ライトケンサキとマーライオンズ「完成版」(バンダナ釣行記)
バンダナです。
7月22日に今年初のライトケンサキに行ってまいりました。
今回、利用させてもらった遊漁船は
「飛沫(しぶき)さん」
詳しくはコチラをご確認下さいませ。
⇒ http://www.fishing-v.jp/choka/shop.php?g=&s=612
※出船場所につきましては上記リンク先の場所ではありませんので後ほどお知らせします。
※平日の出船はほぼNG。週末オンリーの出港となります。
船長の菅野氏・前田氏はワタシの実家のある三次の方で以前からの知り合いでございまする。
ワタシ自身は初めての乗船となるんですがセトコージさんをはじめとした実家の釣友達はよく利用させて頂いております。
昨年は「ブルーランナーさん」と「妙丸さん」の2つの遊漁船を利用させて頂いておりました。
しかし妙丸さんが諸事情により廃業、ブルーランナーさんだけでは全ての希望日程をまかなう事が出来ない為、菅野氏に連絡・相談したら快く了承して頂きました♪
飛沫さんではスッテを使ったケンサキは以前よりやっておられたようですがライトケンサキは初とのコト。
我々も乗船が初という事で今回は「顔合わせ&お互いに勉強しましょう」という意味合いも含まれておりまする。
今回のメンバーはライトケンサキに精通した方々が乗船。
写真左より、「O氏」「加来氏(レオン氏)」「ボンバー石井氏」「高原氏(Dr.T氏)」「Y氏」「S氏(右手前の方)」とワタシの7名での出船です。
尚、「飛沫」の出船場所ですが↓の場所から出船いたします。
(島根県浜田市大辻町の粟島閣・宝福寺の前です)
※クリックすると拡大します。
尚、駐車スペースに関しては非常に広いので心配はありません。
この日は非常に天気が良くジリジリと太陽が照りつけておりました。
・・・ホント暑い1日でした・・・
ワタシは早朝から浜田入りして昼過ぎまで「山陰ショアロックフィッシュ紀行」をやっており出港前から少しだけヘロヘロでございまする(汗)
■その時の模様はコチラ⇒ 山陰ショアロックフィッシュ紀行・其ノ11「灼熱カサゲー」
出船は午後5時半頃。
今回は「チーム・ブリーデン」と言っても過言ではありませぬ♪
搭載されたロッドのほぼ全てが「ブリーデン・SWG-BGシリーズ」
グリーンのブランクが船を占拠しております♪
15~20分程度でポイントに到着。
今回は周りに船が多いの為、アンカーをかけての釣りです。
明るい内は魚探への反応も芳しくなく加来氏は「サビキ付き中オモリ仕掛け」を投入してのイカ+アジ狙い。
各自思い思いのリグを落とし始めます。
ワタシは「ランブルベイト・真烏賊はおり」を投入。
海は凪と言っても良い状況ですがアンカーで固定されており時折前後左右からの揺れが発生。
「マーライオン」の称号を持つワタシですが今回は勢い余って舳先を陣取ってるし・・・
・・・なーんかキボチ悪いような・・・
船のミヨシ部分には加来氏と高原氏とS氏、トモに陣を構えたのはボンバー石井氏とO氏、Y氏。
しばらくしたらY氏の盛大なマーライオンが・・・(滝汗)
一瞬「もらいマー」になりかけましたが「ワタシは大丈夫×3」と自己暗示をかけイカジグをアクションさせてると「ミニカツオ」ヒット♪
それからしばらくしたら本命のケンサキイカもヒット!!
それから船内は一気にライトケンサキモードに突入。
周囲が暗くなり集魚ライトが焚かれるとあちこちでグリーンのブランクが曲がり始めます♪
そんな中、加来氏がグッドサイズのアジを捕獲♪
浜田では4月から9月の間に獲れる脂の乗ったアジを「どんちっちアジ」というブランド名で各地に出荷しております。
事実、この時期のアジは非常に美味!!
