闇ヲ徘徊ス・・・其ノ十一「山陰のおおあじ」(バンダナ釣行記)

 2013年3月25日

バンダナです。

3月23日の夕方に山陰入りしておりました。
今回はそのまんま実家に帰省するつもり。
んで、先日良い感触だったアジをお土産に・・・とゆープランでの山陰入りです。

前回はPEラインと「ブリーデン・GRF-TR85PEスペシャル」でのゲームでしたが今回はフロロを巻いたリールと「ブリーデン・GRF-TR74エレクトロ」も持ち出しての二刀流でござる。
明るい内にポイントINしたんですが、ほぼ正面からの強風・・・
暗くなると風が落ちるのが分かっていたので強風に耐えながらフロロタックルで藻場やテトラ際をトレースするゲームを展開。

・・・超小メバル君やベラ星人ばかりでしたが(笑)

そして周囲が暗くなり始め「そろそろか?」と思うとほぼ同時にバイト!
7
25cmクラスのアジ君です♪
テトラの上では抜き上げたアジを受ける網が必須ですのでお忘れ無く!!

前回の釣行では「1スポット1匹」という単発傾向だったので素早くテトラを移動してチェックを再開します。

・・・が、今回は釣れませぬ・・・

小移動を繰り返し広くチェックするものの音沙汰ナシ。
「前回とは風向きが正反対なので回遊ルートが変化してるのかも?」と前回反応の無かった周辺に中移動してキャストするもアタらない・・・
頭上にはお月様が出ております。
外灯が全くない場所ですが月明かりのお陰でヘッドライト無しでもテトラをウロウロ出来る状況。
「このままダメだったら月のせいにして・・・」と考えながら再びスタート地点に戻ってキャスト。

そしたら直ぐに反応♪

回遊ルート自体に大きな変化はないものの超単発傾向にあったようです。
移動を止め、扇状にキャスト。
そしたらポッツリポッツリではあるもののアジ捕獲♪

予想通り風は暗くなった途端にピタリと止み、非常に釣りがしやすくなっております。
PEラインを使用した強めの釣り・・・よりもフロロラインを使ったフィネスな釣りで獲っていく戦法が有利と判断してPEスペシャルは封印。
1.4gジグヘッド単体でチェックを続けます。

そして、極小さなバイトを感知してフッキングに持ち込んだら今までとはワンランク上の引き!!
一瞬だけ大型メバルが脳裏をよぎったのですが直ぐにアジのファイトだと分かり鋭い突っ込みをいなしつつ寄せていきます。
そして最後はブチ抜いてタモにIN。
10
又長でも楽勝尺越えのグッドサイズゲット♪

11
「モンスーン BBイール(レッチリ)」が最高のパフォーマンスを見せてくれました♪
因みにアジの口が壊れてるのはブツ持ち写真撮影の際に超手間取ってしまったから・・・
bb_eel1plus1

9
前回よりも釣れない状況でしたが、この1匹が全てを「良かった」に変換してくれております♪

マズメ時は過ぎ去り、超単発から「何も無し」に変わり場所を転々と移動。
行く先々の港でアジの姿を拝む事が出来ておりますがドコも超単発・・・っつか1匹ずつってゆー・・・

因みにエリアは「益田~浜田」です。

東に西に走り回ってのアジ狙いは最終的に浜田港に舞台を移します。
外灯の影響があり、プランクトンが集まりそうなスポット、もしくは潮通しの良さそうな場所をチョイスしながらチェック。
そして、「モゾン」というバイトに反応してフッキングに持ち込んだら一気にドラグが滑り出す・・・
「多分シーバス」と思いつつもエラ洗いを一切せず下へ下へと突っ込み続けるファイトに「他のエモノかも?」と思ってみたり。
細フロロ故に時間を掛けてじっくりとやり取りします。
そして5分後・・・
6
やっぱりシーバスでした(笑)
今回は実家からのシーバス要請が無かった為、写真撮影の後にお帰り頂いております。

この時、午前3時を迎えようとしておりました。
2ケタいってないアジの他には小メバル君しか捕獲(全リリ)しておらずメバルが欲しい・・・
んで、実家(三次)に戻る事を考えたら大田方面でゲームエンドを迎えるのが良さそう・・・
寝ボケつつある脳内でそんな思考が生まれ一気に東へ大移動(迷走とも言う)

「そしてポイントを見誤ってしまうとゆー」

「朝マズメはココでキマリ!!」と思ってた場所は予想外にウネリがあって即移動。
次に入ったエリアは藻だらけになっててわけわかめ。
因みに頭上にあったハズのお月さんは既に大きく傾いて見えなくなっており周囲は漆黒の闇に包まれております。
月明かりがあれば藻のポケットをシューティングする事も出来たハズなのに。

