後は足元がじゅるくって磯シューズが泥だらけになってしまうし・・・
I根さんはワタシと同じシューズでしたが見事なフットワークで「じゅるエリア」を回避、K村さんはもともとブーツでしたので全く問題ナッシング。
ワタシだけ田んぼで仕事してきたかのような有り様でござんす(笑)

そうこうしながらも何とか磯に出る事が出来ております。
このまま岬の先端までさらに歩くか、近くの湾を攻めるかで「数秒間」思案。
・・・前半戦でかなり消耗、更に後半戦も予想外に長距離を歩く羽目になったチームアラフォーは迷わず後者を選択しております(笑)

雰囲気は上々ですが最も気になるのは水深・・・
バサロ28gをキャストしてカウント開始・・・
・・・で10カウントする前に着底してしまったとゆー・・・

広範囲をチェックするもドコも同じかそれよりも更に浅いっすわ。
追加移動する気力は既に無く、ココでファイナルゲームを展開する事に。
結果、1時間強でギブアップ。

I根さんがカサゴ氏1匹とマハタ君を2匹、ワタシがカサゴ氏1匹でゲームエンドを迎えております。
ああ・・・帰りの道中が辛い・・・
残る気力を振り絞っての撤退です。
一人でも良型アコウを捕獲していれば足取り軽く撤退する事が出来るのですがこればかりは仕方なしです。

そんなワタシのテンションを急上昇させてくれたのは・・・
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お久しぶりのキクラゲ♪
以前、浜田で見つけたキクラゲは大型+群生しておりましたが今回は小さい+小規模。
前回収穫したキクラゲを天ぷらにしたら絶品だったのを思い出し、少ないですが収穫する事に。
I根さんとK村さんの極めて冷静な(爆)視線を感じつつもせっせと収穫させて頂きました♪

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お隣には別のキノコもありましたが・・・こちらは不安感満載でしたのでスルー。

やっとこさ車にたどり着いた時には既に午後1時を過ぎておりました。
遅くなってしまった昼ご飯はI根さんとK村さんオススメのお店で頂く事に。
車を世界遺産登録された「石見銀山」に向けて走らせます。

やってきたのは「うめの店」さん。
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I根さんとK村さんの職場に近く、更に大将が釣り好きという事でいつも利用してるお店だとのコト。
周囲の情景に溶け込むかのようなたたずまいと内装で結構落ち着きますわ・・・

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昼ご飯は唐揚げ定食を頂いております♪
食べログ系のサイトでは「特筆すべき点が無い」と書かれてるのを見ましたが、唐揚げ定食に一体何を求めてるのかな?
可能な限り地元の食材を使い、とても丁寧に作られている事だけでも十分に「特筆すべき点」だと思うのですが・・・

お昼時は完全に外れていたのでお客さんは我々のみ。
それを良い事にI根さんとK村さん、そして大将を交えて釣りの話になるとゆー・・・(爆)
因みに大将は現在「アジング」にハマっておられるらしい。
冬になればアジメバを狙っての山陰釣行を積極的に行なうのでその時はまた立ち寄らせて頂きます♪

食事+釣り話を終えた後にワタシは帰路に。

ロック&グルーパーゲームに関しては資源保護の意味合いも含めて大人数での集中的な釣行は極力避けるべきであると思います。
ワタシが島根県のあちこちに出没するのも集中化を意識的に避ける為です。
しかし、楽しさをお伝えする事も非常に重要であるとも考えており、今回の釣行依頼をお受けしております。
今回の釣行ではコチラが何を言うでもなく自主的に小型サイズのリリースを行なっておられました。
その点については非常に嬉しく思っております。
自分が同じ立場だったら多分持って帰ってしまっただろうと逆に恥ずかしくなってしまう始末。
このエリアに関して資源の枯渇を心配するのはまだまだ先のハナシみたいです♪

皆さん、本当にお疲れ様でした!!
また機会がありましたら是非行きましょう!!
・・・今度は逆ガイドしてもらいますよ(爆)

昨シーズンは11月末頃までロック&グルーパーを追いかけておりましたが11月に入ると荒天に悩まされる事が激増します。
そしてもう一つの「本業」とも言える山陰エリアのアジメバがちょっかいを出してきます(笑)
それらを踏まえつつ、今後も海況&天候をにらみつつ釣行を重ねていくつもりです。

さて、次はドコに行こうかな???