タイミングが良ければケンサキに負けず劣らずの釣果をたたき出すのですが今回は加来氏が釣られた数匹のみでございました。
・・・出港するまでは「撮影班」として船内を動くつもりでおりましたがどうやら撮影の為の動作は「マーライオン召喚」を引き起こしそうな状況に達しております・・・
なので、今回は舳先からの撮影のみとなっております・・・
ワタシの立ち位置からは加来氏と高原氏の釣りが一番良く見えるワケなんですが、お二方共に見てても楽しめるような連発劇を演出。
因みに↑の高原氏が持つエギが気になる・・・
尚、ケンサキイカをエギ、もしくは鉛スッテ単体でライトタックルにて釣る釣り方については「ライトケンサキ(ライケン)」「ひとつスッテゲーム」「ツツイカティップラン」等地域・メインの釣り方によって様々な呼び方がありますがパゴスでは「ライトケンサキ(ライケン)」という呼称をメインに使用させて頂きます。
二人ともベイトタックルは竿受けにセットして置き竿に、スピニングタックルは手持ちでの展開です。
・・・見てたらスピニングの取り込みの際に既にベイトロッドのティップがゴンゴンしてる状況も多々発生♪
群れで回遊するケンサキイカ。
群れが抜けたりレンジが変化した途端に反応が薄くなります。
その際の試行錯誤と素早いパターン発見が釣果(数)を大きく左右するファクターとなります。
最盛期、群れの規模が大きく常に船の周囲にイカがいる場合は・・・
俗にいう「入れ食い」状態となりますので様々なリグ・エギ・スッテ・アクションを駆使してライトケンサキを心行くまでご堪能下さい♪
今回はスッテやメタル系よりもエギ系に軍配アリといったカンジ。
スッテやメタル系でガンガン釣れる場合は非常に高活性であると判断出来るのですが今回はちょっと活性が低目の様子。
今回はスッテ等と比較して明らかにスローなアクションとなるエギ系の動きがケンサキさんの好みだったようです。
・・・とはいえメタル系をアクションさせた後のテンションフォールで抵抗がスッと抜ける「抜けアタリ」を感知して掛ける釣りも非常に楽しいっす♪
ブリーデンさんからは鉛スッテとエギが融合したようなサイズ・フォルムの
「エギマル2.5号過剰ディープ」が新たにリリースされます!!
(早ければ来週には入荷する予定です)
・・・これはヤバそう・・・
ライトなスピニングタックルでディープレンジを攻めるのに重宝するのは間違いないですね♪
発売開始の際は当然パゴスでも取り扱い致しますのでヨロシクです!!
・・・さて、商品紹介はこの位にして・・・
今回、加来氏が持ち込んでおられた1本のロッド。
それは「グラマーロックフィッシュ GRF-TR68ストレンジ」の2ピースバージョンのプロトモデル。
ライトケンサキの際、集魚灯に誘われてアジなどが船の周りを回遊してくるのが見える場合があります。
それを狙うのに持ち込まれたとのコト。
この場合、比較的サイズが良いので良いロッドテストになるそうです。
しかしながら今回はアジがほぼ不発状態・・・
それでもロッドを持ち出す加来氏。
ラインの先にはエギマルが・・・
既にイカ達は表層にまで浮いてくる個体もおりそのイカがヒット♪
軽快なドラグ音をさせてロッドがきれいな弧を描きます。
(写真ではロッドのベンドがほとんど見えませんがきれいに曲がっております)
その隣では白いブランクを手にしたボンバー石井氏。
ロッドは「グラマーロックフィッシュGRF-TR(白ブランク)」のガイド&グリップを自身でカスタムされたロッド。
白ブランク故にティップの変化を目で捉えて掛けるゲームが容易となり一時入れ食い状態に♪
また、加来氏の持ち込まれたプロトロッド同様にキレイな弧を描いております。
ボンバー石井氏とは一番離れた位置にいたワタシですがボンバー石井氏の声は終始ワタシの耳に届いております(笑)
