山陰ショアロックフィッシュ紀行・其ノ22「ソロ半島」(バンダナ釣行記)

 2012年10月11日

バンダナです。

10月6日・7日・8日とお休みを頂戴しており3日共に山陰入りしておりましたが今回は6日のお話でございまする。
残りのお話は後日させて頂きます。

ホントは6日は「休釣日」でのんびりするつもりでしたがベタ凪で連休終盤は荒れる予報だった為、日程を繰り上げての釣行です。
直前まで「浜田・益田エリア」でのゲームをプランニングしておりましたが「灯台に呼ばれた気がして」島根半島に行ってみる事に・・・
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場所は・・・言うまでもない「日御碕」っす。
ワタクシ、足しげく山陰に通っておりますが実は日御碕周辺での根魚ゲームは初めてだったりして・・・

日御碕灯台の駐車場に車を停め、せっせと準備して地磯にIN。
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パッと見で「ヤバそう・・・」と思ってしまう程のシチュエーション。
そして独特の地形。

少しでも荒れれば人を寄せ付けぬ荒々しい表情を見せるエリアですがこの日は平穏そのもの。
すっかり釣れた気分でゲームを展開したものの・・・

「何にも無し」

厳密に言うと足場の高いスポットでミニアコウさんがヒットして浮かせて姿を見た瞬間にポロリ。
以降はカサゴ氏らしきバイトがポツポツあっただけで周囲の地形を把握しただけに終わっております・・・

9時前まで灯台周辺でゲームを展開し「打ちひしがれて」場所移動。
次のエリアも凪の日しか入れない地磯で自身初となるエリア。
そして地磯に続く細道の入り口で・・・

「この先がけ崩れの為通行できません」

の看板を見てすごすごと撤退・・・

その後も気になるエリアを転戦するもカサゴ氏が少しだけ相手をしてくれたのみので本命からのシグナルは皆無。
切羽詰って「ココでダメなら魚はいません」的なエリアにIN。
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そしたら先程までに苦戦ぶりがウソのようにあっさりアコウさんヒット♪
サイズは小さめですが嬉しい・・・♪

これで一安心。
更に広範囲をチェックします。
そしてスイミングアクションに「ヌンっ!!」としたバイト。
リールの巻きがそのままフッキングになった感じで直ぐにロッドティップが叩かれ始めたので追いアワセを入れて寄せにかかります。
重量感は飛びっきり大きいサイズではありませんがそれでも良いサイズを予感させるだけの重さが・・・
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この日一番のサイズを捕獲♪
半島で獲ったアコウさんは全てコンディションが良く↑のアコウさんはもとよりその後捕獲する全てが良いファイトを見せてくれました!

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相変わらず品薄状態の「フィッシュアロー・フラッシュJシリーズ」
ワタシ自身、手持ちの在庫がすっかり寂しくなっており他のショップさんで通販までする状況です・・・
バスに強いショップさんではまだまだ取扱っておられる場合が多いので欲しい方はネットで探すのも手です。
スリンへッドも無いんだけど・・・こちらは売り切れのショップばかりです・・・

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下がりつつあったテンションはすっかり元に戻り、丁度その時に正午を伝えるサイレンが鳴り始めたのでこの地磯から撤退。

翌日も釣行を控えており早めの撤収・・・のつもりでしたが・・・

もう一つだけ気になる地磯がありその付近で停車。
高台の上から磯の状況を確かめて車に戻る途中、その地磯に続くであろう道を発見。
自身未到の地磯。
時間的には決して良いタイミングとは言えませんがせっかく凪いでいる事だし場所見を兼ねて1時間限定でチェックしてみる事に。

途中、急な斜面もありましたが所要時間は10分程度でまずまずの道程。
地磯自体も付近に浮島が点在した「いかにも」ってカンジの場所でした♪
因みにお客さんの「おきキヨ氏」がランカーを捕獲されたのは恐らくですが隣の地磯のハズ・・・
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左右のワンドはシャローフラットで藻場になっておりアオリが良さそうな雰囲気。
そのシャローから沖のディープに続くであろうカケアガリ、点在する浮島を中心にチェック開始。

そして答えは直ぐに「連続」で出ております・・・
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サイズはミニクラスですが、初めて入った地磯で直ぐに反応してくれるのはホントに嬉しいです♪

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「どのアコウさんもコンディションが良いな・・・」と思いながらフックを外してたらアコウさんの口からアジがポロリ。
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・・・こんなアジを喰ってるんだからコンディションが良いはずだ・・・と納得。
納得すると同時にスイミングアクションがバチっとハマっている事を確信。

最初のアコウさんからフックを外そうとした時・・・
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寄生虫が引っ付いていたのでプチっと外してからリリース。
(背びれ手前の黒い棒状のモノが寄生虫)
因みに人間さんには害はありませんので見つけたら指でプチっとしてからリリースしてやって下さい。
根魚・シーバス・フラットフィッシュ色々な魚に引っ付いてます。

2匹の本命とカサゴ氏少々を捕獲した時点で1時間になり撤収。
今度は午前中の良い時間帯にチェックしてみよう・・・
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行きは下りばかりで比較的ラクでしたが帰りは登りばかりで途中休憩しながら・・・
それでも結果が出てるだけに足取りは軽やかです(笑)

車まで戻って島根半島を後に。
多伎まで海岸端を通りそこから国道9号線に乗り大田方面に・・・
途中、睡魔に襲われ休憩を兼ねて近くの港へ。
・・・釣れそうやんけ。
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そう思ってポイっと投げたらカツっとヒット♪
サイズは小さくともアコウはアコウ。
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ヒットワームは「モリックス・RAシャッド3インチ」
フラッシュJシリーズ品薄の今、メインの座ににじり寄りつつあるワームです(笑)
実際にスイミングを見ればお分かりの通り非常に「釣れそうです」・・・もとい「釣れます♪」
ただし、耐久性に少々難があり↑のように一撃でお釈迦になる事も多々あります。
フラッシュJシリーズは高い耐久性とそのリアルフォルムがウリでありそれらを最重要視する際に多用、RAシャッドは動きを最重要視する際に多用しております。

RAシャッドは比較的安定供給されているのも嬉しい点です♪
ra_shad3_1megaton1

フックは「カルティバ・岩礁メガトンロック」一択といったカンジです。
ゲイブが狭いのでボリュームのあるワームには不向きですがシャッド系を多用するワタシのスタイルでは欠かす事の出来ないフックです!!
因みにRAシャッドには「#1」もしくは「#1/0」が適しております。
以前はRAシャッドに対して#1オンリーでしたがフッキングミスが連発した時にワームのフックスリット(フックポイントを隠す事が出来る背中の溝)を無視した#1/0を使ってみたら具合が良かったので状況に合わせてチョイスしてみて下さい。

「やらかしたか?」と思った灯台周辺はダメでしたが最終的には5本の本命を捕獲する事が出来、良いイメージを持った状態で翌日に持ち越す事が出来ました。
灯台周辺もいない理由を探すほうが難しく、実際にグッドサイズを獲った方も多いのでまた機会があればチェックしてみるつもり。

そして翌日7日はお客さんのY崎氏と共に山陰アコウ狙い。
竿を置いてガイドに徹する・・・ハズもなくY崎氏よりも一生懸命アコウを狙ってたりして(汗)

その時の模様はまた後日報告させて頂きます♪