ロック&グルーパー2015シーズン「フォースロック・1stコンタクト」(バンダナ釣行記)

 2015年9月25日

バンダナです。

少し前のハナシになりますが9月13日に自身初となる『フォースロック(四国根魚釣行)』に行ってきました。
実家の釣友であり、エコギアプロスタッフでもあるセトコージさんの誘いで実現した釣行です。
場所は高知県の離島とだけ申し上げさせて頂きます。

内容につきましてはバンダナ個人ブログ「Practice makes perfect」をご覧下さいませ。
http://bandana0082.net/?p=702

この釣行は自身の根魚に対する見かたを大きく変えた釣行となりました。
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それはゲーム開始直後にセトコージさんが釣り上げたスジアラがもたらしたものです。

「ロックフィッシュ」という言葉にはカサゴ類やハタ類、ソイ類、人によってはメバルまでもが含まれていると思います。
しかしながら、それら全ての魚を一つの言葉でくくるにはあまりにも大きな違いがあります。
その為、カサゴなどの完全にボトムに定位する系統の根魚を「ロックフィッシュ」、比較的遊泳力のあるハタ系を「グルーパー」と称して分別するようになってきました。
メバルに関しては「メバル」と一種類を固定化して呼ぶ傾向が強まっています。

ワタシ自身も「ロック&グルーパーゲーム」と称してカサゴやアコウ(キジハタ)を主とする山陰エリアの根魚達と対峙して現在に至っています。
その中にはめったに釣れないものの「クエ」も含めていました。

ですが、スジアラなどの最大メートル級にまで成長する根魚を目の前にしてもう一つカテゴライズする必要があると確信しました。
そこでパゴスブログ及びバンダナブログでは暫定的にではありますが、アコウ(キジハタ)等の最大サイズが50cm前後なる根魚を今まで通りの「ロック&グルーパー」と称し、クエや今回捕獲されたスジアラなどの最大メートル級にまでなる根魚を「M級根魚」を称する事としました。

カテゴリが増えれば増える程に複雑になる為、可能な限り簡素化したいのが個人的な意見です。
でも、ロック&グルーパー専用ロッドで「M級根魚」と対峙するのは無謀に近いものであると強く感じました。
ワタシが開発に関与させて頂いた「アブ」「ゼナック」の根魚ロッドはランカークラスのアコウ(キジハタ)と対峙する事を念頭にしています。
それ故にかなりのパワーを持たせたロッドであると自負していますが、それでも超確率でM級根魚に瞬殺されてしまうでしょう。

それだけ強烈なインパクトをこのスジアラは我々に見せつけてきました。

今後、ワタシの釣行はM級根魚が潜むであろうエリアへも進出すると思います。
山陰にもクエは生息しているので既に進出していると考える事も出来ますし、実際に何度か獲る事に成功していますがまだまだ語れるレベルではありません。
また、今回のようなサイズがヒットした場合は何が何だかわからない内に切られて終わり・・・となるでしょう。

今回の釣行を経て、通常のタックルと共にもう一つ新たなタックルの必要性を強く感じています。
ただでさえ人数の少ないロック&グルーパー市場ですので更にコアに、マニアックになるM級根魚対応タックルの登場は無いと思います。
・・・が、ワタシと繋がりを持って下さったメーカーさんには何らかの形で打診し続けていきます。

ここまでM級根魚に関する事ばかりを挙げてきましたが、今回行ったエリアではアカハタやオオモンハタも釣れ、ロック&グルーパーゲームも大いに堪能できるエリアだと確信しました。
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少しずつ・・・でも確実にこれらのロック&グルーパー達を「釣り分け」する事が可能になっています。
釣って楽しく、食べて美味しい魚達であり、釣り方の解明が進むにつれより一層身近になる魚になる事必至です。

皆さんもご興味がありましたら是非トライしてみて下さい!!

ワタシ自身は今後もホームである島根・山陰エリアを中心に時には遠征を絡ませての根魚ゲームをお伝えしていきます。
その中ではワタシがテストさせて頂いている商品の話も多数出てくることになります。

今後ともよろしくお付き合いいただければ幸いです。