そして世の中が白々し始めた頃にやっと藻に邪魔されないメバルスポットを発見!!
1分1秒が惜しいのでPEラインによるパワーゲームを展開。
4
・・・でもお持ち帰りサイズは3匹だけであとは延々と「釣ってはリリース」でございました。

5
朝マズメはBBイールのテールカットチューンが炸裂!!
やや遠めの沖向きではリーリングで白いメバルが、夜明けと共に目視出来た藻の際ではフォーリングで金色の小メバルがそれぞれ連発しております。

夜が完全に明けてからも藻際のメバルは活発にバイトしてきたんですが・・・全部リリースサイズなのでここでゲームエンド。

三次への帰り道にちょっとだけ「おなくなり」になってたら昼前になっておりましたが急いで帰る必要もなく・・・
のんびりとドライブしながらの実家帰省です。
3
「浜原ダム」
昔、実家の釣友達とバスフィッシングにハマってた頃によく行ってました。
皆アルミボートを持っててそれに載せてもらっての釣りでしたがオニのように釣れてました♪
あの頃は丁度「スラッゴー」が一世風靡してた頃・・・
最近は全然釣れないとのウワサでしたが、この日は2艇アルミボートが出ておりました。

国道375号は随分と道が良くなっておりあちこちで2車線化やトンネルによるショートカット等所要時間が大幅に短縮されております。
2
んで「旧道」は荒れ気味となり道の真ん中に石が鎮座してるワケ。
今回は旧道を選びながら帰っております。
最終的に石を道路からどかす動きを3回やらせて頂きました(笑)

三次に帰る頃には小腹が空いてきたので以前通っていたお好み焼き屋さんにIN。
12
「お好み焼・まっちゃん」

大きな地図で見る
気さくなおばちゃんが2人でお好み焼きを焼いてくれます。
現在、三次にもいろいろなお好み焼き屋が出来てますがあのおばちゃんが焼いてくれる限りココに来てしまうだろーなー。
13

・・・お好み焼きの見てくれは正直良くありません(笑)が、とても美味しくて三次にいた頃はとても良く通ってました。
ホント久し振りだったのですが変わらない味を堪能しつつおばちゃんと話をしつつ・・・の時間を過ごさせて頂きました。
尚、三次はカープソースの地元でまっちゃんでも当然のようにカープソースとなっておりまする。
三次でのんびりとお好み焼きを食べたい方は是非行ってみておくんなまし。

お腹も良い具合になった途端に猛烈に眠くなり、実家に戻ってバタンキュー。

今回の釣行はこんなカンジでございました。


実家で解体される前に最大アジを測ってみたら・・・
1
35チョイ切れ。
他のサイズも25~30cmクラスばかりでアベレージは結構良いです。
現在、浜田~益田方面で回遊しているのを確認しております。
大きな群れに遭遇できるかどうかは運的なモノが左右しそうですが、完全にホゲる事は「多分」無いと思いますので是非!!

尚、ワタシが↑のアジでホクホクしてた翌日、日曜の昼過ぎから釣友のセトコージさんが山陰入りして38cmを頭にアジをオニ爆しておりました。
何でも夕方の明るい時から釣れ始めたとのコト・・・
先に他のターゲットを狙ってたもののサビキ釣りの方がアジを釣り出したのを目撃してアジにシフト、そしたら明るいにも関わらずアジがボコったらしい。
14

相変わらず釣り過ぎです(爆)
ただ、これだけ爆釣してるにも関わらず飛び抜けたサイズが1匹だけとのコトでしたので大型を狙って獲るのは難しいのかも。
それでもメバルゲームと並行して狙うには最適のターゲットと言えます。
因みに「レイン・アジリンガー」「エコギア・グラスミノーSS」のような小さめのワームが効果抜群だったとのコト。
更に今回の爆釣劇はサビキの撒きエサでアジが足止めされてたせいかも・・・と言ってましたが、同じエリアでコイワシの群れも見たらしい。
イワシ着きのアジ・・・なんかヤバそうなフレーズです(笑)

メタルジグも一応用意しとこ♪


山陰エリアでも桜が開花し始め、海の様相も変化しつつあります。
それに伴ったターゲットの変遷が始まっております。
ワタシもシーズンの移ろいに取り残されないように・・・せっせと山陰に通おうかと思っております。

さて、次は・・・「アジのちメバル」やな♪