尚、ライトケンサキではメバルロッドが意外とマッチします。
表記されているルアーウエイトは完全にミスマッチと言えますが基本的にバーチカルなゲームなので3号クラスのエギなどであれば全く問題ないと言っていいかと。
繊細さを持つロッド故に「1ハイ1ハイのバイトを感知しながら、尚且つ楽しみながら獲る」には最適だと今回の釣行では教えてもらいました。
次回はワタシもメバルロッドを1本忍ばせて・・・♪
今回の釣行では竿頭が60杯弱といったカンジ。
(因みにワタシはその半分でした♪)
船でのケンサキイカでは総じて数釣れるかどうかでその釣行の良し悪しを判断する傾向が非常に強いと思います。
確かにせっかく船に乗るのだから数釣りたいと思うのは普通の事ですし否定も一切しません。
・・・が、今回は数釣りよりも「釣りをいかに楽しむか」を皆さんに教えてもらったような気がします。
加来氏もボンバー石井氏も高原氏も終始「楽しむ釣り」を展開。
それは見ている側ですら自分が釣っているかのように楽しめる釣り。
その中に様々なテクニックや状況判断が加わっており実際の釣果にもしっかり結びついてる・・・
それはアングラーとしての視点から見ると非常に「ニクい」部分です(笑)
ワタシもブログ等を通して自分がやってる釣りの楽しさを伝えたいと常日頃から思っておりますが今回のように「見ていて楽しくなる釣り」を目の前で見る事が出来たのは釣果と同等以上の価値があったと思います。
ゲーム終盤ではワタシ、O氏、Y氏以外はサバゲーも展開。
数こそ決して多くないのですが丸々とした40cmクラスが釣れるし掛けるまではテクニカルな部分が見え隠れしておりゲーム性も抜群!
ケンサキは十分に確保しておられたのでメタルマルやメタルジグ等をセットして各自狙っておられました。
(サバは船中で5、6本釣れております。)
ゲームエンドは午後11時15分。
日曜の夜であり、皆さん翌日はお仕事なので早めの納竿です。
釣果は先程も言いましたがMAXで60杯弱。
ビッグパラソルサイズもおりませんでしたが終始皆さんご満悦。
・・・ただし、マーライオンを召還したO氏、Y氏、ワタシには暗黒の時間帯が存在しておりますが・・・
(ワタクシ、今回は奇跡的に「1マー」で終わっております♪)
飛沫さんでの初ライケンは大成功!!
加来氏からは「良い船を紹介してくれてありがとう」と言って頂き、次回の予約もして下さいました。
我々パゴスチームも今後はブルーランナーさんと予約状況を見ながら頻繁に利用させて頂きます♪
尚、今回はチャーターでの出港。
☆チャーター料金は¥50000です。
☆氷は無料で付いております。
☆今回は7名での乗船でしたが同じタックルセッティングによる手持ちオンリーでいけば10名くらいまでは何とかなりそうなカンジがします。
(それでもオマツリする確率が高くなりますのでその点にはご注意!!)
皆さん本当にお疲れ様でした!!
また機会がありましたらご一緒させて下さい♪
飛沫船長の菅野&前田氏もお疲れ様でした!!
朝から夕方まで八里方面での遊漁をした後のライトケンサキにもかかわらず本当にありがとうございました!
これから晩秋まで何かとお世話になりますのでヨロシクです!!
パゴスでは山陰ライトケンサキの乗船者を随時募集しております。
タチウオジギングや鯛ラバ等のタックルでも十分楽しむ事が出来ますし、今回はメバルタックルを持ち込んでも楽しめまる事も分かりましたので1本忍ばせるのも良いかと。
暑い日中を避けて涼しい夏の山陰沖で美味しいケンサキイカの重厚な引きを味わって下さいませ!!
詳しくはパゴススタッフまでお気軽に♪
何気に「今シーズンは1回行けばいいや」なんて思っておりましたがもう2度3度乗りたくなってきた・・・
ロックフィッシュゲームの合間に出港スケジュールとにらめっこして・・・
さて、次からは再び山陰ショアロックです!!