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公開オペ バスロッド→タチウオロッド編
2006年02月17日(金)


本店のバンダナです。ワタシがハマっているタチウオジギング(サーベリング)。今では専用のタックルが発売されて今年のフィッシングショーでも追加アイテムや新機種が多数出ておりました。

・・・でもお手持ちのバスロッドでも十分OKなの知ってました?

「表示ルアーウエイトが全然違う」って言われる事が多いのですがそれはキャスティングする時の話デス。落とすだけならほとんど問題ナシです。

ミディアムクラス以上のバスロッドなら十分サーベリングにイケてます。(クランキングロッドもイイですネ)

ただし、グリップの長さがちと問題アリ。

短すぎます。

実際に釣りしてみるとよく分かりますが、
「脇の下でグリップをホールド出来ないと手首にます」それはタチウオ独特の根ガカリのような引きが原因です。

そこで
「お手持ちのバスロッドのグリップ延長計画」をオススメします。今回、その工程を御紹介いたします。

登場人物
   改造職人 : 山下シャチョー
   写真撮影&文章 : バンダナ



今回の患者は「ゲーリーヤマモト」さんのバスロッド。
6フィート・ミディアムクラスのロッドです。



まずはコルクグリップを破壊!!
ただしプランクスには傷つけないよーに!!





次に残ったコルクかすと接着剤をナイフを使ってキレーに取っていきマス。
これまたブランクスを傷つけないよーに!!



キレーにスッポンポン状態です。
今回はグリップ延長ですのでブランクスはそのまんまデス。
このブランクスにカーボンパイプを挿入します。




延長する為のカーボンパイプとブランクスの径が違う場合はピッタリフィットさせる為、このようにコアテープを巻きます。
コアテープは間隔を空けて巻いて下サイ。





エポキシ系接着剤(以後エポ)を混ぜたらまんべんなく塗ってゆっくりと挿入・・・。


カーボンパイプの外径とEVA(コルク)グリップの内径は同じものを使います。今回、ちょっとスカスカ気味。こんな時はコアテープをクロスに巻いて補正して下サイ。密に巻かないとグリップがボコボコになりマス。ご注意!!グリップを挿す時にちょいキツいと感じるくらい巻いて下サイ。



次にエポをもう一度混ぜて全体に塗っていきマス。
これがローショ・・・潤滑油代わりになってグリップ挿入がスムーズに出来マス。
・・・今更ながら慣れた手つきです・・・。



EVA(コルク)グリップ挿入!!
ゆっくりとやさしくロッドとグリップを回転させながら・・・。



合体!!


・・・この後、バットキャップをエポにて接着します。
今回は患者さんの希望によりこの竿に元々ついていたバットキャップを移植しました。





ハミでたエポをウエスにしみ込ませた溶剤でふきふきします。
キレーに拭き取ってあげてください。



エポが完全に硬化するまで待って完成!!
新たな命が吹き込まれました・・・。



今回のオペに使用した道具たち。
あ、あと溶剤がありました。



今回のオペにかかった費用は材料・工賃含めて約¥5000也!!

モチロン、セパレートタイプにしたり各種パーツ(ワインディングチェックとか)を組み込む事も可。
自信のある方は自分で改造にチャレンジしてみてください。

自信の無い方、時間の無い方、改造依頼バンバン受付けます!!まずはご相談下さい。

公開オペ?ルビアス編
2005年12月24日(土)


お客様よりオーバーホールの依頼が入り、早速工具を取り出しオペ(メンテナンス)を開始。

 



【写真上部】
ラスペネ
(ベアリングに最適)¥1.575-(パゴス各店で販売中)

BC-9 (油落としの洗浄に!)¥1.575-(パゴス各店で販売中)

VGグリス (ギヤ&オープンベアリングに使う柔らかめのグリス)¥1.680-(パゴス各店で販売中)

万能グリス
(ガタツキが気になるギヤ部に使う固めのグリス)

【写真下部】
ドライバー(ネジ山を潰さない為に小・中・大と多数用意)

スパナ (ほとんど10~12mmの物が多いです)

千枚通し (リング外しに欠かせないアイテム)

後はピンセットや精密ドライバーなどがあればより細かな作業に便利です。







本日の患者さんは?

ダイワ出身のルビアス様

 

患者さんのカルテに目を通すと、毎日の様に釣行に出掛けかなり酷使されている様子。

どこか痛いとこ無いですか?

・・・・・・・・?

喋れないほど重症のようです!

①まずスプールとハンドルを外す

②ここからは細かい部品なども出てくるのでトレーを2,3個用意しておく

 

写真③のスプールメタル0リングを千枚通しで写真④のようにして外す。0リングはゴム製なので強引にやるのはNG!

0リングを外すとベアリング部分が外れます。次に写真⑤のスプールメタルピンを千枚通しで押し抜くて、ローターナットを外せばローターが外せます。

写真⑥の様に外した順に並べておくと、組む時に間違う心配無し!

 

次にインフィニット部分(ワンウェイクラッチ)のネジ3つを外し順番に並べておく

ボディーカバー写真⑨のネジは緩み止めが塗ってあり非常に固いのでナメ無いように注意!それと1本だけ短いので組む時にも注意!

カバーを外すとドライブギヤ、メインシャフト、ウォームシャフトが外れます。

 

それにしても内臓がかなりやられています!
年末で暴飲暴食が過ぎた様子?
 

BC-9で洗浄開始! シューッ!シューッ!! おーーっ!ビューティフル!

ベアリング写真⑬も洗浄してラスペネを注入!これまた回転スムーズに変身。

一通りキレイにして組み立て開始。ウォームシャフトのガタツキが気になるので少し固めのグリスを注入。

 


次にラインローラーを分解。ローラーリングを外さないとベアリングが外れない?千枚通しでは太すぎて中々外せない、渋々ドラえもんに頼んでみたら”どこでもプッシュピン”って何処にでも売ってありそうなプッシュピンが出てきた!

しかし、こいつがいい仕事をしてくれました。ありがとうドラえもん!

 

次にとっても大事なインフィニット部分の組み立て。この中にオイルやグリスなどが入るとストッパーが効かなくなり、逆転するリールになってしまうのでBC-9でキレイに油分を取り除く。前後のベアリングにはVGグリスを注入!ここもオイル系の物を使うと、水が浸入した場合にインフィニット部分にオイルが流れ込み逆転の原因になります。

最後にドラグの分解。ここも水が入るとドラグの滑り出しや効きが悪くなります。五角形のドラグリングを外して一枚ずつ取り外す。ウエスでキレイに油分を拭き取り、スタジオオーシャンマークのピュアテフロングリスSD02(ソフト)を薄く塗り出来上がり!

 

こいつは


凄いっ!

詳しくは↓

スタジオオーシャンマーク ピュアテフロングリス 



1時間余りのオペも無事成功!

患者さんは入院することもなく元気に海へと繰り出して行きました。
当店オーバーホールは

2.000円前後で受付しています。(リールの種類によって異なりますので、お気軽にスタッフにお問合せ下さい)