山陰でヒラスズキを狙ってみた(バンダナ釣行記)

 2011年10月3日

バンダナです。

10月1・2日はお休みを頂戴しておりました。
んで、1日は浜田へ、2日は島根半島へ行っておりまする。

2日の島根半島は「月刊釣り画報さん」の取材。
地磯からのアコウ狙いが目的でございました。

地元記者さんと地元アングラーさんの協力もあり、非常にスムーズな取材になりました。
その事につきましては深く深く感謝いたします。
「本当にありがとうございました!!」

・・・んで、ワタシには最近降臨してきた「神様」がまだ離れておられなかったようで・・・

結果は・・・10月20日発売の「月刊釣り画報」をご覧下さいませ!!

chain1

1日のヒラスズキ狙いってのは単なる思いつき釣行。
9月25日にアコウを狙いに入った地磯でたまたま小さなサラシにキャストしたワームにアタックしてきたのがきっかけでございまする。

ロックフィッシュゲーム(以降RFゲーム)では荒天が天敵。
底荒れするレベルであれば完全にお手上げ状態になってしまいます。
行く前にそれが分かっているのであれば良いのですが、釣場に着いてから分かると非常にショック・・・

最近の天気予報はどうも信憑性に欠けるし・・・

そのRFゲームNGの荒天時に出来るゲームを考えた時にヒラスズキが頭に浮かんだワケでございまする。
・・・初春のメバルシーズン時にあれだけヒラセイゴが釣れるんだからどっかに親分がいるんぢゃないか・・・
そういった思惑もあるようなないような・・・

6時過ぎに地磯の入り口に到着しせっせと準備して進軍開始。

山道にはいる手前で年配の釣人が戻って来られたのでお話ししたトコロ、「真っ白になってて釣りにならん」とのコト。
「ワタシはルアーでスズキを狙いに行く」という旨の話をしたら、危ないスポットを教えて頂き何度も「気を付けろ」と・・・
その言葉に感謝しつつ地磯に入ってみれば予想以上の「真っ白」

右も左も分かっておりませんが取り合えず「ヒラスズキ=サラシ」という図式を頭にキャストを開始。

動画でみると非常に「良いカンジ」に見えるかもですが実際はオニのような状況。
時化の海を見るのが好きなワタシですが、釣りをするとなると恐怖のあまり躊躇してしまうレベル。
安全マージンを取りまくっておりワタシの立ち位置も海から15m以上離れて尚且つ非常に高い位置からキャストしております。
当然ながら足元までリーリングする事が出来ず、更に磯際にキャストする事も出来ない・・・そんな状況でございました。

・・・尚、「45秒あたり」のアワセは単なる演出です。こんな感じでヒットすればな~って・・・
・・・更に動画で自分を動画で見るとキャストフォームの酷さに軽くショックを受けてたりして・・・

外洋に向かってのキャストは意味ナシと判断して早々にワンド内側に移動。

磯際や時折外洋からやってくる大波がもたらすサラシの中をトレースしてると何かがミノーをひったくった!!
びっくりアワセを入れたら・・・エモノが飛んできてフックオフ。
その姿はメバルシーズンに何度も拝ませて頂いた「ヒラセイゴ君」
40cmも無いサイズでしたが「居る」というコトがワタシのカンフル剤になりキャストに熱がこもります♪

そして次にミノーに喰らい付いた黒い影はグッドサイズ!!
フッキングしてファイト開始。
・・・数秒後にエラ洗いした姿は・・・「マル」
磯マル/山陰地磯釣行
ちょっとだけガッカリではありましたが丸見えのバイトシーンで興奮し磯際のファイトで楽しませてもらいました♪

その後もヒラセイゴ君が2度3度アタックしてきたものの全て抜き上げの際にオートリリース。
んでもう一度だけグッドサイズがバイトしてきましたがコチラも「マル」でファイト中にさようなら。

翌日(島根半島での取材)の事もあり昼前に納竿して地磯を後に・・・
「初めから上手くいった験しが無い」とゆーのがワタシの釣りですがめげずに通い続ければ良いコトありそうな予感♪

地磯RFゲーム不可の天候になった時には磯ヒラ・磯マルを狙ってみるコトにします。
60cmを超える「おヒラ様」が獲れれば万々歳なんだけど・・・

朝メシを忘れる位にして地磯に入ったので帰りは腹ペコキャラに変貌。
「・・・そろそろ食い時か?」そう思いながらチェックしたら・・・
アケビ
アケビはまだ割れておりませぬ・・・

でも周囲をチェックしたら割れてるアケビ発見♪
食べごろアケビ
鳥がつつく前にワタシがつつかせて頂きました♪

すってんころりん
地磯INの前の山道では「すってんころりん」
ワタシはフェルトスパイク愛用者ですがフェルトスパイクはぬかるみエリアでは全く意味をなしませんのでご注意を!!

RFオンリーであれば荒天がおっくうになってしまいますが磯マル&ヒラ狙いが加われば荒天にがっかりする事もなくなりそう。
これで来シーズンもガッツリ楽しめますわ♪

しかしながら危険度が激上昇しますので行ってみようと思ってる方は普段以上に注意!!!!
単独でウロウロしてるワタシが言うのもナンですが複数釣行をオススメいたしまする。

朝夕の涼しさを感じる度にメバルシーズンが近くに来てる気がしておりますが今しばらく「凪アコウ・荒スズキ」でいってみようかと思っておりまする。
・・・尚、「山陰アコウ」は激アツです・・・

さて、次はドコにいこうか???